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風邪の鼻炎が悪化したので病院に行きました。
淡黄色の鼻汁が出ると問診で答えたら、『細菌の二次感染を起こしてるので抗生物質を出しましょう』
となりました。5日分処方されましたが、『必ず飲み切って下さい』と言われました。
5日以内(2~3日)で飲むのを止めるとどうしてダメなんでしょう。耐性菌が残ってしまうからですか?
また、逆に長期間(10日以上とか)の服用はNGなんでしょうか?抗菌剤以外の薬は2~3週分出してくれるのに、抗菌剤は5日分です。なぜでしょうか。

A 回答 (5件)

(Q)5日以内(2~3日)で飲むのを止めるとどうしてダメなんでしょう。

耐性菌が残ってしまうからですか?
(A)いいえ。耐性菌が残るからではなく、
最初の病原菌が生き残る可能性があるからです。

抗菌剤というのは、細菌をそのまま殺すのではなく、
細菌が細胞分裂をすることを阻止するものがほとんどです。
つまり、細胞分裂に失敗すれば、そのまま死ぬのです。
なので、細胞分裂するまでは「効かない」ことになります。
このようなことを考えて、感染症の種類も考えて、
数日から一週間の間で医師が判断するのが普通です。

なので、途中でやめるということは、生き残った菌が
再び増殖を始めることになるので、飲みきる=殺しきる
ことが大切なのです。

(Q)長期間(10日以上とか)の服用はNGなんでしょうか?
(A)それだけ長期間、飲み続けなければならないならば、
その抗菌剤は、効いていない可能性がある。
効いていない抗菌剤を飲んでも、副作用が増えるだけで
意味がない。

この回答への補足

平易にご説明下さり大変良く分りました。
ありがとうございました。

補足日時:2013/08/21 10:17
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/08/21 10:15

抗生物質はそのターゲットとする’菌’にだけ、’毒’になって、有効性が期待できるわけではないから。



相当する’一族’は大体、皆殺しなんです。
すると、直接に、’病因’となった菌だけでなく、その他もろもろも全滅を目指すのが薬です。

人間の腸内には、兆という数の菌がいます。
多数であり、多種な菌がせめぎあいながら、均衡をたもって、人体の環境保全に役にやっている。

これも、一緒にダメになる。
人は、人だけで成立しているだけでなく、’常在菌’と仲良くやって、ちょうどなんです。
皮膚も、あまり、衛生的にということで年中、殺菌ばっかりしていると、バリアー機能しない。

もちろん、腸内もです。
その、均衡を崩さないためには、なるべく短い期間の投薬、
でも、ある程度十分に、’悪い菌’はやっつけてということでの日数です。

長く飲んでいいことはまずほとんどない。
耐性菌が生じることが一つ。
更にいろいろな菌が一緒にやられるために、腸内環境がかわって、菌交代現象が起きる。
下痢は非常に一般的です。
そして、肝障害、腎障害・・・です。

’人体実験’はしてほしくないですが、抗生物質を飲んでいるときにはアルコールは非常に悪酔いを約束します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/08/21 10:13

五日飲めば感染が治るのに十分と判断したからです。

三日では治り切らない可能性があるし、五日で効かないならそれ以上出しても効かないと判断したのでしょう。もちろん、その時々の状態、感染部位や抗菌薬の種類でも投与期間は変わります。
下の人は抗生剤を批判しすぎでしょう。それを言うなら風邪程度で病院に行くなというのが正しいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/08/21 10:12

まず、鼻汁の色の変化と細菌の二次感染(急性副鼻腔炎)との関係はあまりなく、急性副鼻腔炎を


起こしていなくても鼻汁の色は黄色→緑色に変わってきます。これは一般の人でも経験しており、
もうじき治る印として見なしていますが、http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
医師の中にはこれを細菌の二次感染だとして抗菌薬が必要と言い張るグループがあります。

もちろん、その中には急性副鼻腔炎を起こしている症例もあるかもしれませんが、急性副鼻腔炎を
おこしていたとしても抗菌薬が必要かは疑問があります。(例えば、下記論文)

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9078199

よって、抗菌薬がいるのか不明な病態に服用期間の目安はありません。

耐性菌には二種類があり、MRSAなどの耐性菌は社会全体の市中の抗菌薬の投与量と密接な関係があり、
投与期間ではなく、無意味な抗菌薬投与自体が問題になります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/08/21 10:09

 これは抗生物質を服用するときには必ず守られなければならいことで、このことは御自分自身のためであると同時に、他の人達の安全のためでもあるということです。

中途半端に服用を中止すると、折角死滅しかけた細菌が息を吹き返して再増殖し、元の木阿弥になってしまう危険があると同時に、その中から耐性菌が生まれ、これが増殖するともはやその抗生物質がその細菌には効かなくなってしまいます。するとたとえ貴方の症状が治っても貴方の身体の中にはその細菌が残り、それが体外へ排出されて感染を起こした場合、その抗生物質の効力が期待できなくなるのです。ですから必ず呑みきって対象となる細菌を確実に全滅させることが大切なのです。症状がなくなっても未だ細菌が残っているケースが多いので、処方は長めの期間用の量にしてあるのです。

 病院での院内感染はこのようにしてできてしまった耐性菌よるものが多いので大変恐ろしい状況になっているのですよ。

この回答への補足

5日分しか出してくれない理由の方は分りませんか?
永く飲み続けても、これも耐性菌出現のリスクが増すのでしょうか?分りません(泣)

補足日時:2013/08/19 11:40
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/08/19 11:34

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