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ちょっとした疑問なのですが、お分かりになる方がいたら教えて下さい。

2回程、家の電話番号に、普通の間違い電話じゃない、間違い電話がありました。
どちらもお年寄りからの電話で共通している主張は、

「番号は、前の方から譲渡されているはずだから、新しい番号を教えて(前に番号を使っていた人の)」

との事です。
これは何の事でしょう?

このうち1件は、今、私が使っている電話番号を前に使用していた方のご家族が亡くなったらしく、急いでいるのに教えないと言って、とても怒られ、何十回も電話が来ました。

昔は電話番号は、他の人から譲って貰うものだったのでしょうか?
と、そんな疑問がわきました。

どなたかお分かりになる方がいらしたら、教えて下さい。

A 回答 (3件)

確かに昔は他人から譲ってもらう場合もありました。


一番最初(電話ができた当時)は電信電話公社(今のNTT)によって
電話番号が電話設置を希望する家庭に振り分けられました。

またその電話番号も限りがあり、さらに電話回線にも限りがありました。
今のように日本国民が何ぼ使ったってなくならないなんてことは
ありえませんでした。

話は変わりますが
今でも田舎へ行くと一つの村で各家庭が連番になっていることが
多いです。
ウチは1233、隣は1234、その隣は1235、これが各家庭で
村全体に続いていました。これが配布されたものです。

したがって、現在でも、都市近郊であっても
たとえば旧家で1101で、その隣が同じ局番で1102の場合
1112はたいていその土地に昔から住んでいた人、という場合が多いです。
あーこの人は地元の地主だな、なんてことがすぐに分かります。

さて、最初は振り分け配布されたものでしたが
引っ越す人や、逆に引っ越してきた人は電話を譲ったり譲られたりしました。

家をそのまま残して引っ越していった人は電話番号までもっていけませんから
電話(番号)を処分しなければなりません。
うまくそこに引っ越してくる人がいれば
そのままその人に譲ればいいのですが
そううまい具合にいきません。

もちろん新しく家を建てて引っ越してくる人は
電話回線に限りがあるので簡単には引けませんでした。

そこで!これを商売にする人が現れました。
電話回線屋さんです。

すると電話を引くというのは一つの権利になってきまして
この権利を人から買うわけです。この権利を電話債券といいます。
回線に限りががあれば当然のこととなります。

欲しい人ともう要らない人が偶然出会うことは難しいですから
間に電話債券屋さんというのが入り
店で買取と、販売をしたのです。

ですので、引っ越してくると電話債券屋さんにいって
電話回線を買う。ということをしてました。
引っ越していく人はこの権利を地元の電話債権屋さんに買い取ってもらって
出て行ったのです。

この業務は民間の電話債券屋さんだけではなく
電信電話公社(NTT)でも行っていました。

つまり、その昔は
電話を引くとその回線使用権(電話債券)は数万円したのです。

ですので、あなたが今住んでる家を更地に建ててから引っ越してきたわけではなく
もともと誰かが住んでいてその人の家を買ったとか、あるいは元の家を壊して
新しい家にして引っ越して来たという場合は
お年よりは電話債券付きで引っ越してきたんだと思ってしまうわけです。

すると、電話債券屋さんを通したのではなく個人間で受け渡しをしたと思ってますから
「前にいた人の電話番号を教えてくれ!」ということを言い出してしまうのです。

当然、出て行く人は今まで使っていた番号を新しい住人に譲って出て行くわけですから
当分の間そこにかかってくる電話は自分にもかかってくると思っています。
したがって出て行くときに新しい住人に頼むわけです。
「もし私宛に電話がきたら、新しい電話番号にくれるように言ってください」と。
そういって新しい電話番号を渡して出て行きます。

それが当たり前の世の中でしたから
あなたに「そこに住んでた人の電話番号知ってるでしょ?」
と問い合わせがきてしまいます。

今では無尽蔵に(国内の需要は十分足りるくらい)の回線は用意されていますので
債券も消えました。

たとえば5回線も6回線も、複数使っていた会社などが
プッシュホンや内線の開発により2回線で5本の電話が使える
ようになってくるといらなくなったほかの回線を
債権屋に買い取ってもらってましたが
時代とともに回線が十分にあるため次に買う人がおらず、NTTも債券屋も買い取らず
単に契約解除になるだけとなりました。

これはほんの数年前(10年位前までかなぁ・・)まで行われていました。
今でも覚えています。
ウチの会社で使っていない回線がありました、
NTTから、お宅はこの回線を使っていないので不要であれば
債券である現在なら買い取るが〇月〇日をもって買い取り業務は終了します。
以後お使いでない場合は契約解除となります。
という連絡をもらったのを覚えています。

そのとき売っていればいくらかにはなりましたが
ほったらかしにしておいたら一銭にもならず解除となりました。

余談ですがこの債券はやはり株と同じように需要と供給とのバランスにおいて
値が変動して
景気のいい時(電話を引く人が多い時)には10万円を超え
悪いとき(新しい会社もできないし、引越しも少ない)には
3~4万なんていう安いときもありました。

今の若い人(30歳以下)の人はその歴史すら知らないと思います。
それ以上の人(40歳以下)でも電話債券があったときにもう大人だったでしょうが
電話を引くなんてことをやったこともないだろうし、やはり携わった人でなければ
知らないと思います。
50以上の人であれば電話債券があったことも知っているしそれが高かったことも覚えているでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうだったんですね!

だからお年寄りに限り、同じ事を言っていたのですね。
すごく良く分かりました。

なるほど。なぜ「教えて」と言われるのか、そういう事だったんですね。
私は「この人何を言ってるんだろう?知るわけないのに、、、」と思ってました。

お互い知らない。
だから、話が噛み合わない。それで一人は私が意地悪をしていると思って怒りだしたのですね。

ありがとうございます。
今後、こういった電話があったら、説明出来ると思います。(相手が理解してくれるかは分かりませんが)

助かりました。

お礼日時:2012/10/18 15:27

電話番号は利用休止、解約すると、数ヶ月使用できなくなります。


ただし、未来永劫使用できない番号にすると番号が枯渇してしまうので
一定の期間後は、新規契約した方や移転してきた方に開放されます。

質問者さまの電話番号もめぐりまわってきた番号なのでしょう。

・・・もちろん、以前使用していた方の情報は
誰にも周知されません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

それは分かっているのですが、、、

お二人のご高齢の方が、同じ事を言ってたので、昔は違ったのかと。

お礼日時:2012/10/18 15:15

そんなことはありません。

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