プロが教えるわが家の防犯対策術!

中日の山本昌、日本ハムの武田勝、ロッテの成瀬 、元オリックスの星野

のような直球の遅い投手はみんな左投手です。

左投手は直球が遅くても抑えられるのでしょうか。

A 回答 (6件)

きっと同じ事は「ナックルボーラー」にも言えるのでは。



たださすがに小学校時代より左利きというだけで投手をやらせるような安易な指導のもと、サウスポーはそれなりに頭数を増やしつつあるのも事実です。先週日曜日に近隣のスポーツ公園で行われていた少年野球をチラッと見て来ましたが、4試合8チーム左腕が6人…多すぎですわ。

基本的に速球が速い=名投手ではありません。MLBで人類最速の豪速球を投げるアロルディス・チャップマン(最高球速171km/h)でも、変化球は130km/h前後のスライダーが主です。それでも130キロ台のスライダーという時点で相当なものですが。直球との速度差・緩急は40キロ、他にもっと遅いカーブやSFFも投げ分けていることから、速球のみでは勝負にならないのを自覚しているのでしょう。ちなみにチャップマンも左腕です。質問例の投手とは正反対の豪腕ですが。

何を書きたいかといえば、質問者様の出した4投手のうち2投手、山本昌と星野伸之については、遅いと称される直球より「更に遅い」変化球を持っているということです。
(申し訳ありませんが武田勝と成瀬善久は決して遅球派の投手ではありません。双方とも140キロオーバーのストレートは投げられますし、日本の左腕で140キロ超えれば十分速球派です。前の回答者にも有りましたが、目に慣れない事を考えれば右腕より球速が低くても同程度の感覚に打者には見えるはず。武田と成瀬の特徴は、投球フォームによって「速いボールを投げてるように見えない」こと。山本・星野とは正反対の思想です)

投球なんてものは、速度表示で評価が決まるわけではありません。それこそ120キロ台にしか届かないストレートを、バッターに140キロ台後半に見せることは、技術として十分可能なのです。星野伸之などは130キロに届くことさえほとんどないのに、スローカーブでのタイミングずらしのみで現役生活で2000以上もの三振を奪っています(歴代18位の奪三振2041)。

いかに遅いストレートを早く見せるか。というより、

「いかに遅い変化球を1つ2つ身に付けるか。」

これさえ出来れば球速の遅さなど投手にとって何のデメリットにもなりません。40キロ以上球速差を出せれば、たまに投げるストレートがとんでもない速球に…バッターには見えるものです。いや本当に。

最初に書いたナックルボーラーの例でもです。現在トロントに所属するディッキーなどは、他のナックル投手に比べて球速は速い(揺れて落ちて130キロ台、間違いなく山本昌や星野伸之の直球より速い)ものの、それよりやや速い直球系(ツーシーム)を投げることでその直球が相当な豪速球に見える上、さほど球速の変わらないナックルがそれこそ「魔球」に見える、そういう効果を緩急は期待できるのです。ディッキーの場合、遅いはずのナックルが直球と球速が変わらないから逆に怖いのですが。引退したウェイクフィールドも、ほぼナックルの中でたまに力のないストレートを投げてもめったに打たれません。

左腕であること、右腕より球速が低めであること。その事実があっても、球速が遅い=打たれやすい投手というわけではないということです。星野伸之の場合、あまりにカーブが遅すぎてキャッチャーがミットでない素手でキャッチしたり、日米野球でピアザに片手1本で払うようにホームランを打たれたりと、狙われれば怖い遅球ではありますが、うまく使えば直球が遅い投手には大きな武器になります。

長文乱文失礼しました。
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この回答へのお礼

長々とありがとうございます。

お礼日時:2013/05/25 23:00

まず、絶対的に左投手の方が少ないですし、打者は右の方が多いですからね。

経験の差は出るでしょう。その他に要素をあげるのなら、右投手のストレ~トは外角です。左投手なら内角です。そういう投球の差が右と左には多くありますし、いい左投手は内角をつけるストレ~トと外に沈むチェンジアップが得意というパタ~ンが多いですね(和田・杉内・成瀨がいい例でしょう)

ただでさえ左は少ないですが、それに加えて左の方が変則的なモ~ション。ストレ~トの速さより、球の出所を見にくくする事に特化したタイプが本格派以外には多いです。和田や成瀨や星野なんかがわかりやすい例で「和田のストレ~トは140そこそこでも、めっちゃ速く見える」とオリックスの選手が言ってましたね

左投手は内角をつける事と、外角に沈む球があることが本格派以外は生命線です。今年ブレイク中の菊池はチェンジアップを習得したのが大きい!と言われていますが、今年は12・13位は勝ちそうだなと思っています
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右でも日ハムの多田野とか元大洋の高橋重行とか。




高橋重行は手を抜かない投球フォームで
球速80キロあったかどうかです。

現役16年で121勝投手です

キャッチャーの返球の方が早かった記憶があります
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左投げだから抑えられるのではなく、


優れた投球術とそれを実現できるだけの
制球力を持ち合わせているから抑えられるのです。
当然これは右投手にも当てはめることができる事です。
(渡辺俊や小宮山などが当てはまるのではないでしょうか?)
が、同時に直球が速い投手にも当てはめることができてしまいます。

単純に投手の優劣を考えたとき
投球術に優れる投手>投球術に劣る投手
球が速い投手>球が遅い投手
と見ることが出来ます。
ならば同じレベルの投球術を有する投手であれば
球の速い投球術に優れる投手>球の遅い投球術に優れる投手
のように優劣がつけられることになります。

このような中で球の遅さは淘汰される要因のひとつになります。
それではなぜ左投手だと淘汰されずに生き残ることが多いのか?
それはやはり右利きのほうが圧倒的に人数が多いからです。
統計的に右利きと左利きの比率は9:1だとされています。
つまり単純計算で右投手は左投手と比べて9倍の競争率の中で
生き残らなくてはならないことになります。
そのような状況下では、同じように投球術を磨くにしても
球速でカバーできる投手の方が圧倒的に有利であり
それが出来ない投手は技術を磨けないうちに淘汰されます。

これに対して左投手は競争率が低いことから
淘汰される前に技術を磨く猶予があり球速がなくても生き残りやすくなります。
加えて、左利きは就けるポジションに限りのある事も影響しているでしょう。

冒頭で申し上げたとおり球が遅くても投球術に優れれば抑えることができます。
要は、投球術を身に付けるチャンスがあるかどうかの問題だと思います。
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日本人は圧倒的に左が少ないです なので対戦経験も極端に少ない(右に比べるとかなりの差)




ここにあげた4投手はいずれも技巧派左腕です
対する 菊池 石井一などは速球派左腕です

技巧派は 変化球の利点+左 というプラスアルファで圧倒的有利です
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打者からすると、右投げ、左投げに関わらず、まともに勝負するはずのない、遅いボールしか放れない投手というのは嫌なものです。


プロ選手というのは、たいてい、少年時代、エースで四番ですから、基本的には、力対力の真っ向勝負が好きなんです。そういうものの方がストレスが溜まりませんし、得意なんです。
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