昨年春頃に3.11の震災が落ちつき始めた頃に,心臓の動悸や胸の締めつけ等が出始めたため,循環器科でctやエコー,心電図などの検査をしました。
検査の結果,特に問題がないとの事でした。ただし,血圧が少し高いのと,歳相応の軽い動脈硬化が見つかり,血圧降下剤の薬を処方されました。
しかし,症状が良くならなかった為,通院しやすい個人病院(内科,循環器科)に移りました。
この時,ストレスがかかる仕事を行っていたため,朝,起きると不安が頭から離れず,動悸も重なり動けないなと思いながら懸命に仕事を行ってきました。
しかし,ちょっとしたストレスにも動悸や胸の締めつけが出始め,循環器科の先生から,全般性不安症候群と診断され,2週間の休暇とパキシル(12.5mg)とドグマチール(50mg),頓服でデパス(0.5mg)を処方されました。しかし,パキシルを服用すると激しい焦燥感や震えや不安が発生しました。循環器科の先生はどうしてもパキシルを25mgに増量したいようでしたが,増量,減量を繰り返しながら1カ月,我慢して通院しました。その後は,頭も回らない状態になり,会社も休みがちになりました。思い切って,心療内科へ相談に行きました。そこの先生は今までの事を真剣に聞いてくれて,心理検査などを行った結果,パキシルは不要との判断。パキシルの断薬(最初は1日間隔),同時にメイラックス(1mg),頓服にワイパックス(0.5mg)を処方され,パキシルの断薬には成功し,次にメイラックスの断薬(これも1日間隔)を始めましたが,2週間目から,神経が過敏になり,耳鳴りや子供の声にまで敏感になり,イライラ不安が出始め,断薬を中止し,これを2回繰り返しています。
メイラックスを服用して4カ月になりますが,調子が良い日と悪い日があり,悪い日は1日中,不安や焦燥感がつきまといます。何とか気持ちを切り替えるなどし対応するか,どうにもならないときは,頓服のワイパックスを服用しています。
これからの治療計画について,先生に聞くと,今のままで良いじゃないですかと,焦らずこれからもメイラックスを服用しましょうとの話でいづれ服用する事を忘れますよとの事。他の有名な精神科へ先生の話を聞くと,薬が弱いので再度,パキシルを服用した方が良いとの事。この時は,SSRIに対して強い恐怖心があった為,思わず涙してしまいました。
どちらの先生の話も正しいと思うのですが,将来の自分を考えた時に,最良の方法がどれか,悩んでいます。既にメイラックスの副作用で耳鳴り等が出始めています。今の状態を落ちつかせ,断薬に踏み込もうと思っているのですが,なかなか上手くいきません。薬を増やせば楽になるかもしれませんが,新しい副作用や断薬時,離脱症状が出るなどデメリットも覚悟しなければなりません。薬に対して強い恐怖心を持っている自分には辛い選択です。更に神経質な性格が災いし治りずらいのかと思います。
似たような経験をされた方やご意見がある方がおりましたら,何卒お願いします。
話が長くなり申し訳ありません。
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
神経症や不安障害は検査をした場合では脳にも身体にも異常が見つからない場合です。
健常者と全て同じなのに、執拗に『自分の異常を訴える』という場合です。神経症が完治してから既に32年経っていますので、神経症のメカニズムとか、からくりが、分かりますので書いて見ますので参考にして下さい。
神経症になる場合ではその人に元々の性格基盤を持ち合わせている事によっています、その性格基盤とは『不安になり易いとか、神経質な性格』が元にあるからです。
はじめに神経質な性格とか、不安になり易い性格という事を説明して置きます。
今書いた性格を他の言葉で言い表すなら『自分自身に敏感』という意味です。自分自身のどこに敏感なのか?という理由を書いてみます。
その理由は脳の構造にあります。脳に関する既に知られている研究成果を載せておきます。ウイキペデアからです。
『”ロジャースペリー 分離脳
ノーベル賞受賞者
受賞年:1981年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
受賞理由:大脳半球の機能分化に関する研究
ノーベル賞の受賞理由となった業績として分離脳研究がある。てんかん治療の目的で半球間の信号伝達を行っている脳梁を切断した患者に、片方の脳半球に依存することが知られている作業を行ってもらい、二つの脳半球が 『それぞれ独立した意識』 を持っていることを実証した。”』
この内容は、既に知られている事柄ですが、精神医学が進歩している筈の現代の精神医学会では『いまだ認知されていません』そうして『心がどうして苦しくなるのかの原因さえ、分かっていない』とされています。そうして『どうして心が苦しくなるのかさえ、分からないとしながらも、心の風邪は、早期治療で早く良くなります。』とうたっています。
原因を特定出来なくて、治療が開始されていますが、原因が分からない事から寛快止まりが多いようです、しかも原因が分からない事から、どうすれば良くなるのか?どうすれば悪くなるのか?さえも確かな治療指針がありませんが、尤もな事と思います。
神経質な性格という意味は『自分自身の心が、自分自身の心に敏感』という意味です。ロジャースペリー 博士が研究した、分離脳によっても明らかですが、もう少し詳しく書いてみます。
この説明は、聖書や仏典によっても裏付けられています。
人間の心が休まって、幸福感に溢れた場合を『天国』と聖書では説明しています。脳科学の観点から言うなら、天国に一番近い存在である幼子は『脳の機能分化がまだ未完の為に、心が一つのものとしてしか働いていないからです。』従って疑問も持たず、心の中で争う事が無いからです。
思春期頃にほぼ、脳の機能分化が完成します。この頃から人間には疑問が湧き上がったり、自分と他人を比較して劣等感に悩まされ始めます。この現象を『神に背いた為に天国から追放された』と聖書には書いてあります。
神に背いた印が、イチジクの葉で自分の裸を隠したという事です。この意味するところは、『見ている自分と、見られている自分に』心が機能分化の結果二つの意識が芽生えた事を意味します。
脳の機能分化の結果『自分の裸を人に見せられなくなる。』事を意味します。その結果自分自身さえ疑い始める事を意味します。更に自分は何者か?とさえ疑い始める事になります。この疑いを抱く事を『失楽園』と表現しています。
又、原罪や業という言葉が聖書や仏典に出て来ますが、心の矛盾に悩み始めるという意味です。つまり脳内で二つの意識が、相争い始めるという意味です。この争いを始める場合を『神経質な性格や不安になり易い性格』と言います。自分の心が自分の心と『意識の根底で=脳梁の中で』戦いを始めるという意味です。
その結果が『意識地獄』に落ちる事を意味します。
右脳の意識は人間の生命発生装置兼、生命維持装置という機能を働いています。赤ん坊が何も知らなくとも、不安や安心する事や、恐怖する事さえ既に熟知している事からも推察出来ます。こう云った二つの機能が一つのものとして働いている事から、幼子は天国に一番近い存在でいる事が出来ています。
怖いと言う事を知らせる情報源と同一の者として働いているからです。
不安になり易いと言う意味は、その不安と言う情報を送る者や、送られてくる情報に『過敏に反応し易い』と言う意味です。高いところの情報に過敏に反応する場合では『高所恐怖症』と言う具合です。
今の精神医学では『不安』を排除するために薬を用いています。従って薬の効用とは『右脳の機能』=『命そのものの働き』としての機能を働かせないための機能から成り立っています。
話が長くなりそうですので、結論を先に書いてみます。不安や恐怖は『追いかけてくる犬から逃げようとしている事』と同じです。真正面から取り組むなら、『幽霊の正体見たり、枯れ尾花』と言う具合です。
右脳と左脳の意識が、脳梁(意識の根底で)出会う体験を『見性』と表現しています。その後では二つの意識は『もう二度と戦う事がなくなります』心の中が静寂に満ちていると言う意味ですが、この心境を涅槃と表現しています。
この体験を語っている、脳科学者の動画がありますので参考にして下さい。キーワードは『受け入れるです。』良い事も悪い事も全て自分が受け入れると言う意味です。
URL:
自我意識の機能では身体の機能を自由自在には出来ません、従って自分には出来なかった事を認めるだけで、貴方の身体の機能は回復出来ます。自分自身の命の働きに全てを預けた場合に、全ての障害は除去されます。それが悟りの効用です。
今の貴方は良い事のみを受け入れて、嫌な事だけを受け入れないようにしています。そういう物事を分け隔てする心の作用が、貴方に『意識地獄』を見せています。天国に入りたかったら天国を捨てる事で、今此処が天国と言う事が分かります。
地獄に入りたくない一心が、貴方に地獄を見せています。
ご回答有難うございました。
神経症を克服されたのですね。私も頑張ります。
キーワードは「受け入れる」。
私もそう思います。
神経質な性格や気質が絡んで今までは失敗の少ない(防衛本能が働き)仕事が出来ていましたが,今ではその防衛本能と自分の気持ちがぶつかって自滅し,仕事のスタートにも立てていません。
おっしゃる通りだと思います。
時間はかかるかもしれませんが,自分の性格や気質を少しずつ強化していこうと思います。
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