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裁判官がガベルという木槌を叩く場面はドラマなどでよく見かけますが(実は日本ではガベルは使われてないらしいですが)、あれを叩くのはなぜでしょうか。
ドラマなどでは「静粛に」と言うときとか判決を言い渡す前に叩いてる感じがします。
やはり普通に考えて、周りを静かにさせて注目させるみたいな用途なんでしょうか。
ガベルの歴史などについても教えて頂けると嬉しいです。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ガベルそのものの由来は分かりませんが「合図に音を出す」というのはけっこう昔からあるものです。



たとえばボクシングのゴング、サッカーの笛、鉄道の発射のベル、舞台開演のベル、などは今でもあるでしょう。

これらの「音」がなぜ必要か、というとふたつの理由があります。
ひとつは「これから、○○が行なわれるので注目する(または静かにする)ように」という、衆人の関心を引くために、音で知らせる、ということ。
そうしてもうひとつは「覆ることのない結果が、この瞬間に発表される」という意思表示です。

ガベルに関していえば、裁判での判決の読み上げ後に「タン」と叩き「これにて判決が確定された」と決定されますし、サザビーなどのオークション会場でも「タン」と叩かれた後は落札者が決定します。
またサッカーなどのスポーツは笛が吹かれた瞬間の状態が「試合結果」になるわけです。

例を出していえば、裁判で「被告を禁固10年に処す」という判決を裁判長が宣言しても、ガベルが叩かれるまでは被告を刑に処すことはできないのです。ガベルが叩かれて初めて「そう決定した」となり、警備員は被告を連れて行くことが出来るようになるのです。

そう考えると日本でガベルが利用されないのは「日本の裁判が静かだから」ではありません。日本での様々な決定(意思表示)は「発声」によって行なわれるという伝統があるからです。
たとえば各地の競り市などでは、値段の決定は独特な符丁と主催者の掛け声で決定します。オークションのようにガベルなど音が出る道具を使うものはほとんどありません。

裁判の場合は「判決を言い渡します」と裁判長が発声した時点で「結果」が確定するのです。

もちろん日本でも福引の大当たりのベルとか、音に頼るものがないわけではありません。しかし「結果発表」などの意思表示は「声による」というのが日本のやり方で、これは詔などの宗教的な作法にも関係があるのかもしれません。

いずれにしてもガベルを叩くのは「この木槌を叩いた以後は、この決定に従う」という意味になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>そう考えると日本でガベルが利用されないのは「日本の裁判が静かだから」ではありません。日本での様々な決定(意思表示)は「発声」によって行なわれるという伝統があるからです。

⇒ガベルや笛、ベルを鳴らす場面でも意思表示は発声によるのことが多いと思います(音そのものが意思表示になる場合を除く)。
「発声があるからガベルは必要ない」というのはおかしいかな…と。
ガベルを使う裁判所でも発声により意思表示しますしね…。

お礼日時:2013/04/30 23:00

理由としては静粛にさせる、決定などの合図としてです。


由来は何かあると思います。裁判官の権威の象徴みたいな事でしょう。俺はしらんから自分で調べてね。
サザビーのオークションとか、他にも色々な場面で使われますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2013/04/29 19:54

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