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日本語初期学習者が漢字の学習を始めたところその最初の第一課に田中さんと山田さん。山川さんと「中川」さんという漢字が出てきました。同じ田という漢字なのに「田中」さんは「た」、山田さんは「だ」となって振り仮名が違います。また同じ川という漢字なのに「山川」さんは「か」、「中川」さんは「が」となって違ってきます。このの2例について質問がありました。これらの違いをどういうふうに説明すればいいか教えてください。この段階では変音現象だとか連濁などの言葉は使えません。また他の例題を出そうにも学習者の知っている言葉の数が多くありません。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

Michelle Jackson



我々は「マイケル」と認識していますが、
同じスペルで「ミッシェル」もいます。
スペルを見ただけでは第三者は分かりません。本人に聞かないと判断できませんね。

名字の場合は、本人やその一族が言う読み方に従うしかない。

それ一文字、あるいは「田○」「川○」では「た」「かわ」としか読まず、濁点読みの「だ」「がわ」は「○田」「○川」の場合のみ。

言語学を持ち出しても、我々日本人も難しいですね。

「中川」で「なかかわ」と読む名字の人いますし。

参考になりませんね。もっと詳しい人待ちましょう。
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この回答へのお礼

さっそくの回答有難うございます。
回答の中の「それ一文字、あるいは「田○」「川○」では「た」「かわ」としか読まず、濁点読みの「だ」「がわ」は「○田」「○川」の場合のみ」というところが今の段階で説明できるギリギリのところだと思いました。
大変よいヒントをいただき感謝申し上げます。

お礼日時:2013/06/08 19:37

日本人は「かな」のおかげで、「か/が」、「た/だ」が関係していると小学生でも思っていますが、


「k/g音」、「t/d音」が関係していると思っていない人は多いです。ただ、言語学の初歩を知っていると、
「k/g」、「t/d」が組だと知っています・・・なお、日本語の清濁と違うのは「p/b」が組なのですが。

で、初学者といっても「かな」をならっている人なら、かなで書いたら濁点の違いにすぎない、
ということを知ってもらうのが有効でしょう。このとき、連濁の法則、どういうときに濁るか、の
説明にふみこまないこと。じっさいに「山崎:やまさき/やまざき」の両方いらっしゃいますし。

かなの説明もしていないし、言語学の素養もない人で、ともかく実用的に漢字をよみたい、
という人には、「これが日本語だ。慣れてください」というしかないですね。
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この回答へのお礼

わかりやすい回答有難うございます。
かなの書けれる学習者が同じ課に出ている同一漢字に振り仮名を振ろうとしたとき「た」/「だ」、「か」/「が」に分けなければならない場面に直面し「どうしてですか」と私に質問してきたというわけです。一瞬「なぜ」への答え方に躊躇しましたので今回このサイトで皆様にお聞きしました。いろいろわかってきました。感謝申し上げます。

お礼日時:2013/06/09 12:24

まえおき:『連濁』という言葉は使えませんと書いておられます。

あなたは正しいのです。

1.あなたがどのようなお立場か、生徒がどのような構成(例えば年齢、日本人か外国人か、理論家か実際家か。)か分かりませんが。

2.用語を使って説明するのは、使う方、聞く方両者が内容を分かっているときに、一言で済ませて、時間を節約するためですね。

3.『連濁』という言葉は使えません。とあなたは云われます。前項の条件が整っていないからです。

4.先ずあなたが連濁とは何か。何故起こるか。起こらないのはいつか。などをしっかり理解することです。そうすれば、この様な用語を用いなくても、適切な表現方法で説明が出来るでしょう。

5.この様にお互いが事実/内容が分かった後に『この現象を連濁と呼ぼう』と定義づけるのが順序です。
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この回答へのお礼

丁寧な回答有難うございます。ご意見のうち2・4・5項目について納得させられました。私自身の問題でもあります。

お礼日時:2013/06/09 12:06

鉛筆などを数えるとき、



1本〔イッポン〕と言って、2本を読ませると、たいていの初期学習者は〔ニポン〕と言います。
〔ニホン〕と訂正してから、3本を読ませると、〔サンホン〕と言います。
〔サンボン〕と訂正してから、4本を読ませると、〔ヨンボン〕と言います。

〔ヨンホン〕と訂正してから、5本を読ませると、やっと、〔ゴホン〕と言います。
(ああ、しんど!)

…と、こんな例を出して、「今のところは、このまま覚えてください」でいきましょうか。
以上、「クニフェ」の日本語版でした。
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この回答へのお礼

わかりやすい回答をいただきありがとうございます。
確かに数字+「年」、「月」、「日」、「分」、「助数詞」など、それぞれに発音が変化するのに対してはそう発音するのだからそう覚えるしかないような教え方をしています。
教え方にもいろいろあることがわかりました。

お礼日時:2013/06/08 20:01

 そういうものだというしかないでしょう。

knifeをクニフェと発音しないようなものだとかいうたとえでは。
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この回答へのお礼

回答のほど有難うございます。確かにこの段階では、ある程度のわりきりが必要なようです。クニフェで心が決まりました。

お礼日時:2013/06/08 19:23

言葉を知らない人に言葉を使って理解させようというのは無理です。


まず「そう読むものと思っておいてください。いつかわかる時期が来ますから」と言っておくしかないでしょう。
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この回答へのお礼

さっそくの回答有難うございます。現段階ではやさしいことばでまずそう読むものですというだけで授業をすすめます。

お礼日時:2013/06/08 19:30

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