アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

土木建築や製造業のシミュレーションでCAEが使われてますが、地震を起こすプレートのシミュレーション分野というのは無いんですか?

A 回答 (1件)

CAEは、【Computer Aided Engineering】の略です。


具体的には、製品の設計支援システムや、設計した製品のモデルを使って強度や耐熱性などの特性を計算する解析システム、製品の機能や性能を確認するためのシミュレーションシステムなどを含むエンジリアリングのツールです。
地震を起こすプレートを人力で動かすことはできないので、そうしたエンジリアリングのツールは存在しないと思います。
気候などのシミュレーションは、モデルを造れば可能です。 同じような志向をするなら、地震のシミュレーションモデルを造ろうと思っても構いません。 気候のシミュレーションモデルも単純ないくつかのモデルを組み合わせて計算するだけです。 ただ計算してもそれだけではシミュレーションの名前をつけるには不十分です。過去の気象観測結果に近似した計算結果をある程度確認出来るなどがないと、意味がないからです。
プレート運動のシミュレーションモデルと、プレート運動の結果として地震が発生するシミュレーションモデルとの2つが必要になるでしょうが、現実的に断層破壊や震源断層の発生に関するモデルを思いつくのは難しいでしょう。気候のシミュレーションモデルでも、台風やハリケーン、竜巻などの発生をシミュレーションモデルで意味のある結果としてはじき出すのは無理でしょう。 専門学者が納得できないような結果をだすシミュレーションモデルはシミュレーションの名前をつけないことにした場合、地震を起こすプレートのシミュレーションはないでしょう。 地震を起こすプレートのシミュレーション分野というのなら、どこのだれもやっていないとはいえないとは断言できないと思います。
http://ir.kyokyo-u.ac.jp/dspace/bitstream/123456 …
http://www.mri-jma.go.jp/Publish/Technical/DATA/ …
http://www.jamstec.go.jp/esc/projects/fy2007/15_ …
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/furumura/tokai.htm
http://www.j-shis.bosai.go.jp/subsurface-structu …
気候のシミュレーションモデルなら色々の観測データから仮にある程度の粗さでモデルと呼べるものを拵えることができますが、地下の深いところの今の状態(あるいは過去の状態)が良くわからないとモデルそのものが仮・仮・仮、、、になってしまうでしょう。 地震などで得たデータでもある程度の地下構造の推定はできても、モデルを造るには不十分だし、プレートの運動も詳細はモデルを造れるほどにはわからないのではないかと思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!