プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在、英語が世界の支配的な言語になっている理由は、
アメリカの軍事力が秀でているからでしょうか。
ある国の言語が世界の支配的な言語になるために必要なのは、
その国の軍事力なのでしょうか。

A 回答 (6件)

英語が(アメリカ語ではありません)今のような支配的言語になったのは、産業革命時代、イギリスの技術と文明が最も優れていたからです。

軍事力故ではありません。アメリカはその鬼っ子に過ぎません。
世界の覇権を握るのはあくまで技術と文明の高さであって、軍事力ではありません。第二次世界大戦時はドイツの軍事力が世界一でしたが、ドイツ語は世界共通語にはなれませんでした。今でも日本語よりマイナーです。(ドイツ語人口が少ないという意味で)
言語人口としては中国語が多いですが、世界共通語には絶対なりません。中国の技術と文明があまりにも低いからです。いくら中国語を覚えても、商売は出来ますが、技術や文明に関われません。
近い将来、英語が母国語の国より、技術、文明が高い国が出たら、その国の言語が世界共通言語になるでしょう。しかし今のところその候補は見あたりませんね。少なくとも後100年は無理でしょうね。20年前、バブルがはじけず、あのまま高度成長が続いていたら、日本と日本語がそうなれる可能性がかなりありましたが、駄目でした。技術と文明の程度が英語圏より高くなかったからでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/24 08:05

江戸時代の日本は蘭学を学ぶために阿蘭陀語を学び、明治時代になると英吉利、独逸の優れた技術を導入するために英語や独語を学びました。

・・・近年までは医学用語は独逸語、科学用語は Latin 語でしたよね。(今は殆んどが米国語ですが・・・)。

私が米国で得た韓国人の友人達は、高校時代に第 2 外国語を選択するにあたって日本語も選択できるようになっていたそうで、高校時代に日本語を選択した友人達は私の電話番号を英語で教えると直ちに日本語で確認してみせるほどでしたよ(笑)・・・日本を大嫌いになるような教育をしている筈なのに高校の外国語選択肢に日本語があるというのにはびっくりしましたが・・・。

つまり、外国語を学ぶ基準はその人 (国民) にとって最も有用な外国語が第一の目的です。

日本にとって最も重要な国は米国ですので日本では最初の外国語として米国語 (英国語ではありません) を学びます。

Have you ~? とかではなく Do you have ~?、Eight をアイトではなくエイトと学んでいるでしょう?

韓国や中国では日本との Business に関わりたいという人が多いことから米国語よりも日本語を重要視して学ぶ人もいます。

米国語が支配的な外国語となっているのは米国を最も重要な国としている国々だけで、世界には米国が最も重要な国というわけではない国々もたくさんあります・・・例えば Africa 大陸では仏蘭西語や独逸語が支配的な国々がありますよ。

南米諸国は Latin 系と言いますが、正確には Spain 統治時代の名残である Hispanic であり、土着言語が多様化していたことから Hispanic が主言語になってしまいました。

台湾も日本が統治するまでは幾つもの言語に分かれた諸部族間での Communication が難しくて争いが耐えなかったものが日本語を共通語とすることによってまとまったという話があります。

台湾や満州、朝鮮が日本語化した時代は確かに軍事的背景も否めないものですが、軍事力以上に政治的、経済的な影響力が強大であったが故に日本化が進んだとも言えます。

植民地支配は一見、軍事力による支配と考えられがちですが、異国に派遣する軍事力では反抗勢力の武力を鎮圧するだけでも容易なことではなく、桁違いに多い現地の国民を軍事力だけで支配するなどということは夢物語にも等しいもので、実際の支配力は軍事力以外の政治経済力に負う方が遥かに大きいと言えます。

重要か否かは政治経済的な繋がりが深いか否かが主な要因となりますが、政治力の一部に過ぎない軍事力はあまり重要なものではありません。

>ある国の言語が世界の支配的な言語になるために必要なのは

軍事力ではなく、軍事力をその一部に内包する総合的な政治経済力であり、その政治経済力の源となる力は科学技術と文化による文明力でしょう。・・・日本語化している片仮名語、例えばカステラ (Castella:葡語)、アンケート (Enquete:仏語)、アルバイト (Arbeit:独語) はいずれも軍事力ではなく文明力 (文化力?) で導入された「英米語ではない」言葉です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/24 08:07

こんにちは。



私のように無学であれば、本来は引っ込んでいるべきなのでしょうが、参考情報を持っていますので書かせて頂きます。

世界情勢の分析に定評のあるロンドンエコノミストの編集部が「2050年の世界」において、言語の未来予想を次のように書いています。

(同著120ページ、121ページより引用)
人類文化の最高の代弁者、言語を例にとって考えてみよう。数百年のタイムスパンで見ると、二十世紀には特筆すべき事態が数多く起こったが、その一つとして挙げられるのが、英語の華々しい興隆だ。現在の英語ほど世界じゅうに広まった言語はない。どの大陸にも英語を母語にする人々がいて、どの大陸にも、英語を公用語にする国がある。これらの国々の総人口は二十億人(必ずしも英語を話せるとはかぎらず、全体の半分はインドが占める)。科学出版の分野における英語は、明らかに共通語として用いられている。二〇〇一年、科学論文の九十パーセントは英語で書かれ、占有率で二パーセントを超える言語はほかになかった。

このような成功は、言語としての英語の特徴とは関係がない。すべては、産業革命や通信革命を含む数世紀のあいだ、イギリスとアメリカが握りつづけてきた世界的覇権の賜物なのだ。いったん固定化された状況は、終わらせるのがむずかしい。QWERTY配列のキーボードのように、非効率な点があっても(現時点でキーボードを設計するなら、左手の小指のところにAを持ってこようと思わないはずだ)、世界じゅうが英語を知ってしまった以上、現状を転換するのはほとんど不可能なのである。

(中略)

つまり、主要言語への集中が予想される中で、首位の座には英語がとどまり、第二グループに中国語やスペイン語やポルトガル語がつけるわけだ。

----(引用終わり)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

引用文献はとても参考になりました。

お礼日時:2013/03/24 08:07

No.2です。



本当にこれだけの質問だと、馬鹿ですね。
当人の前で、どれほどの馬鹿か、教えてあげてもいいですよ。

チョット、あなた自身も「…」であって、「その根拠」ではなく「その前提」です。
私は、そもそもの「前提が間違っている」と言っているのです。

東大の先生でもない、あなたには難しすぎましたかね?
理解できなければ、それこそ東大の先生にでも聞いてくださいね。

「東大」と言えば、何でもひれ伏すと思うあなたがチョット「…」なだけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

人を小馬鹿にするだけで回答する気の無いあなたのような人はとても不快です。

お礼日時:2013/03/24 08:04

「他国語」に関して、"異常なほどのコンプレックス"を持っているのは、日本だけですから英語が"デファクトスタンダード"であることは、残念なことに変わらないでしょうね。



そもそも、軍事力だとか経済力だとかわかったようなことを言う馬鹿がいますが、何か根拠はお有りなのでしょうかね?

何も根拠が無いと「タダの馬鹿」になってしまうと言う、あまりに悲しい事実をご存じないんですかね?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

東京大学の入学試験の英語の問題に出ていたので疑問に思って質問しているのですが、東大の先生たちは馬鹿なのでしょうかね。
その根拠をここで質問しているのですが、あなたの文章は全然回答じゃありませんね。

お礼日時:2013/03/23 22:29

>アメリカの軍事力が秀でているからでしょうか。



いいえ、軍事力だけではなく『軍事力&経済力』です。
国の軍事力というのは、その国の経済力に比例します。
軍事力が巨大な国は経済力も巨大なのです。
まぁ、軍事力だけ巨大な国や、日本のように経済力だけ巨大、というようないびつな国家も存在しますが。

アメリカが超軍事大国なのは、それを支えられる経済力が有るという事です。
戦争が無い時代は、経済力が力を発揮します。
アメリカは戦時、平時の両方で全世界に影響力を与えているからです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/23 22:25

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!