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私の姪っ子で優秀な子がいるのですが。
医学部へ進学しようか迷っています。

一昔前まで
医学部卒は良かったらしいのですが
今は
労働時間が長く、
拘束がきつく、責任が重い
その割には
給料、社会的地位はさほど良くない。
失礼ながら
飽和し過当競争ている
歯医者さんみたいになって行くのではないかと
考えているようです。

ならば研究職はどうかといっても
学校の成績は良くても
アメリカに渡って
医学の研究者になれるほどの自信は無いと言います。

つまりは
日本で医者稼業としてやってゆくのが
今後、どうなのかという漠然とした質問になりますが。

できましたら
現役の医療関係者様のご意見を頂きたく思います。

宜しくお願い申し上げます。

A 回答 (7件)

友人に何人かいます。

僕は民間企業です。
あと世の流れ見て僕が感じる事も。

税理士、歯医者さんはバブル期は2000万ぐらい稼ぐ人も多くいました。
今は平均年収が300-500万とも言われます。ピーク時の3-5割と言われます。
(難易度はそんなに下がってません)
お医者さん云々のやる気、実力ではなく、国がこれだけ厳しい状況で医療費抑制は至上命題で、
医療の8割は国費投入なわけですから、医療費そのもの、そして当然人件費も下がっていくことは確実です。お医者さんが実力だけでやっているのならいいんですが、実際は補助金ビジネスであり、そうじゃないですからね。
もちろん一部の腕のいいお医者さんが何億円も稼ぐ可能性も増えるでしょう。
ただ全体としての給与や待遇は厳しくなるでしょうね。歯医者さんや税理士さんと同じです。
医学部より難しいと言われる弁護士さんも厳しい時代だと言われてますよね。
そういう感じです。

あと勘違いしている方が多いですが、医師の身分、収入が高くなったのは1945年以降です。
医学部の難易度が急激に上がったのは1960年以降で、ですからせいぜいこの50年ぐらいなんです。
日本の医師はそもそも軍医養成の志向が強く、公務員的であり、また数も多く必要だったからです。
江戸期などまでは外国と通じる事も多く処刑されることも多く、また「血」と関わる=穢れる、と言う
観点で嫌がる人も多くいました(当時はまだ殺菌や消毒とかそういう考えもなく、伝染病なども多かったから血を扱う医師は非常に危険な仕事だったわけです)。
+海外との関わりが多く、政治的に抑圧されたりすることも日常茶飯事だった。
よく医師の待遇が下がれば医師のレベルが落ちると言う人がいるけど僕は違うと思う。
そもそも数百年に渡って、医師と言うのは金持ちでも社会的身分の高い仕事でもなかった。
それでも当時、決して恵まれた状況ではなかったのに、杉田玄白や緒方洪庵のような優れた医師が出ているんだから。

あとよく言われる研修医残酷物語は今はあまり無いし、正直まだまだ売り手市場だからそういう「ブラック病院」を避ければいい話だてことらしいです。
あと忙しさについても科によって、麻酔科や内科などはそこまで忙しくないみたいだ。
実際、遊んだりするし、そこまで大変そうでもない。

だからトータルすると
・年収「ン千万のお医者様」の時代は終わった。そもそもバブル期の残り、みたいなものであり、
医師の長い歴史の中では戦後のごくごく短い時間でしかなかっただけのこと。恒常的ではない。

・忙しい部署は忙しいけどそれを避ける事も出来る。

・歯医者や税理士がそうであるように、全般で下がることは確実だが、
基本的な地位や収入は世の平均よりは高い。また個人差が大きくなり勝ち組は何億円も稼ぐようになる


今シャープとかソニーが非常に厳しい状況ですよね。
中には東大や京大を出たエンジニアも多数いるはずです。
でも業績が低かったりすれば色んな方面からボロクソに言われるわけですよね。
で、時代柄うまくいかないことの方が多いわけです。
お医者さんも厳しいと思うけど、トータルするといい手じゃないかなあと思ったりはしますね。

収入に関してはなんだかんだ言って未だに医者が1番高いと思いますね。
20代後半~30代で民間で500-800、医者は700-1200ぐらいです。
平均で見ると、同年代では医者が1番高いですよ。
今後は下がるとしても平均よりは高いままだと思われます。
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この回答へのお礼

歴史的経緯を踏まえての
ご解説ありがとうございました。一番説得力がおありで
感謝致します。やはり医師はこれからも有利なのですね。

お礼日時:2012/11/16 09:12

医学部や薬学部~卒は超安定!



法曹(弁護士のみ)や経済学部~文系卒みたいに景気に左右されにくいです○
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訂正



× 労働時間が多いのは一昔以上前のことですし
○ 労働時間が多いのは一昔以上前からのことですし
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個人的には医師になって良かったと思っています。

就職試験をしなくていい、(選ばなければ)仕事はいくらでもあり給料も良い部類だと思います。このご時世こんな職種他にないでしょう。

大体労働時間が多いのは一昔以上前のことですし、給料悪いところで働いている人は口では仕事と給料があってないとは言いますが理由があってそこで働いているのです(キャリアのためとか)。

あと医師は飽和していません。中央偏在がひどいだけです。外部の人が多いということはあっても医師自身で飽和をしているという話をする人は圧倒的に少数派です。昨今は女性医師が増えており、所謂バリバリに働く人は減っている様にも思います。

とにかくたいしてやりたいこともない、あまり主義主張がない、周りに流されるタイプの人は医学部入っても後悔は少ない様に思います。免許さえとって研修医が終われば自分の好きなように働くことができます(週3ぐらいでバイトだけでも十分に給料が出ます)。
もちろんやりたいことがあるなら他の学科に行くべきですが、医師はそんなに悪い仕事ではありません。
医師になるのに高尚な理想や志は必須ではありません。そんなものより頭の良さ、技術の高さが必要です。志では患者さんは救えません。ドラマじゃないんだからね。

10年以上前に特に目的もなく、家から通えて入れたから医学部に進んだ者です。
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この回答へのお礼

現役の医師の方からのありがたい
ご解説ありがとうございました。貴重なご意見
感謝致します。

お礼日時:2012/11/16 09:13

医者に知り合いがいるものです。



唐突かもしれませんが、質問者さんは「医師の中にTPPに賛成・反対と二分している」状況をご存知ですか?
日本の医療制度は国の保護に守られており、治療費は固定で安定的な収入が見込めています。そのために診療所は「安定的な収入」が見込める一方、大きな病院は「努力しても収入がそれほど増えない」状況です。そのために開業医は収入が高く、病院の勤務医は割が合わない(病院の経営者がコストを下げたいため)となっています。医療分野でTPPが導入されれば、診療費が病院ごとにことなり競争が生まれます。そのために優秀な医師は「収入が増えるから賛成」の一方そうでない医師は「反対」になります。優秀な医師はごく一握りなので大半が反対しているのが現実です。
TPPに限らず、少子高齢化等から日本の現状の医療制度を維持するのは不可能です。そのために優秀でない医師のほとんどは収入が下がると医師でも自覚しています。京大の医学部生でも最近は経営に関する授業に積極的に出席するなど、優秀な医学部生でも危機意識はかなりあります(「武器としての決断思考」瀧本 哲史・星海社新書にあります)。

 今までのように「技能が最底辺の医者でも、医者であれば国の保護のもと高収入」という状況はなくなり、競争社会の中で富める者はますます富める(人気が出て、患者が増えたり、診療費を高くできる)等のカリスマ美容師に近づいていくことになるでしょう(そうでない人は、本当に低収入になる、大げさではありあますが)。

 そもそも職業は「その仕事がしたい」というのが一番重視すべき内容で、「高収入だから」という理由で従事しているひとは長続きしません。生活のことを考え(レベルを下げたくない)嫌な仕事を続けると、いづれ仕事を続けられない状態(ストレス性の病気など)になり、結局レベルは下がります。姪っ子さんにその観点で聞いてはどうでしょう。
ご参考までに。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。
感謝致します。

お礼日時:2012/11/16 12:34

単純に「成績が良いから」という理由だけで医者になられてはたまったものではない



--と思うのは回答者だけでしょうか。
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医師ではありませんが、医療の業界に携わっております。


よってお客さんや友人知人には医師が多いです。
彼らに話を聞くと……
・同じ理系で、医学部に行く成績があるならエンジニアになった方が良い
・収入は同世代よりも良いが、労働時間がハンパじゃない
といった意見が多いです。

研究職とおっしゃっていますが、そもそも医師は研究職です。
病院といった臨床の現場で症例をこなし、自身の専門とする分野を研究し続けます。

この先医師としてやっていくのがどうかというのに対しては、食いっぱぐれはないでしょう。
飽和しているのは一部地域です。
未だに医師の足りていない場所だってあります。

何よりも仕事に対して何を求めているかによると思います。
医師という仕事は場合によっては人の命を預かりますから、好きでないとつとまらないと思いますよ。

私も医師と様々に関わり話していても、やはり自分ではあまりなりたくないですね。
アメリカの医師のように完全にビジネスとして成り立つのであれば、何十億万長者になれるチャンスもありますが、日本ではまだそういう文化はできていません。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます。
感謝致します。

お礼日時:2012/11/16 12:34

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