プロが教えるわが家の防犯対策術!

近年鉄道会社で球団を持っているのは西武と阪神だけです。昔は東急(現日本ハム)・近鉄・南海(現ソフトバンク)・阪急(現オリックス)・西鉄(現西武)・国鉄(現ヤクルト)といった鉄道会社ばかりが保有していたことがありました。現在となっては上記の2社だけです。今のご時勢鉄道会社はもう球界に参入できないのでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

参入できないというより、する意味がないという感じでしょうか。



日本でのプロ球団保有のメリットは、せいぜい社名の露出増加による知名度の上昇くらいです。
要するに広告宣伝費の代わりなわけで、鉄道会社に限らず、いまどき年間数十億円という額を使ってそれなりの見返りがある企業はあまりありません。
西武と阪神は球場が自前で、球場までのアクセスに自社路線を使わせるというメリットがあるので、辛うじて持っている状態です。
今から鉄道会社が球団を保有するなら西武や阪神と同じやり方でメリットを創出するほかないので、参入障壁はさらに高いでしょうね。

ちなみに、2004年の球界再編騒ぎの頃に西武も身売り先を探していたようですが、売却額が高い上に「西武ドームの使用の維持」を条件に挙げていて誰も乗ってこなかったという話を聞いたことがあります。
    • good
    • 0

旧国鉄やJR貨物など一部の例外を除いて、日本の全ての鉄道会社にあてはまることがあります。

それは、本業(鉄道)の営業エリアが必ず地域限定になるということです。

ある程度の企業なら、小売業でもサービス業でもメーカーでも商社でもどんな業種でも、企業の持続的な発展のために事業エリアを拡大しようとします。地方創業の会社が東京へ進出するとか、逆に地方に支社を作るとか、あるいは海外へ進出するとか。ところが鉄道業では現実的にそれができないのが大きな特徴です。

しかしその代わり、主要な鉄道会社は副業で全国展開をしようとすることが多いです。旅行業、流通・小売、レジャー・ホテル・不動産開発など。そしてそれが、鉄道会社の収益の柱にもなっていました。

ただ本業が地域限定なのに副業を全国展開しようとしても、最初はなかなか難しいものです。地元では有名でも沿線から離れれば知名度がない。イメージもブランド力もつかない。そういう意味では、プロ野球というのは日本中の人が見ますから抜群の広告宣伝効果があります。そこにかつての鉄道会社は目を付けたのでしょう。

しかも都合のいいことに、プロ野球には「本拠地」というものがあります。本拠地を沿線地元にすれば沿線の知名度向上やイメージアップにつながりますし観戦客輸送も見込める。単なる広告宣伝ならテレビCMでもいいわけですが、プロ野球にはこういったメリットがあるから鉄道会社にはうってつけでした。「沿線地元」を足がかりとして全国で副業を展開しようとする鉄道会社と、「本拠地」を設けたうえで全国で試合を展開するプロ野球。事業モデルとしてどこか似ていなくもないと感じるのですがいかがでしょうか。

ところで今となっては、経済情勢が変わりましたから沿線外のレジャー事業などへ新規に積極投資しようという鉄道会社はまずありませんし、まして知名度やブランド力を武器に、という時代でもなくなったように思います。鉄道会社の経営形態も時代とともに変わっていきますし、一方でプロ野球の位置づけも変わっていくのではないでしょうか。
    • good
    • 0

近鉄、阪急、南海はいずれも沿線に自前の球場を持っていました。


近鉄の場合は藤井寺球場、阪急の場合は西宮球場、南海の場合は大阪球場と中百舌鳥球場です。
しかし、観客が来ず赤字続きになっていたことや球場の用地を再開発することなどを理由に中百舌鳥球場以外の三球場は球団の身売りや合併後に閉鎖されてしまいました。

こういった理由があるため、鉄道会社としての参入はJRグループだとしても無理だと思います。
    • good
    • 0

 現在の鉄道会社は鉄道事業だけで成り立っている企業ではなく、デベロッパーを筆頭に百貨店などの小売業などの多角的な経営によって成り立っているグループ企業です。

鉄道経営だけならば観客を球場に運ぶだけで完結してしまうほどの企業経営であり、球団を持つメリットもありません。
 日本のスポーツ(プロアマを問わず)では経営主体からみれば、単なる企業の広告塔として宣伝効果をもたらす程度の認識しかありません。
 東京ドームと至近の位置を走る私鉄会社は東京メトロですが、東京メトロからすれば「別に球団経営に参画する」必要性は別にありません。都心部を縦横に走る路線を利用する乗降客の殆どが通勤通学に利用することで安定した収益を得ることができているからです。
 これに対し、傘下に収める球団の成績か思わしくなければ、そこから目論見に見合うだけの収益を期待することもままならなくなることは、グループ全体としての減収を意味することとなり、最終的には近鉄の様に球団を売却する形ともなり、そこでプレーする従業員としての選手やスタッフの生計を維持することも難しくなります。逆に親会社の経営不振から球団経営を諦めざるを得ないケースもあります。
    • good
    • 0

万年赤字の球団経営なんか、誰もしたがらんでしょう。



球団持てるほどの鉄道会社が既に大手として一定の地位と歴史を築いてる会社ばかりですし。

成長真っ只中なら色々大赤字でも持つメリットはあったのかもしれませんが、
一定の地位と規模を築き上げてしまった現在で大赤字こいてまでやる必要はないのでは。

首都圏や関西圏の鉄道会社はプロ野球に頼らなくても乗客はいるし、
西鉄だってヤフードームへの旅客輸送で十分儲けられますからね。
    • good
    • 0

鉄道会社のプロ野球新規参入は無理でしょう。



少子高齢化でどこも利用者の減少傾向にありますし、
バブル崩壊前は沿線開発で潤っていましたが、今はそれも難しいです。
最近ソフトバンクがヤフードームを買収しましたが、
それまでは阪神と西武だけが自前でホーム球場を持ってなかったので、
球場使用料だけども莫大な出費になってました。
自前なら試合がないときは貸し出して収益も得られます。

数年前阪神と阪急が合併しましたが、現実には阪神が阪急傘下になりました。
「阪急タイガース」にならなくて一安心ですが(笑)
西武も2004年に日本一になった年に、身売り先を探してたくらいです。
鉄道会社はどこも球団を持つほどの余裕はないですよ。
    • good
    • 0

鉄道会社に限らず、今のNPBはスポンサー探しに躍起になっているのが現状です。


正直、球団運営でメリットがあるのならば、立候補するスポンサーはたくさん
あります。しかし、現状はどうではない。ただ、それだけの話です。

人材流出、観客減による収益減少は、今やプロ野球そのものが抱える問題です。
    • good
    • 0

 無理ですね。


 建前では新規参入出来るようにはしてますが、絶対に難癖つけて入れません(2球団同時に作らないとリーグ戦が不公平になるって、屁理屈を真っ先に挙げてくれます)
 プロ野球関わる人間の全てが難癖つけて新規参入ゆるしません。

 球団はチームが増えて自分たちの取り分が減るから拒否。
 選手は球団のこの理由で年俸減らされるから拒否。
 ファンは球団増えたら覚えられないから拒否です。

 つまり球団や選手は努力せずに現状を維持するのか楽って事。
 ファンは好きな事なら自然と覚えれるはずなのに、自分たちが頭も物覚えも悪いって自ら公言するのが笑えます。

 プロ野球出来てから何十年たってます? 12球団でやるようになってからに球団増えました?
 本気で野球の発展願ってるようなら増やしてるはずでしょ?
    • good
    • 0

名鉄が参入申請しようとしましたが取締役会で否決されました

    • good
    • 0

少子高齢化の進行に伴って今の鉄道会社はほとんどが乗客減に苦しんでいます。


特に関西の各私鉄は全盛期の平成初めころ(バブルのころですね)の70~80%
にまで乗客が落ち込んでいます。しかし、施設自体を小さくするわけにもいかないので
どうやってお客さんに乗っていただくか、各社思案算段しています。
沿線全体を総合生活文化圏として多角化で乗客の確保と収入増を図るしかないわけです。
ということで、乗客確保策の一環で球団経営に再び乗り出す可能性は十分あると思います。
横浜では京浜急行と相模鉄道と横浜の老舗会社などで共同経営する話がかなり具体化したのですが
少しでも赤字を解消したいTBSと金額面で折り合いがつかず、ベイスターズの取得がかないませんでした。
現状では鉄道技術を海外に売り込んで利益を確保しようという傾向にあるようですが
そこまで明確なビジョンを会社の企画サイドが描けるかどうかというところではないでしょうか。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!