プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

授業中に指名されても、返事せず、顔もあげない学生がいます。
精神的に何かあるのかも知れませんが、申請されていないので、触れられません。
先生方はどういう対応をされていますか?
他の生徒は活発に反応します。

1。何が分からないのか、更に質問をする。
2。無視して、次の学生を指名する。
3。反応するまで黙って待つ。(他の学生にも迷惑だが)。しばらく反応がなければ次の学生を指名する。
4。減点する。
5。その他。

A 回答 (6件)

少し関心を持って見ていました。

最初はまず、発達障害を含む精神的・身体的な障害をチェックすべきと思いました。しかし、

>この学生は障害も家庭の事情もないのです。

ということから出発します。

現在の大学は中教審答申に基づく文科省の施策として、大学教育の改善の指導があります。遡れば、世界の大学の間での日本の大学の比較的低位な位置づけがあり、産業界からの改善要求もあります。
具体的な例としては、文科省のいう学士力、経産省がいう社会人基礎力がありますが、学生の論理的思考力、コミュニケーション・スキル、発信力、働きかけ力、その他が、大学で育成されるべき重要な能力とされています。
実際に、大学の教員が書くシラバスでは、各科目で、このような達成目標ごとの記述が求められているのはご案内の通りです。

その学生が、このような学習目標や達成目標をシラバスで知らされているにもかかわらず、理解していないのであれば、まずその理解を求める必要があるでしょう。かりに理解しているのであれば、ご質問の状況では成績評価につながり、出席状況と無関係に(100%出席でも)単位認定がされないことも理解すべきです。担当教員としては、学生に、ぜひ学習目標や達成目標の徹底をはかっていただきたいものです。

次に、指導方法の一つの提案ですが、グループでの学習・活動を導入することです。グループ内の議論や、グループでの発表(必ず個人別の発表を含める)をさせてはいかがでしょうか。仲間での話合いではメンバー同士の助け合いも出てきます。教員とのコミュニケーションができない場合でも、ここで訓練の機会が得られます。

最近は、少子化、定員未達、入試方法の多様化、学生レベルの多様化、など、教員にとっては昔と比べ教育には困難が伴います。しかし、社会的要請は避けられません。

ご質問への回答の選択肢は「5.その他」ですが、教員側でなお工夫の余地があります。
がんばってください。
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この回答へのお礼

大変参考になるご意見、ご指摘、ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/25 18:19

 縁あって、一人の学生さんと二年間の間、専門科目で同席していたお話しをさせていただきます。


年度初めに簡単な自己紹介をしてから発表順を決める段階で、彼は自らが軽い吃音障害を持っていることを勇気を出して話してくれました。
 この部分では質問者様とは状況が異なりますが、世の中には見かけは健常者であっても実際にはなにがしかのハンディを負っている方々がいらっしゃることも事実です。そうした方々は事務方に自らのハンディの話をしていても、事務方が「それは担当教員と直接に相談して下さい」とシャットアウトしてしまったとしたらどうでしょう。一人で思い悩んでしまい、自らの能力を発揮できないままに大学生活を終えてしまうかもしれません。視覚障害や身体的障害は目に見えることで、周囲が気遣うことも容易にできますが、それ以外の障害に関しては判断が着きにくく、本人が相手に説明したくて焦れば焦るほどに逆効果となり不要なプレッシャーを与えてしまう危険性もあります。
 質問者様がカテゴライズされている選択肢の中から選べとのことであれば、僕は5を選択し、その学生にとって支障のない範囲で「話をする機会」をオフリミットの形で設けることをお勧めします。
 質問者様が勤務されている学校を大学と仮定するならば、その学生は入学試験に合格してきただけの学力を備えているはずですので、学力に問題があるとは考えられません。もし話し合いの場で、何らかの障害があると判断したのならば一つの決め事、たとえば彼の座席を教壇から最も見えやすい位置に指定するなどの便法もありでしょう。
 もし質問者様がその学生の指導教員ならば「申請されていないので、触れられません」との言葉に、僕は「教員としてどうかな」との疑問を感じました。高校以上は自主的に学ぶ課程ですから、ある意味「自己責任論」も通用する世界ですが、ではそこに従事する教員という職業にどれほどの職業意識と存在意義があるのかとの疑問も残ります。
 もしその学生が高校生だったとして、家庭の事情で学校には無許可の形で夜間のアルバイトをしたり、或いは家庭にいることができないなどの事情を抱えていて誰にも相談できないのかもしれません。でしたら、質問者様が為すべきことは「相手の状況を把握する」ことが先決問題であると考えます。
 無論、大学生の単なるアルバイト疲れでしたら、それは論外の話ともいえますが。余計なお世話でしたら、削除を求めて下さい。
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この回答へのお礼

貴重な経験談をありがとうございました。
しかし、この学生は障害も家庭の事情もないのです。

お礼日時:2012/10/24 18:38

>応答がなかったということは,いなかったということ



ついでに。くだんの受講生が,あとで「ちゃんと出席してました」と文句をいってきたときの返答。

・「ぼくには諸君の顔が見分けられないからね。返事がなけりゃ,欠席とするしかないよ。」

・「出席点呼(または署名)のときは,友達が代返した(代筆した)んだろ? 指名されて代理で答えるまでの義理はなかった,ということなんじゃないのかい。」

・「幽体離脱して意識がなかったんだろ? 抜け殻に出席はみとめられんよ。ドラえもんからコピーロボットを借りてくるべきだったな。」

・「残念だったねえ。『わかりません』だけでもいえば,これは立派に意味のある返答だから,出席だったのに。」
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この回答へのお礼

かなりすっきりしました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/23 21:42

ぼくの授業では指名することじたいがほとんどないこともあって,四半世紀のあいだに質問のような事態は経験していません。

だから,「もしも」のはなしです。

最初は,名前の漢字を読み間違えたかと思い,併記されているカタカナ表記を確認します。

読みが正しいとすれば,聞こえなかったのかと思い,2回目を呼びます。

それで応答がなければ,無視して次へ。出席チェックも取り消します。だって,応答がなかったということは,いなかったということだから。
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この回答へのお礼

なるほど。
納得です。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/23 21:39

失礼を承知で、「学生」と「生徒」の違いってお分かりですよね。



で、仮に大学だとすると、あなたは単位認定権者です。
試験、レポート以外で、出席、受講態度なども単位認定に影響するというお考えであれば、それを全員に周知した上で判断されれば良いと思います。

「指名されても返事もしない」ということは、社会生活上の基本を欠くことで、その学生さんが実社会に出て大きなマイナスとなりますが、その事を心配されて対応に苦慮されているということであれば、別の機会に話されれば良いと思います。

学生さんとしては、出席はしているわけですから、あとは試験やレポートでそこそこの成績であれば単位を取れる、と考えているとすれば、あなたの講義が「つまらない、おもしろくない、どうでもよい」と思えばそのような態度ということもありえます。

ご自身の講義の方針として、学生の発言は欠かせない、そしてそれが単位認定に影響するということであれば、学生の態度は一変すると思います。

単に「指名されても返事もせず顔も上げない学生がいる」対応をどうするか、ということだけでは正解は導き出せないのではないでしょうか。

「指名されても返事もせず顔も上げない学生がいる」ということが、あなたご自身にとって、あなたの講義にとって、またそのような学生さんにとって、どのような不利益があるのかをお考えいただければと思います。
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この回答へのお礼

示唆深い内容の回答をありがとうございました。
参考にします。

お礼日時:2012/10/23 13:44

自分がもし先生なら、1から4は絶対にしまっせん!それは教師としてやってはいけないことですよ、



顔を伏せているのなら最初から指名しません。

授業のあと、何気なく近づいてまず世間話から・・とか、コミュニケーションをとっていきますね。


その会話の中から何かが生まれるのでは?

大学生のようですが、気になったのなら、そのことで無視したり下手な制裁を加えないことです。


自分が生徒なら、その時の状況を見ながら、そういう子なのだと思って対応かな?

話せる子なら友達になって事情を聞くし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/23 13:40

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