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オペラのテノールで、hiCを超える音程を要求する曲ってどれだけあるのでしょうか?

私は、
・ロッシーニ「スターバト・マーテル」のhiD♭
・ベッリーニ「清教徒」のhiF
の二つしか知りません。

A 回答 (2件)

それは、記譜されている高音でしょうか? ロッシーニやベッリーニのオペラ作品で慣習的に歌われる楽譜に書かれていないハイDやハイEsならたくさんあります。

(ベッリーニ「夢遊病の娘」エルヴィーノのハイD、ロッシーニ「アルジェのイタリア女」リンドーロのハイEs、ドニゼッティ「リタ」ベッペのハイEなど)しかし記譜されている超高音といえば、意外となかなか思いつきませんね。

ロッシーニ「セミラーミデ」のイドレーノのアリア中盤のカデンツに出てくるハイD、同じくロッシーニの「ランスへの旅」のリーベンスコフ伯爵及び騎士ベルフィオーレが歌うハイDは、確か記譜されたものだったと思います。

ドニゼッティ「ドン・パスクワーレ」のエルネストのアリアはDes-Durで、最後に習慣として上げるハイDesは記譜されておらず、上げずにアリアを終えるテノールもいます。ただし、ノリーナとの二重唱の中でとても短いですが記譜されたハイCisを歌わなければいけないため、エルネストを歌うテノールはいずれにせよハイCisを歌うテクニックを持っている必要があります。

また、オペラではありませんが、有名な合唱作品であるカール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」では、テノールのアリアにハイDがあります。常に物凄い高音域で歌われるアリアである上に、全曲でテノールの出番はこれ以外にないため、カウンターテノールがこの役を受け持つこともしばしば見られます。

私がざっと思いつく限りでは以上です。現代音楽のオペラに範囲を広げれば限りなく見つかると思いますが...。ツィンマーマンの「兵隊たち」というオペラを鑑賞したとき、複数のテノールがハイC以上の物凄い高音を連発していたのが印象的です。
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    ハイCを超えてはいませんが、そこまで9回来るのでしたら、ドニゼッティの『連隊の娘』のトニオが歌う "Ah! mes amis, quel jour de fête!" がありますね。

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