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まず、
地対空ミサイルにはどんな種類が有るのでしょうか?
人間が構えて撃って戦闘機を落とすものから、
戦車の様なガッシリした車から撃つものから、
基地の様な固定の場所から撃つものなど
色々有るみたいですが、それぞれの違いは何なのでしょうか?

次に、
もし上空に敵の攻撃機や戦闘機、爆撃機などが現れうる場合、
地対空ミサイルは真っ先に破壊されますよね?
地対空ミサイルとはどんな立場の兵器なのでしょうか?
制空権が取られていても
ひょっこり撃たれれば航空機はイチコロなのでしょうか?

A 回答 (3件)

いろいろ並んでいるが順不同で



>地対空ミサイルは真っ先に破壊されますよね?
ん~。
昔はそうだったかも知れないけど、今はそのミサイルに指令を出すレーダー設備とか通信指令施設が先かな

>制空権が取られていてもひょっこり撃たれれば航空機はイチコロなのでしょうか?
まあそうかもしれない。
かのベトナム戦争時も、米軍の作戦行動の制約の影響もあるけど、かなりの数の航空機が対空ミサイルや対空砲で墜とされていた

>人間が構えて撃って戦闘機を落とすものから、
比較的最近(ここ20、30年ぐらい)現れたモノで、比較的低空低速で飛行する航空機やヘリへの対処用

>戦車の様なガッシリした車から撃つものから、
自軍の行動に追従できる行動力と、ある程度の索敵能力と、中程度の高度まで対応出来ること、戦闘機の様な高速度な機体への対処用

>基地の様な固定の場所から撃つものなど
戦略的に重要な拠点防衛用で、高々度対応力や超音速機へも対処可能など対応力は大きいが
如何せん固定設備なので、その設備自体の防衛兵力が必要だったり、対処可能なエリア外には何の効果も発揮できないとかデメリットもある

そう言う意味では、自走式の対空車両とか、固定設備を複数のトラックで可搬性を持たせたパトリオットシステムのようなモノも生まれている
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

レーダー設備や通信指令施設が
先に狙われるものなのですね。

歩兵用の地対空ミサイルはまだ出来て日が浅いのですね。
・・・日本の技術力で改良や新素材開発をすれば
より良い地対空ミサイル何かも作れたりするのでしょうか。
抑止力になりうる武器が開発されると嬉しい気がします。

種類によって対応可能な距離や高度が変わる。
色々あるのですね。教えて下さりありがとうございました。

お礼日時:2013/04/01 03:14

 地対空ミサイルはずいぶん昔からありますが、最近のものは命中精度が飛躍的に向上しているようです。



 地対空ミサイル:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%AF%BE% …
 地対空ミサイル一覧:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%AF%BE% …

 もっとも、航空機を撃ち落すのが目的ものが大部分で、ミサイルを撃ち落せるほど高性能な地対空ミサイルは多くはないようです。

 一般に迎撃高度が高くなるほど地対空ミサイルは大型化する傾向があり、固定式や車両移動式の地対空ミサイルは1万メートルぐらいの高さまで撃ち落せるものだと考えて良いようです。歩兵が携帯して発射出来る地対空ミサイルは高度4000m未満の低空を飛行する航空機を撃墜する性能しかないものです。

 迎撃手段は、炸薬を爆発させ、金属片を周囲に打ち出して航空機のエンジンに損傷を与え、墜落させる方法で、破壊力は決して大きなものではありませんが、ジェットエンジンが故障して飛行不能になるようです。

 戦争映画のように航空機が爆発で砕け散るほどの破壊力はありません。エンジンから炎や煙を噴き出しながら墜落するだけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

地対空ミサイルはエンジンを壊すものなのですね。
地面の物を壊すのとはかなり事情が違うのですね。

そして映画のは演出だったのですね。
少し驚きでした。 引火誘爆でもしているのかなと思ってました。

wikiは斜め読みしかしていませんが、
色々なミサイルが国内でも開発、配備されているのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/01 03:22

>色々有るみたいですが、それぞれの違いは何なのでしょうか?



●基地の様な固定の場所から撃つものなど

長射程の対空ミサイルとなり、それに応じて捜索レーダー、射撃管制レーダーも大型のものになります。
広い範囲の防空に適しています。
ただ、昔のナイキミサイルなど、基地へ固定するタイプは現在ではほとんどなく、複数の大型トラックに、ミサイル発射台、射撃レーダー、捜索レーダー、通信管制室といった形態で運用するタイプが主流です。
有名なものは、パトリオットミサイル、S-300などが挙げられます。

トラックで移動できるため、基地固定より攻撃されにくい、いろいろな場所に展開できるといった利点はあります。ただし、システムが大型なので、展開に時間がかかりますが。


●戦車の様なガッシリした車から撃つもの

短距離から中距離の射程の対空ミサイルとなり、バリエーションは多いです。
車体は戦車ベースもあれば、装甲車、あるいはトラックのものまで様々です。
自衛隊で言うと、局所防空の03式中距離地対空誘導弾、基地防空などに使われる81式短距離地対空誘導弾などがあります。
中射程のものは、トラック自体が大型で、管制レーダーも大きいです。短射程のものは射撃レーダーとミサイルの発射装置が一体になったものもあります。


●人間が構えて撃って戦闘機を落とすもの

最も簡便なもので、人間が目視できる航空機に対して発射できるため、射撃管制もミサイル側のシーカーヘッド頼りで、射程も更に短いです。
人間が1人で持てる重量のために、炸薬の量も限られます。


つまり、大型のミサイルほど、射程も長い分、射撃管制装置やレーダーシステムが複雑大掛かりになり、展開に時間もかかり、小型のミサイルはその逆になるわけです。


>もし上空に敵の攻撃機や戦闘機、爆撃機などが現れうる場合、
>地対空ミサイルは真っ先に破壊されますよね?

そうですが、対空ミサイルの目的は、そのような航空機を撃破することです。
長射程の地対空ミサイルの場合、敵航空機の射程圏外から発射して撃墜できます。
対空ミサイルは航空機にとってはかなりの脅威であり、相手のレーダー網をかいくぐって破壊しなければ、返り討ちに合うリスクが高いです。

ただ裏を返すと、相手のレーダー網をかいくぐって、あるいはレーダーにジャミングをかけるなどすれば破壊もできます。
特に、地上配備のレーダーは、大型のレーダーサイトでないと、見える範囲に限りがあり、制空権がない状態では、低空侵入の航空機は捉えづらく、逆にレーダーの照射方向から自分の位置を特定されてしまうリスクもあります。

どちらかが一方的に有利不利ではないということです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>基地へ固定するタイプは現在ではほとんどなく、
そうなのですか。
確かに巡航ミサイルをセットされて撃たれたりするだけで
あっさり即使い物にならなくなる訳ですよね。

今は移動できるものが主流なのですね。


レーダーが無いと遠くは撃ち辛く、
レーダーを使えば位置がバレてしまう。
パズルの様に色々な戦力を固めて初めて
それぞれの能力を活かせるのですね。

ありがとうございました。
なかなか難しいものなのですね。

お礼日時:2013/04/01 03:47

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