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非常ベルを押して発報した場合と、それ以外の場合のスプリンクラーの作動までの流れについて調べています。スプリンクラーヘッドの破損による散水は除外します。

学校などには当然スプリンクラーが備わっていると思いますが、ビルとは違って、発報の認知(防災センター)、火災の確認、散水の手順はないのでしょうか?
非常ベルとスプリンクラーの散水は直結していますか?

非常ベルや各種感知器が作動したところから、実際にスプリンクラーが散水するまでの流れを教えてください。

A 回答 (3件)

消防法で規定される「学校」(消防法施行令別表1による7項)であれば一般的にはスプリンクラーは設置sれません。



また、一般的なスプリンクラーは設置してあったとしても、閉鎖型ヘッドと言って散水ヘッドが火災による熱によって一部が溶け、それにより放水が開始されるように設計されていますので、火災の確認と散水の手順は独立したものになります。

以下フローです。
自動火災報知設備による火災報知のフロー

火災発生→感知器または発信器による火災感知→受信機受信(防災センターなど、ただし学校の場合は職員室に設置されているのが一般的)→各所火災報知ベル鳴動→人員による火災確認→初期消火・避難誘導・火災通報(119)

スプリンクラーによる火災報知のフロー
火災発生→ヘッドが溶けたことによる散水開始→アラーム弁にて流水(散水)感知→受信機受信*1→各所火災報知ベル鳴動→人員による火災確認→避難誘導・火災通報(119)


*1 受信機は通常自動火災報知設備の受信機が兼用されるが、設備が無い場合や古い設備の場合、アラーム弁に設置してある、アラーム(ウォーターゴングなど)が鳴動し、火災を報知する。

火災報知設備とスプリンクラーが併設されている場合は、どちらが先に感知するかは、条件による。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、アラーム弁が通常の火災の報知機に相当するわけですね。
詳しい順番まで教えていただきありがとうございます。
これを基にもう少し自分でも調べてみたいと思います。

お礼日時:2013/02/27 18:15

スプリンクラー本体もしくはそれに付随するセンサーに熱が感知されたら自動的に散水されます



火災報知器と連動してるわけではありません。

連動しててそれを繋ぐ配線が熱や炎で切断された場合、散水されないと困るから、それ自体で感知、散水を行います。

だから
 感知器が作動しても、炎(熱)が無ければ散水しません。

手動操作での散水は可能です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、スプリンクラー自体は独立しているのですね。煙感知機などの誤報を配慮してのことなのでしょうね。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/02/27 18:12

「学校などには当然スプリンクラーが備わっていると思います。


これはまちがい。学校にスプリンクラーが備わっていることはまれでしょう。
学校というのは病院や福祉施設と違って自分で走って避難できる人間ばかりと考えられます。
したがって消防法でも学校にスプリンクラーの設置は義務づけられていません。

万一、よほどの善意の設置者がいたとして話になりますが、火災報知器(学校に設置義務あり)と防火扉などの感知器とスプリンクラーはまったく関連していません。
つまり「流れ」などないのです。
スプリンクラーにはスプリンクラーの独自の感知器がついており、その感知器が感知した範囲だけ水が放水される仕組みだからです。

なお、学校にはビルのような「防災センター」など当然ありません。
学校の場合は教職員による消火器や消火栓での消火が第一と考えられます。(消火栓の設置は義務です。)

この回答への補足

早速の回答ありがとうございます。

学校にスプリンクラーの設置義務がないというのは知りませんでした。驚きです。
つまり、学校側で対応できる初期消火は手動の設備のみがほとんどなのですね。
私の学校には付いていた気がしますが、私立だったからなのでしょうか……?

重ねて質問なのですが、独立した「スプリンクラーの感知器」というのは所謂スプリンクラーヘッドのことを指すのでしょうか?それとも、煙感知器や熱感知器のことを指すのでしょうか?
また、感知器および散水の範囲についてですが、階層ごとの仕切りで作動するのでしょうか?それとも、部屋ごとの仕切りなのでしょうか?
よろしければ、感知器とその範囲について教えていただきたいです。

補足日時:2013/02/27 17:55
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