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ある問題で
「国債の発行は国際収支を悪化させ、円の対外価値を悪化させる」
この選択肢が誤りなのですが、国債を発行して、貨幣の流通量が増えると
金余り状態になり、金利も下がり、円の人気(対外価値)は下がると思うのですが違いますか?

円の対外価値と国債の発行に直接の関係はないという解説なのですがよくわかりません。

A 回答 (2件)

簡単に言うと、国債を発行する際に円の量は変化しません。

円の持ち手が国に替わり、その後、歳出などの形で支出されるだけです。
銀行が引き受けることを考えれば、銀行が貸す先が企業になるか国になるかの違いです。

したがって、質問者氏のいう
「国債を発行して、貨幣の流通量が増える」
という点が間違っています。

もっとも間接的には関係があるんですけれどもね。


因みに、外債を発行している国ではこの選択肢は正しくなります。

この回答への補足

すみません、また回答いただけると助かるのですが、
国債を国が発行すると、日銀の売りオペにつながり、貨幣の流通量が増えるのではないですか?
これでも関係ないんでしょうか?

補足日時:2013/08/23 15:48
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えっと、門外漢ですが、代数学屋としての意見。



円の対外価値が下がる要因として、国際収支が悪化は挙げられると思います。 

ので、後半はたぶんあっていると思うんです。


今度は、国際収支の悪化する要因 として 国債の発行が 挙げられるのかどうか?

ここが問われているんではないでしょうかね??

σ(・・*)が思うに、

>国債を発行して、貨幣の流通量が増えると金余り状態になり、
>金利も下がり、円の人気(対外価値)は下がると思うのですが違いますか?

これでしょうかね・・・。
貨幣の流通量は果たして確実に(!)増えるでしょうか?

日本の国債は、日本の銀行がほとんどを買っていますね、確か。
いわゆる「貸し渋り」やったら(銀行が)、お金出回りませんよ。

あるいは、公共投資などで使ったとしても(インフラ整備ですかね)、
お金が流通するでしょうか? (景気は良くなるかどうか)
 流通しないで、みんな銀行に預ければ(銀行に貸していれば)、金利は下がる
 (厳密には公定歩合が下がるのでしょう)
 ので、円を持っていてもしょうがないので、円安になるのでしょうが。

ちょっとまった! 円が下がっても、それ以上に他国通貨の価値が低ければ、
金利下がっても、円安にはなりませんよ(!)。


(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
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