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ホホジロザメなど卵胎生の稚魚は、
母親の胎内で共食いなど生存競争を繰り広げるそうですが、
その間の酸素はどうやって確保しているのでしょうか?
へその緒があるわけではないし、
羊水のようなものを頻繁に入れ替えるわけでもなし・・。
糞の排出も気になるところです。

A 回答 (1件)

子宮内は外界とは隔離されていまして,外界の海水が子宮内に入るわけではありません。

ですから未だ完全に解明されていない問題です。

しかし,いくつかのケースでは,サメの胎仔が,母体が子宮壁から酸素や栄養を含む子宮液を分泌し,それを飲んで栄養補給したり,エラを通して呼吸したりしていることが観察されています。

蛇足ですが,恐竜絶滅は,隕石の落下の後に続いた酸素不足の状態を生き抜いてきたわけですから,サメそのものが酸素不足に強い傾向にあります。事実,深海鮫は酸素不足の環境で生活しています。

そのようなことからある水族館の館長さんは,大量絶滅は酸素不足が招いたもので,サメやワニといった酸素不足に強い動物のみが生き残ったのだといった説を展開しています。はてどちらが正しいのでしょうか。私はおもしろい説と思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
なるほど、サメ自体が低酸素環境に強い種なんですね。
私は卵黄から栄養と一緒に酸素を吸収して、
その後はそれを取り崩しながら無呼吸で耐えるのかも‥と想像していました。
子宮壁から酸素含有液を分泌するとは驚きです。
しかしそんな苦労をするくらいなら共食いなど酸素を多く消費してしまうことはやめて
早く出てきた方がよっぽど効率的なのになぁと思ってしまいます。
それに他の魚卵は海水から酸素を得ているらしいので
前述した卵黄からという私の考えも無理がありますね。

長年の疑問が少しづつ解けてきました。

お礼日時:2013/09/30 10:52

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