ボールミルの材質 アルミナとめのう

現在　アルミナのボールミルを用いています。
ただ研究室にメノウのボールミルもあるのですが、
メノウのボールにはどのようなメリットが有るのでしょうか？
価格や　化学的耐久性や　硬度なども特別にメリットが有るように思えないのですが。

No.2 回答者： pasize 回答日時： 2013/03/19 00:04

No.1の方と同じように、メノウがあることは私も知りませんでした。

メリットについてですが、結局コンタミの問題だと思われます。
ボールミルの欠点として、多かれ少なかれ必ずビーズの破片がコンタミしてしまうということが挙げられます。
そのため、どのようなビーズの破片が、粉砕したい材料に混入してもよいのかを考えなくてはなりません。

例えば粉砕したい材料にどうしてもアルミナが混入してはいけない(製品の性能が落ちるという理由などで)、という場合には石英ビーズやジルコニアビーズを使います。

つまり(メリットと言えるかは分かりませんが)、アルミナの混入がどうしても防ぎたいというときにはメノウビーズを使用することになるでしょう。

No.1 回答者： polymer1 回答日時： 2013/03/18 12:10

粉砕を目的なら、硬度の高いアルミナの方が良いのではないですか。

　モース硬度：アルミナ、９。　　メノウ：６．５～７。

小職は、メノウのボールミルって、実は初めて聞きました。
メノウは、乳鉢としてKBｒ法の混合に使う程度と思っていました。