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床スラブを「床版」と表現したり、べた基礎などでは「底版」という表現を見かけますが、
それぞれこの「版」という漢字をあてるのが正しいのでしょうか。
「床板」、「底板」のほうが意味がとりやすい気がするのですが……。

A 回答 (2件)

先の回答にもありますが、今となってはいわゆる「業界用語」ということでしょうけれども、手許の漢和辞典(角川『新字源』)を見ますと、「版」の意味のトップに、



いた。木の板。(同)板。土べいや城壁を築くとき、両側から土をはさむ板

とありますから、「板」と同義語のようです。

現在の私たちからすれば、「版」は「出版」や「版木」の意味で使うことが多いのですが、もともとは「板」の意味もありますから、間違いではないでしょう。

そこまでの意味を理解したうえでの「業界用語」なのかどうかは分かりませんが。

……とここまで書いてきて、「一応『広辞苑』も見ておくか」と思って見てみましたら、

しょう‐ばん【床板・床版】シヤウ‥
〔建〕床の機能をもつ構造部材。

とありました。「床板」という書き方と、両方あるようですね。
「底版」は載っていませんでした。
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いわゆる仲間内の符牒、業界用語とも専門用語ともいうたぐいの言葉でしょう。



もしそうだったらそれを尊重しないとその世界から追い出されること必定です。

外から見れば変なの、標準語じゃないよ、広辞苑に出てないよと叫びたくなるような特殊な言葉で業界の人間だけがわかることを建前とした会話がなされます。常識も教養も通じるものではありません。なれるか出ていくかです。
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