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前後もあった方が良いでしょうから長く書きます。

男子は隠然として多妻の風を生じ、
女も亦従つて我が夫(つま)ならむ夫(つま)を
重ねる等の事漸くしげくなり

判らないのは2行目の「我が夫(つま)ならむ夫(つま)を」
()内はふりがなで「夫」に「つま」とふられています。

嫁ぐ娘に送った書簡で浮気の原因が書かれいて上の文章に続きます。

どの様な意味になるのか教えて下さい。

A 回答 (4件)

夫【つま】とは配偶者を指すことばで、現在の夫【おっと】にも妻【つま】にも対応することばです。

ですから、「夫ならぬ夫」とは、配偶者ではない相手、つまり、「浮気相手」を指すのでしょう。

男は隠れながらも複数の女性と関係を持ち、
女もまたしたがって、相手と浮気を
重ねることがだんだんと頻繁になっていった

こんな意味ではないでしょうか。
「浮気相手」が男のことを示しているのか、女のことを示すのがが、私では判然としないのですが、それはテキストの流れから判断できるのかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

前段が短すぎたようです。
この前の概略は「夫婦間の営みは古くは古事記に出て来る諾冊二尊の話しにあるように公明に行われていた~略~時代が下りるに従い意味嫌い隠す風潮になったが隠すことにより表面を取り繕う関係になり遂に男は隠れて~~~」
大雑把ですがそんな流れです。

>>「浮気相手」が男のことを示しているのか、女のことを示すのがが、私では判然としないのですが、そ>>れはテキストの流れから判断できるのかもしれません。

最初は夫のことだと思いましたが、指摘されて読み返すと妻とも取れなくはないなと・・・

決め手は明治憲法下なので浮気は姦通罪になります。
多妻は浮気ではなく妾を持つといいたいのだと。(妾は未婚の女性でしょうから姦通罪にならない)
女は浮気をすれば離婚だけでは済まないリスクがあるので

「夫なのに夫ではない関係を重ねる~」
どでしょうか?

お礼日時:2012/08/22 00:14

(文章を長く書けばよいのでしょうが閨房のことを書いたものなので)(時代背景としては、明治39年に書かれたものです)(砕けた言い方をすると夜の教科書。

内容はどうやら閨房のことで終始しています。女子修身などは二の次と言った具合に書かれています)
『男子は隠然として多妻の風を生じ、女も亦従つて我が夫ならむ夫を重ねる等の事漸くしげくなり』
この前の概略は「夫婦間の営みは古くは古事記に出て来る諾冊二尊の話しにあるように公明に行われていた~略~時代が下りるに従い意味嫌い隠す風潮になったが隠すことにより表面を取り繕う関係になり遂に男は隠れて~~~」大雑把ですがそんな流れです。
 
=== とてもいい加減な理解 ===
大昔の男女は性的にはおおっぴらにやっていた。大昔は、あたるを幸いというか、これぞという相手がいれば、どんどんやったんだ。
時代が下がるにつれて表面を取り繕うようになった。
結婚しているとか、夫婦だとか、貞節とかそんなことを問題にするようになった。
そうなってしまっては、(問題にならないよう、表面を取り繕わなくて済むようにするために)気に入った相手が見つかったときには、こっそりやるっきゃなくなった。
男は、隠れていい女とやる。 女だって、隠れていい男とやる。 
それを男の場合「多妻を隠然と持つ」という。 それを女の場合「夫ならむ夫を重ねる(正式には夫でない夫を重ねて持つor我が夫(性の相手)を重ねてもつ=多夫をもつ)」という。
隠れてやるか、おおぴらにやるかという違いはあるけれど、大昔も今も、男女はそういうもの
============
妻ならむ妻を重ね、夫ならむ夫を重ね、
「む」は助動詞「ん」の表記なのでしょう。「ん」は「ぬ」と同じで、(~でない)の意味でしょう。
「つま」の漢字表記は「夫」「妻」の二種類があります。意味は、自分とは異なる性のパートナーということです。古事記のころから「わがつま」「愛夫」などの使い方をします。
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 わかりやすく、今風にいうと「ダブル不倫」でしょうかねぇ。



(1) 私の知識には「む」が否定になる事例はありませんので、「む」が障碍になるのですが、「ぬ」の誤字とでも考えないと意味が不明ですし、嫁に行く娘に与える訓戒としても意味をなしません。

(2) また、"む"を優先して訳すと、婚前交渉頻発の風潮を書いたと取れなくもないですが、婚前交渉は浮気とは結び付きません。

(3) いまは使いませんが、「つまがさね」という言葉がありました。漢字で書くと「夫重ね」です。

 「夫のいる女が、ほかの男と情を通じる(性的な関係を結ぶ)こと」です。「既婚の女」であることが重要です。

 「強敵」と書いて、「とも」とルビを振るのと一緒で、わざわざ「夫」という字に「つま」というルビを振っているのは、「この言葉を思い出せ」という意味と思われます。

 で、「む」は「ぬ」の誤記だと考えるとすべてがすんなり理解できますので、誤記説に立つことにしました。「む」が否定に使われる事例があればうれしいのですが。


 で、訳は、

 女もまた、それゆえ、自分の夫ではない男と情を通じるなどのことが、だんだん、頻繁になってきました


 娘に訓戒を与えた意味

 こんな風潮だ(自分たちもそうなってしまった?)けども、おまえはそんな女になってはいけないよ、という趣旨か。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

質問の補足が逆に違う方向へ誘導してしまったようです。
時代背景としては、明治39年に書かれたものです。夫が妾を作る時代と私は理解してます。
娘に与えた訓戒と云うよりは、砕けた言い方をすると夜の教科書。
内容はどうやら閨房のことで終始しています。女子修身などは二の次と言った具合に書かれています。
当時としては著名は女性と言うここともあり世に残ったのだと思います。

また、私が持っている本は昭和19年に発刊?されたものでオリジナルのコピーではありません。
ルビもその際に振られたものの筈です。
転記ミス(或いはもともとの誤記か?)もありますが、辞書によると良く誤用される漢字と
あるので、流石に、100年後の今の人より、40年後の戦中の人の方がずっと意味を理解して
写本したでしょうから間違いは少ないと思っています。

折角意味を考えて頂いたのですが内容が合いません。
お手数をお掛けしました。

お礼日時:2012/08/21 23:28

No.1 の回答にやや疑問があります。




> 「夫ならぬ夫」とは、配偶者ではない相手

「ならぬ」とは質問の文章には書いてないのではありまえんか? 私の目には「ならむ」と書いてあるようにしか見えません。「ならぬ」なら今の日本語にすれば「ではない」と解釈できるのかもしれませんが、「ならむ」ですから別の意味に思えます。私がすぐに思い出したのは「~らむ」です。

憶良らは今は罷らむ 子泣くらむ それその母も 我を待つらむそ(万葉集)

有名な山上憶良の和歌ですね。この「~らむ」は「~しよう」とか「~だろう」の意味です。私は「ならむ」とは「なるらむ」であり「~にしよう」「~になるだろう」という意味ではないかと考えます。

じゃあ 「夫ならむ夫」ってどういうことだと問われると、自信を持って返答できないのが辛いところ。夫(つま)が男女を問わず配偶者を指すことは間違いではないでしょう、もっといえば婚姻に関係なく「愛する人」「ダーリン」「スイートハート」等々という解釈がいいかなと思います。それらをうけて「我が夫ならむ」までなら、「(この人を)私のダーリンにしよう」という意味ではないかと。 でもそうすると「夫」がひとつ余っちゃうんですよねー。

ここから先はまったく自信がない当てずっぽうですけれども、「ならむ」がひとつぶん省略されているのではないか、と。「我が夫ならむ夫ならむ」で「今回はこの人をマイダーリンにしちゃおう、次はあの人をマイダーリンにしちゃおう」というような意味じゃないかと想像します。誰かエライ人の正解を待ちます。

参考URL:http://www.sakurano.co.jp/entertainment/kadan/Lo …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
残念ながらご指摘の点は、文章の流れから思うに当てはまりません。
否定で間違いないと思われます。

文章を長く書けばよいのでしょうが閨房のことを書いたものなので
一つ間違うと猥褻と取らそうなので悪しからず。

お礼日時:2012/08/21 22:34

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