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3月5日のgooニュースに「世界が困惑?侍のガラパゴス配給」とあり、私なりに受け止めた趣旨は下記のとおりです。すなわち、米国の野球では、スリーボールの後直球勝負しない投手は、逃げをうった奴だとブーイングを受けるから、フルカウントからは直球勝負だという。それで豪州も同様である。しかし日本野球のセリーグでは、フルカウントからの勝負球は変化球が多い。パリーグは直球勝負が多い。そのセリーグの配給はガラパゴス化したものだ。WBCではセリーグの捕手が捕手の座を占めるから、フルカウントから変化球勝負というガラパゴス化した配球でもって、世界を驚かせるだろう。
 そこでお尋ねします。WBCの結果いかんでは、フルカウントからの変化球勝負が、米国で受け入れられる余地はないのでしょうか。

A 回答 (5件)

そもそも3-2からの変化球がMLBで異端なら、大魔神佐々木主浩はDAIMAJINにはなれなかったでしょうし、今年移籍した藤川球児はシーズン開幕前に尻尾巻いて逃げ出さなきゃいけなくなるでしょう。



さすがにベーブ・ルースがいた時代ならともかく、今のMLBは(特に主戦捕手は)弁えてますよ。それを弁えないで直球勝負に行って打たれれば、少し前なら投手の力不足で片付きましたが、今や捕手の配球に難があるということで即座にFA扱いです。一番分かりやすいのは昨年のレンジャーズでしょう。MLB屈指の打棒を誇る捕手ナポリをオフシーズンろくに引き止めもしませんでしたからね。特にMLB内でも球種が多いとされるダルビッシュにその多彩な変化球をろくに使わせなかったのは痛かった。後釜に座ったのが前球団では2番手扱いだったソトなのも皮肉なものですが。

今のメジャー格の捕手であれば、「打者を抑えて失点を最小限にするにはどうするか。」をまじめに考えています。特に今回のWBC、アメリカ代表が妙な伝統でフルカウントで直球で勝負、こんなことやれば1次リーグだってまともに突破できるか正直分かりません。同じような思考のアジアの野球強国(お隣の半島の)が現在リーグ敗退の危機に陥ってますしね。

そもそも逃げる投球なら外せばいい(そのためにわざわざストライクゾーン、があるのですから)。変化球は元々打たれて当然のベースボールで(かつてはそういうルールだったらしいですね。投手は打者に打たれなければならない、と)、打たれたくないと純粋に願う投手が苦心して生み出した技術(カーブ)です。勝負した上で打たれない方法としての変化球。それを変化球を生み出してきたアメリカが日本の野球・投球を小バカにしてきた結果が、日本のWBC2連覇であり、日本からノコノコやってきたプロ野球選手やアマ選手に(初年度とはいえ)易易と活躍させる土壌なのでは?と思いますね。

勝てばいいのです。負けて名誉などあるものか、ですね。本来負けに誇りを持とうとする思想は日本人的なのですが、ベースボールに限ればアメリカの逃げ口上の1つになりつつあるようです。WBCで負けても世界一はワールドシリーズ優勝チームだ!と。いくらワールドを名乗っても所詮国内リーグ優勝戦ですからね。日本シリーズ優勝チームと大した差はありません。アジアシリーズを開催してる分、それに勝ち抜けばワールドシリーズ以上の価値だといってもいいでしょう。文句があるなら勝負すればいい…そう日本のコミッションや球団が働きかけてもMLBは見向きもしません。結果が分かってるから手が出せないのでしょうね。

長文失礼しました。
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この回答へのお礼

 広い視野からのご回答ありがとうございます。しかも具体的でくわしくて、とても参考になりました。
 大魔神佐々木投手は好きな選手のひとりでしたから、一層興味深く拝読しました。

お礼日時:2013/03/06 06:25

この記事自体が間違ってるかな。


フルカウントの時に投げるのは7、8割がその投手にとって一番自信のあるボールです。
ガラパゴス的なのは2ボールや3ボール1ストライクといった明らかにボール先行の時に変化球を投げることだと思います。
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この回答へのお礼

 短いながら示唆に富んだご回答ありがとうございます。とても勉強になりました。特にも「ガラパゴス的なのは~」の一節は鋭い洞察だなと感心しました。私の質問自体ガラパゴス化だったと反省もしました。

お礼日時:2013/03/06 06:47

 それは何れの分野でも共通する現象といえます。

アメリカの観客が応援する言葉に“We are going!”との言い方があり、端的に精神構造を表しているともいえます。つまり「俺様達のスタイルが全てに優先する」とのいささか傲慢な考え方ともいえます。
 今でこそ、アルペンスキーでもそこそこの成績を収めていますが、70年代から80年代後半にかけて、アメリカのスキーなどは世界中から振り向かれもしない存在でした。彼らにとっては余程我慢のならない出来事だったのでしょう。
 日本の野球界に外国人選手が登場し始めた当時、ヤクルトにペピトーンなる珍外人がいて、日本の野球はクレージーとの捨て台詞を置き土産にしてさっさと帰国していきました。
 その後は日本の野球に適応できるだけの能力を持って来日する元メジャー選手も増えきています。彼らにすれば「こういう形もある」と柔軟な発想と対応をできなければ、仕事を求めることもままなりませんから。
 スリーボールからストレートでなければ勝負できないと考えているのはベンチサイドにも余り見られない傾向であり、ベンチサイドの目的は「この試合に勝つこと」だけです。ストレートを投げて打たれ失点したならば次の機会はない、ことにもなりかねませんので選手の側にも短絡的な発想は余り見られません。
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この回答へのお礼

 広い視野からの洞察に富むご回答ありがとうございます。感心して拝読しました。とても勉強になりました。

お礼日時:2013/03/06 06:34

その記事自体が知識のない記者の勝手な思い込みによるものです



その証拠は今のWBCでのオーストラリア対台湾の一戦のスコアシートを見ればおわかりになります
フルカウントからの決め球は全部変化球です
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。目から鱗だなと感心して拝読しました。記事そのものを吟味する姿勢に私は欠けていました。

お礼日時:2013/03/06 06:31

 まぁ、高校生でも全打席敬遠できる国だからね。

侍ジャパンと言うよりは、影忍ジャパンと他国は思っているのでは。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ある種サラ川に通じる諧謔かと興を抱きました。

お礼日時:2013/03/06 06:18

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