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知的障害者のケアホームの世話人をしています。
利用者の他傷行為の対応について皆さんの意見を伺いたく投稿させて頂きました。
特定の人にのみ向かっていく方、人は選ばずイライラを人を叩くという行為で表してしまう
方、「ポン」と背中を叩くような行為から爪を立て髪の毛をわしづかみにするような行為と様々です。
ホーム長は「いかなる他傷行為があっても当事者に謝らすという対応はしてはいけない、当人は悪気があって叩いているのではない、叩かれた相手には他傷行為を防げなかったスタッフが謝るべき。他傷行為を起こさない環境作りをホーム職員が作っていかなくてはならない」という方針です。
確かに他傷行為をした利用者にスタッフが「どうしてこんな事するんですか、○○さんに謝って下さい」と叱ると「ごめんなさい」と当事者は言いますが、本当に悪いと思って謝っているわけではないのは見ていてもわかりますし、その後反省して他傷行為がなくなるわけでもなく、謝らせる意味があるのだろうか・・・と感じます。
しかし、スタッフのほとんどが「人を叩くという事はいかなる場合でも良い事ではない」「悪気はないというが、目で追って叩きにいく行為は理不尽に感じる」等、「謝ってもらう事はやめて行きましょう」という提案を受け入れてもらえません。
実際、現場で支援に入っている時に他傷行為の場面に自分自身もいると、謝ってもらう事に意味はないと思いながらも、叩いた利用者に何も注意しないで終わらすというのも違うような・・・とも感じてしまいます。
ホーム長からの指示、ヘルパーからの反対意見の間でどちらの意見も間違っていないような・・・と結論をだせずにいます。

ご意見、アドバイス、お願い致します。

A 回答 (1件)

「いかなる他傷行為があっても当事者に謝らすという対応はしてはいけない、当人は悪気があって叩いているのではない、叩かれた相手には他傷行為を防げなかったスタッフが謝るべき。

他傷行為を起こさない環境作りをホーム職員が作っていかなくてはならない」

大変素晴らしいホーム長さんだと思います。特に「他傷行為を起こさない環境作りをホーム職員が作っていかなくてはならない」というのが知的障害者をお相手とする仕事の根幹ではないでしょうか。ただ一つ気になるのは「いかなる他傷行為があっても当事者に謝らすという対応はしてはいけない」の部分です。そもそも当事者には「悪気があって叩いているのではない」とホーム長自らおっしゃっているように悪気はないはずです。(稀に悪気がある方もおみえになると思いますが。)ゆえに、善悪、善し悪しの区別を学ぶ機会を人生経験として得られなかったことが原因であるといえます。ホーム長の「謝らすという対応はしてはいけない」との意見はその学びの機会を奪ってしまう結果につながりやすいと思います。仮に知的障害があったとして認知度や理解度に乏しくともルーティーンを覚えてただき他傷行為の軽減ができるのではないでしょうか。なので私ならば、当事者とスタッフが被害者に共に謝る。がいいように思います。ホーム長がおっしゃる環境整備のなかにはいわゆる設備だけでない、雰囲気やスタッフの対応、スタッフが異常を早期発見できるかの能力、場面の転換等いろいろ含まれているはずです。一度、現状のホーム内を冷静にみれば「このスタッフがいる時には他傷行為がない」「このスタッフがいる時に起こりやすい」「この利用者さん同士は相性が良くない(状況の把握は必要)」「他傷行為の前触れ」「他傷行為の原因や起因」がわかるはずです。「ホーム長からの指示、ヘルパーからの反対意見の間でどちらの意見も間違っていないような・・・と結論をだせずにいます。」と嘆くのではなく、お互いの主張の正当性を吟味し、双方の良い部分を抽出し新たな対応策を練っていく必要があると思います。なかなか双方の主張が交わることは難しいですが、利用者さんのために是非解決してください。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます。
何度も読み返しました。
日々の課題に「これが正解」というものが無いため、悩む事、意見が対立する事が
多いのですが、これからも皆で話し合い「利用者が地域の中で活き活きと生活出来る環境作り」を
考えて行こうと思います。

お礼日時:2012/10/11 22:55

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