韓国が竹島を占領した時の日本の対応は？

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質問者：proygbv
質問日時：2012/08/17 00:13
回答数：5件

　竹島が騒がれているので、ちょっと調べてみたのですが、今は韓国が陣取っているそうです。

　そこで、どうしてそうなっちゃたのか、韓国が占領した時の日本の対応を探してみたのですが、なかなか見つかりません。（石原都知事は、「あんときゃどうしようもなかった」とおっしゃっていましたが...。）

　どなたか、当時の日本の対応をご存知の方、記述のあるサイトでも構いませんので、教えてください。

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回答 (5件)

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No.5

回答者： sudacyu
回答日時：2012/08/17 20:00

　気分で回答している例が多すぎますね。

外交問題を論じるなら、その当時のいきさつをきちんと調べなければなりません。

　竹島に対する韓国の実効支配開始前からの事情について、事実関係をはっきりさせておいた方が、この問題に対する理解が深まると思います。

１、韓国による実効支配の開始

　韓国が占拠し、実効支配を開始したとき、「日本にはそれを排除する海上戦力」が全くありませんでした。当時の韓国の独裁者である李承晩は、日本がアメリカからフリゲート艦１０隻を受け取ることが決まり海上戦力が復活するので、その前に駆け込み的に、竹島を占拠したようです。

　歴史的な経緯として
・１９４６年１１月３日、日本国憲法公布時・・・日本は米軍占領下。竹島もアメリカの管理下。アメリカは日本の再軍備を認めない方針。日本に海上戦力なし。

・１９５０年６月２５日、朝鮮戦争勃発
　→　アメリカが日本の再軍備化を認める方向に、政策変更。
　１９５０年８月１０日、警察予備隊令（後の陸上自衛隊）
　１９５１年９月８日、サンフランシスコ講和条約により、日本が国家主権を回復。日本が主権国家であ　　　　　　　　　　　る以上、日本が自分で日本領土を守らなければならない状況になる。
　１９５１年１０月１９日、アメリカより日本に対し、フリゲート艦１０隻の受け入れ態勢の整備指示。

・１９５２年１月１８日、李承晩ライン設定、竹島の軍事支配開始。

・１９５２年４月２６日、警備隊（のちの海上自衛隊）発足。アメリカから受け入れた海上戦力の受け入れ開始。
・１９５３年７月２７日、朝鮮戦争休戦協定締結

　憲法公布時と朝鮮戦争勃発時で、アメリカの対日軍事政策が大きく変更になり、アメリカ軍首脳からは、軍備放棄を明記した憲法を日本に持たせたのは『間違いであった』との発言がなされています。

２、朝鮮戦争休戦協定発効後
　日本が韓国と戦うと、韓国が中国をバックにした北朝鮮に占領されてしまう可能性が大きく（朝鮮戦争の軍需物資調達補給・兵器のメンテナンス・米軍兵士の休養は日本で行われました。日本という巨大な補給基地がなければ、朝鮮半島は、北朝鮮による統一国家となっていました。また、この戦争による膨大な軍事特需によって、日本経済は復興しました。）
　
　竹島でもめる程度のトラブルと、北朝鮮が朝鮮半島をすべてを北朝鮮が支配する状況とを比べた場合、日本の安全という観点から見れば、竹島でもめたままの方がはるかにましだという状態でした。
　だからこそ、韓国の独裁者、李承晩は、アメリカ・日本の機嫌を損ねても、大事にはならないと読んで、竹島に手を出したのです。
　独裁者は、国民の人気を買うことが第一優先です。日本の領土を占拠したことで、李承晩は、国民・軍の支持を強固にすることができました。

３、冷戦終了後は・・・
　韓国は中国・アメリカに次いで、日本の貿易相手国第３位です。また貿易額に対する利益率は、中国やアメリカ相手よりもはるかに大きく、日本が年間２～３兆円儲けています。この儲けは、日本の大企業の懐に入ります。
　竹島の実効支配を力で取り戻したとして、利益になるかどうか。日本の軍事費負担が急増して、財政大赤字の現状では、経済崩壊（アメリカは、イラクと事を構えた結果、現在の世界バブル崩壊を招き、その余波は未だにヨーロッパ経済を揺さぶっています。）となる可能性さえ生まれ、多数の大企業の倒産に至ります。
少なくとも国民に対する大増税は避けられません。
　また、韓国の軍事力が低下すれば、北朝鮮の脅威が大きくなります。北朝鮮よりは韓国の方がまだましといえます。

　日本政府はを動かすのは、自民党か民主党であるわけですが、自民党は財界＝大企業の経営陣によって支えられており、民主党は連合＝大企業の労働組合によって支えられています。

　つまり、自民党も民主党も大企業の利益を守る政党ですから、韓国相手の大儲けをなくすような行動はとれません。ですから、自民党政権は『何もしない。手を出さない。』と、強固に決めて対応してきました。自民党政権から政権を引き継いだ民主党も、同じ政策を引き継いでいます。

　このような日本の方針に対して、韓国は竹島に利益を見ているのではなく、竹島を確保する姿勢を取らないと、政権が崩壊するからで、大統領の人気取りです。
　実質的に、韓国政治における重要度から見ると、外交問題としての比重は極めて軽く、内政面での影響が極めて大きいという点で、実質的に内政問題なのです。

４、日本・韓国が特殊なのではない。
　防衛組織が一体化している、アメリカとカナダの間でも、ＥＥＺの線引き問題が起きていて、現在も紛争が解決していません。また、航路についても、もめています。
　経済関係が緊密化した隣国との、領土問題やＥＥＺについては、政治的意味が低下するまで、現状維持でしょうか。

http://www.dur.ac.uk/resources/ibru/arctic.pdf
　黄緑色の部分がアメリカとカナダのＥＥＺ紛争海域
　アメリカのごり押しのような感じがする。

北西航路の環境問題と主権論争
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E8%A5%BF% …
　一番最後の章

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No.4

回答者： zep19
回答日時：2012/08/17 01:38

韓国が竹島を占領するきっかけだったのかわかりかねますが

戦後、日本がベルリンオリンピックで優勝したマラソンランナーの孫基禎選手を日本の選手として日の丸をユニホームに着けた切手を発行

これに日本から独立してまだ浅く反日感情が極めて強い時代、孫選手を民族の英雄としていた韓国民を大いに憤慨させ
報復に竹島を図柄として自国領とした切手を韓国が発行した
というエピソードがあったことはどこかで見た覚えがあります

1954年韓国軍が竹島を占領後、日本政府は海上保安庁の巡視船を竹島に派遣したが、韓国軍に威嚇発砲され逃げ帰り
韓国側で何もできず、ただただあわてふためいて逃げ帰った日本の行動を嘲笑する報道がされた
ということもどこかで見た覚えがあります

かなり記憶が曖昧なので細部に間違えがあるかも知れませんが

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No.3

回答者： shin1417
回答日時：2012/08/17 01:12

あの当時の日本はアメリカの軍事占領下に置かれていた為、独立国としての行動が全く取れない時代でした。

軍事力は解体されてゼロ。
敗戦国として、国際的な発言力もゼロ。
ついでに食料もゼロに近い状態で、日本中が飢え死に寸前の状態。
人間で言えば、あの時代の日本は瀕死の状態で寝込んでいた時代です。
だから外国から何をされても、何も抵抗できない、やられ放題の時期でした。

アメリカがしっかりしてくれれば良かったのですが、アメリカにとっちゃあんなちっぽけな島は日本の領土でも韓国の領土でも
どっちでも良い、アメリカの国益には全く関係の無い事ですから、ほっとかれたのです。
一応、アメリカはあの島（竹島）は日本の領土って事になってるぞ、っと、韓国に警告しましたが、韓国が「いいや、うちの領土だ！」と言い張った為、アメリカはそれを放置しました。

竹島問題って、現在は日韓の問題になっていますが、本当はアメリカの占領政策のいい加減さが原因なのですよ。