お客様から個人的な仕事を受けてしまいました。

お客様より相談を受け、ご希望の形になるように企画書を作り、必要となる備品・商品類を手配し納品しました。
この仕事に対して、費用面で予算が少ないため、私の社を通さず個人的な仕事（アルバイト）として引き受けてもらえないかと言われています。
金額的には30万円程度の案件なので、今回だけはお受けしたいと思っています。
このようなケースの場合、どのように請求し、ご入金いただいた後の税金等の処理はどうすればいいのでしょうか？
実際には、仕入先への支払いなどで、私の手元には殆ど残らないので、税金などを取られたら持ち出しになってしまいます。
なにか、良いアドバイスをいただけると助かります。よろしくお願いいたします。

No.2 回答者： mukaiyama 回答日時： 2012/12/13 08:15

＞実際には、仕入先への支払いなどで、私の手元には殆ど残らないので…

ほとんどって、1万円ぐらいは残るでしょうか。
それにしても、もともとは社の業務として話が進んでいたように読めるのですが、原価 29万の仕事を 30万で契約するというのは、よほど儲かっている会社なのでしょうか。

＞税金などを取られたら持ち出しになってしまいます…

税金とはそもそも、儲かった額以上に取られて逆ざやになることはありません。
儲けの中から少しだけ徴収されるだけです。

あなた個人の仕事になった場合、1万円が課税対象で、その 5%～40%
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm
が所得税となるだけで、税金を払ったら持ち出しになるなどのことはありません。

＞どのように請求し…

会社も了解済みであるという前提に立つなら、あなた個人名で請求書を作成すれば良いでしょう。

＞入金いただいた後の税金等の処理…

基本的には、給与以外の所得があったとして、確定申告が必要です。
【事業所得】
「売上 = 収入」からその仕事をするのに要した「仕入」と「経費」を引いた「利益」。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1350.htm

ただ、本業で年末調整を受け、かつ、医療費控除その他の要因による確定申告の必要性も一切なければ、20万以下の他の所得 (収入ではない) はだまっていて合法です。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1900.htm

とはいえ、20万以下申告無用の特例は国税 (所得税) だけの話ですので、要件に合って確定申告をしない場合は、別途、「市県民税の申告」の必要性が浮上してきます。

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm

この回答へのお礼

mukaiyama　様

早々のアドバイスをありがとうございます。
話すと長くなるのですが、弊社では、積算の見積りに対して「進行管理費」などの
名目で10％近くの利益計上することになっております。

この会社と弊社との取引実績は過去に無く、最初は個人的な相談として受けていました。
先方の担当者様が悩んでいた事を、簡単な企画書としてまとめてあげた事から、
話が進み始め、具体的な発注へと動いていきました。

恐らく、先方は最初から私個人への依頼というつもりだったのかもしれません。
正式なお見積りをご提出した際、昨日のご相談内容となった次第です。

外注に対する支払いの関係があるので、今回は個人的にご請求をしようと思っています。

この件に対し、ご丁寧なご回答をありがとういます。
税金に関する知識がないのは、不便ですね。
これを機会に、少し勉強をしてみようと思いました。

お礼日時：2012/12/13 09:45

No.1 回答者： R48 回答日時： 2012/12/12 22:35

その程度の金額で、利益が残らないほどの支払いがあるのなら申告に至らない範疇ですが、

質問者さんの行動は会社に入るはずの利益を逸失させているコンプライアンス違反です。
最悪、懲戒免職ですよ。
さらに、相手は何度か同じことを繰り返し、以下のようなことになりそうです。
・納品させて支払わずにドロン
・コンプライアンス違反に関して会社に報告する、という内容で質問者さんに脅迫行為をする

この類で懲戒免職になったら、今後生涯営業職は無理でしょう。

この回答へのお礼

Ｒ４８　様

早々のアドバイスをありがとうございます。

背任行為・・・仰る通りです。
なので、昨日の質問以外にも、この事で悩んでいました。

営業行為をしていると、人とのつながりがどうしても出来てしまします。
今回の件は、金額の多寡ではなく、何か考えさせられるものがありました。

困った時に、数ある会社の中から私に連絡をくれた事。
この事を嬉しく思い、私ができる範囲の中でお手伝いをしていたのですが
どんどん深みにはまっていきました。

今回の件は、いずれ上司に報告をしようと思います。
夜、遅くのご回答、ありがとうございました。

お礼日時：2012/12/13 09:54