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アルカリマンガン電池には、現在は水銀使用がされていないということですが、
乾電池の原料に使用されている鉱物には元々少量の水銀が含まれていたり、また
輸入乾電池については水銀が含まれていると思われます。

産廃業者に廃乾電池の処分を依頼するのですが、上記の理由で水銀が搬出されるので
特別管理産業廃棄物になると思ったのですが、普通の産業廃棄物扱いです。

ご教授宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

お返事有難うございます。


野村興産のHPのリサイクルシステムを確認してきました。
おそらく、技術としては可能であるということかと推測します。
水銀リサイクルと合わせて、ZnやMnの記述がありましたが
ZnやMnは単価が非常に安く、ロータリーキルンで焼成したり
精製したりして再生インゴットを造るコストを考えると
高純度の製品を輸入した方がはるかに安いのです。
はたして本当に亜鉛やマンガンのような安い金属を再生しているのか、疑問です。

また、規制の厳しい水銀を含有している輸入電池があったとして
その廃電池を集めたところでどのくらいの水銀が精製できるでしょう?
水銀を含む廃電池自体が極少なのに?

私は非鉄関連の会社に勤めておりますが、水銀ほど需要のない金属も珍しいと思っています。
(人体への毒性が強すぎて使用するユーザーがいない、商売として成り立たない)

廃電池でリサイクルシステムが商業として確立しているのは
比較的単価の高いコバルトとニッケルだけ、といっても過言ではありません。
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この回答へのお礼

とても勉強になりました★詳しいご説明をどうもありがとうございます。
感謝いたします!!!

お礼日時:2012/08/30 12:03

 >乾電池の原料に使用されている鉱物には元々少量の水銀が含まれていたり、


1992年以降のものには、水銀を含まないとされているので、問題ないと思います。

 >また輸入乾電池については水銀が含まれていると思われます。
もし含まれているとしても、どれだけ含まれているかは製造者でないと分からないと思います。
その為、製造者を特定し、回答を得る必要があります。
ただ、産廃処理業者であればそういった情報は得ている事もありますので、処理業者へ質問されてみてはどうでしょうか?

乾電池は、輸入製品であっても家庭ごみとしても処理されていますので、処理業者に問い合わせるのが早いかと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます!

お礼日時:2012/08/30 12:02

鉱物には有害元素が微量ながら含まれていますが


マンガン乾電池の原料は酸化マンガン主体ですので
酸化マンガン中の有害元素を分析したところで
水銀の含有量は0.0001%以下かと思います。
その原料を用いて作られた乾電池がそれを上回る水銀を含有する訳ありません。

バーゼル条約で廃棄物の輸出入が制限される水銀の含有量は0.1%以上、溶出量は0.01%以上です。
この数値も微量ですが、マンガン乾電池中の水銀量ははるかに微量です。

輸入乾電池に水銀が含まれているとのことですが
世界的にPb、As、Hg、Cr6+、Se、Cdは使用制限物質として認知されています。
人体に有害な水銀をわざわざ電池に入れるでしょうか?
あの中国でさえ有害元素は厳格に分析しています。
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この回答へのお礼

詳しいご説明をどうもありがとうございます。
廃乾電池の処分で有名な野村興産さんのHPをみると焙焼工程から水銀を得ることをしていますし、他のHPからでも輸入乾電池の水銀について結構書かれていたので、その情報を信じておりました。
再度、勉強し直します。

お礼日時:2012/08/29 11:52

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