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いつも韓国では大統領が変わるとスキャンダルが起きます。
 何故韓国の大統領は引退後も発言力を持っているように身を律しないのでしょうか?
もしかしたら韓国人で大統領でもでも信用できない民族なのでしょうか?
 そもそも韓国に三権分離なんてのがないのでしょうか?

A 回答 (7件)

実をいうと、大統領や政治のトップが私腹を肥やすというのはどこの国でも起こります。


最近ではイタリアのベルルスコーニ元大統領などが有名でしょう。ロシアのプーチンなどは私腹だけでなくロシアそのものを私物化して帝王になろうとしている、と指摘する人も居ます。


韓国の大統領制の一番の問題点は「正当性」が確立されていないことです。

そもそも大統領制というのは、革命による封建制の廃止か植民地からの独立化のどちらかの場合が多いのです。前者の代表というか始まりはフランスですし、後者の始まりはアメリカ合衆国です。どちらも国を治めていた王様というか支配者を追い出したので、自分たちの長、民主国としてのリーダーを立てる必要があって、それを大統領と呼んでいるわけです。
ちなみに、イギリスや日本のように君主はいるものの、政府は民主化している国は立憲君主制の議員制内閣制度になり、長は首相になります。これは国を動かす組織の長であって、国の代表(元首)・象徴は国王なのです。
また、ドイツのように国の象徴・代表としての大統領と内閣の長としての首相の両方が居る国もあります。

で、日本は明治維新で天皇を元首とする立憲君主制に移行しました。無血革命とも言われていますが、実際には戦争もあって、多くの犠牲者の上に明治政府は成り立っています。フランス革命やアメリカ独立戦争は説明の必要はないでしょう。

元々、いろんな人やいろんな意見、場合によってはいろんな民族や宗教がある「国家」という枠組みが一定の枠に収まるには、戦争や革命などの争いが必要で、それをへて誰かが勝つか、またはみんながいやになって「そろそろ妥協しようぜ」ということにならないと「国家」という枠組みは、まとまらないのです。
そして戦争などの経験を得て、リーダーになる資格についてみんなが納得することを、国家の正当性、といいます。

前置きが長くなりましたが、大韓民国はそういう正当性がない、のです。

日本が太平洋戦争に負け、朝鮮半島から撤退すると、アメリカとソ連が朝鮮半島をめぐって戦争をしました。いわゆる朝鮮戦争です。このときにソ連は金日成を指導者とする挑戦共産党を応援し、アメリカは民主主義を標榜する李承晩を首謀者にして、大韓民国を独立させたのです。
つまり北朝鮮も南朝鮮も、朝鮮民族が自分たちで国家を作り上げたというよりも周りの国の意向に沿って、傀儡政権が実権を握った、ということです。

そして戦後になると、無理やり政権を獲った李承晩に対して反対運動が起こります。北朝鮮の勢力が統一を呼びかけるだけでなく、民主勢力でも李承晩に納得していない人が多かったからです。
これらの抗議によって、李大統領は3期目の途中で大統領を辞任し、海外に亡命し、内閣から臨時の大統領代行が執務を行ないます。その時期にクーデターを起こして軍政に移行したのが朴正煕、現在の韓国女性大統領 朴槿恵 のお父さんです。

これで一時軍政に入り、そして無理やり5代目大統領に就任したのが朴正煕なのです。しかし、一時的にクーデターから軍政になったものの、北朝鮮との敵対関係を考えると民主化しないわけにはいかず、その後もクーデターや粛清などが繰り返され、13代目の盧泰愚大統領からになります。

この盧泰愚大統領から直接選挙で大統領が選ばれるようになったのですが、盧泰愚は全斗煥(第11.12代大統領、後にクーデターの首謀者として死刑判決)とともにクーデターの責任を問われ、大統領退任後に逮捕実刑判決を言い渡されています(ただし、全斗煥も盧泰愚も恩赦されている)

ようするに、日本が撤退し独立したのはいいものの、いろいろな考え方のグループの収拾がまだついておらず、しかもクーデターの犠牲者の怨念などもあって、ずっとごたごたが続いているのです。

これでは「国家の代表」「国民の代表」としての大統領にふさわしい尊敬を得ることは難しく、結果として引退後になんらかの刑事責任を追及されるということになるのです。

これでは、どういう人が大統領になっても、その職務を全うすることは難しいでしょう。ですから大統領の正当性が確立していない、と最初に書いたのです。

このように国をまとめる象徴とかリーダーというのは非常にむずかしいものです。内戦が繰り返され国内が怨念だらけになったカンボジアでは民間ではなく王家を再興し、王様をリーダーにして復興を図っています。これはある意味非常に賢いやり方だと思います。

またこの正当性という点で言えば北朝鮮も同じような問題を抱えています。南北朝鮮は常に「統一」という圧力が内外からかかっているため、韓国でも意見集約が難しいのですが、北朝鮮でも実際には難しいのです。
韓国は民主国家ですから選挙とその結果で北朝鮮と雪解けしたり、厳しい対応になったりするのですが、北朝鮮は金王朝を作ることで一貫して挑戦の共産主義による統一を主張しています。
しかしこれを逆に見れば、金日成からつながる一族支配をしないと、意見がばらばらになって北朝鮮という国を維持できない、ということでもあります。

北朝鮮の金正恩の強権ぶりと、韓国大統領が退任後に粛清されるのは実際には同じ政治的圧力の表と裏なのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。難しいこととは思いますが北朝鮮が民主化される日が来ることを願っています。

お礼日時:2013/03/11 20:38

易姓革命も、十分に一理ありますが・・・。


それだけでは説明が付かないと思いますよ。

私は、基本的には「バカだから」かと思います。
なぜバカか?と言うと、反省しないからです。

第二次世界大戦後、現在の韓国政府歴代大統領が、逮捕か自殺と言う末路です。
それを見てりゃ、そろそろ「オレは、自分や周囲を厳しく律し、逮捕されない様にしよう!」と言うヤツが出てきても、何の不思議もありません。
いや・・・出てこない方が、不思議です。

即ち、彼らの国民性は「他人のふり見ても、我がふりを直さない」のですよ。

実際、前回のWBCで、韓国チームが侍ジャパンに勝利し、マウンドに国旗を立てると言う行為に及び、世界中からバッシングされましたが、その後、五輪のサッカーでも、日本に勝利した韓国チームが、「独島は韓国領」と言うパネルを掲げましたよね。

案の定、世界中から非難されたのですが・・・。
これも全く同じ性質のコトを繰り返しており、「バカ」としか言い様がありません。

もし日本ですと、柔道連盟で体罰が問題視されたら、「わが連盟は気を付けよう/改めよう」などと考えるところかと思います。

単に「易姓革命」論で言えば、次期政権の最初の大事な仕事として、「前政権を徹底的に滅ぼす」です。
この場合、必ずしも前政権に瑕疵や非がある必要は無いのですよ。

中国や韓国には、「勝者が正義」と言う考え方があります。
それが「死者に鞭打つ」とか「溺れる犬は叩け」などであって、前政権の瑕疵や非は、次期政権によるデッチ上げでも構わないのですよ。
とにかく次期政権が、死者に鞭を打てば、それで国民が納得・歓喜し、新政権を支持すると言うのが、易姓革命の儀式です。

しかし韓国の場合、明らかに前政権に瑕疵や非が存在します。
また、前政権の瑕疵や非を見ていながら、反省するのでは無く、それを「繰り返す」と言う特徴があり、この部分については、合理的な説明は不能でしょう。

反省しないのか、忘れっぽいのか判りませんが・・・。
それらを一言で言い表すには、私のボキャブラリでは、「バカ」と言う言葉以外、思いつかないし、スポーツ界での類似性のある事象などと考え併せれば、「国民性の中に、どうしようもないバカさがある」としか言えません。

欧米などは、「官吏を放置すれば腐敗する」と言う性悪説的な考え方で、政治家や役人の汚職などに対し、厳罰を科しています。

一方のアジアでは、「お役人様」であって、従わざるを得ない代わりに、易姓革命的に、政権交代時には腐敗した官吏を徹底的に一掃すると言う考え方が主なのかも知れません。
逆に言えば、「役人は悪い事をするもの」が、固定観念なんですかね?

ただ、それだけだと、スポーツ界での類似の事象が説明出来ませんので、国民性もあるのでしょう。

アジアの中ではいち早く近代化した日本は、その中間的な位置付けでしょうね。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。結局役人の腐敗がどうしょうもないのでしょうね。
李朝朝鮮が崩壊したのも役人の腐敗だったと思いますが、今の同じなのでしょうか?

お礼日時:2013/03/11 18:25

#2さんの補足をします



易姓革命と万世一系

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/5151/li …

結局日本では総理大臣の上に天皇がいて象徴として何時の時代も変わらぬ天皇を中心した世界になっているのです
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/03/11 18:20

日本の総理大臣などと違って、韓国の大統領は絶大な権力を持っているし、任期は一期五年と決められているので、この五年間の間に一族党が私腹を肥やします。

大統領自身が公私混同・汚職はいけないと思っていても、大統領選で支援した一族郎党がその「投資効果」を回収する期間として、思いっきり稼ぎまくります。日本人は叔父が総理大臣になったとして、利権で稼ぐといっても500万円とか1000万円のことを想像するでしょう? 韓国では500億とか1000億の単位で稼ぎますよ。それだけ利権が有効だし、またカネに対する執着心が強いのでしょうね。

で、500億、1000億を稼いで逃げようとする一族郎党に対して、対抗勢力はそうはさせじ、とばかりに、政権時代の悪行を一気に叩く。政権掌握中は警察や検察まで自由にコントロールできる大統領ですが、政権が終了し、人事権を失ったと同時に飼い犬から一斉に手を噛まれるわけです。

なかには、良心的な韓国人という者もおって、大統領終了後に自分の身内・一族郎党がやっていた悪行に耐えかね、疼痛自殺してしまった元大統領もいましたね。
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この回答へのお礼

すなわち韓国は賄賂社会ってことですか?大統領一族の口利きがなければどんな仕事もできない状態なのでしょうか?そんなことでよく北朝鮮に対抗できますね。おそろしい国です。

お礼日時:2013/03/11 18:17

竹島に不法入国もした犯罪者だからほっとけばよい。

 次のもいずれそうなるってこと。
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この回答へのお礼

 前大統領は竹島を占領した英雄だと思っていましたが、(韓国民にとって)そんなことは関係ないのですね。

お礼日時:2013/03/11 17:46

韓国は、基本的には易姓革命の国だからです。



つまり、前の政権を根底からひっくり返す
という歴史を繰り返してきました。
これは日本と比較すると理解しやすくなるかと
思います。

日本は、トップに天皇がいて、その下で権力闘争
をしてきた、という歴史があります。
だから、歴史や政治にも連続性が保たれる場合が
多いのです。

しかし、易姓革命の国ではそうは行きません。
同じ易姓革命の中国では、前政権の人間は皆殺しに
されます。
人口が1/3に減ったことが2回もあります。
残りの2/3は殺され、死に、外国へ逃亡した訳です。
海外に逃げたのが華僑です。
こういう国だから、南京で30万皆殺し、といっても
通用してしまうのです。

話が逸れましたが
韓国は、基本的には中国と同じ易姓革命の国なのです。
だから前政権の人間は徹底的にやられる、という場合が
多いのです。
日韓併合にしても、韓国から併合を頼んできたのに、
あれは前の政権がやったことだから、関係無い、という
感覚なのです。
だから、平気で日本を攻撃したり出来るのです。
慰安婦にしても同じです。
あれは前政権がやったことだから、という意識が強いので
ああいう恥知らずのことが出来るのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/03/11 17:43

それが韓国人だからです

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