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 流行歌手(流行歌、歌謡曲、演歌など)には、音域がソプラノ、テノール、バスの人がほとんど居ないのはなぜでしょうか。
 小生年寄りなもんですから、最近の若い歌手はよく知りませんが、流行歌手と声域の関係は、次のように思いました。
★ソプラノ:本田美奈子がソプラノに入るかな。後はほとんどいない。
★メゾソプラノ:低めのメゾソプラノは結構居る。
★アルト:加藤登紀子や晩年の美空ひばりは相当な低音。アルトの歌手も多い。
★テノール:坂本九、平井堅などが入るかな。後はほとんどいない。
★バリトン:大多数がこれ。
★バス:こんな人は居なかった。フランク永井は低音の魅力と言われたがバスというほど低くはない。
 声質はともかく、高低はこんなもんかと思います。
 どうして、こんな分布になっているのでしょうか。

A 回答 (3件)

音域でわけるなら、その分け方はだいたい合っていると思います。


ですが、声は高低だけでなく、音色も判断基準のひとつです。
ソプラノの音域まで十分出るメゾソプラノもたくさんいます。

さて、質問の件ですが、私が考える理由は二つあります。
・流行歌のほとんどが地声で歌っていること
・中音域の方が、耳になじみやすく、またカラオケなどでも親しまれやすいこと

ソプラノは本田美奈子ぐらいだとおっしゃっていますが、死後によくTVで流れた「アメージング・グレース」を思い浮かべてらっしゃいませんか?
あれは裏声でクラシックの発声で歌っていますよね。
クラシックの発声で歌っている流行歌手はほとんどいません。
ソプラノの良さが発揮できるのは、五線を離れる音(ソ)ぐらいからです。
だからソプラノがほとんどいないと感じるのではないでしょうか。
男性の歌手では、セカンドテノールからバリトンぐらいの声質が流行歌ではほとんどを占めている気がします。
バリトンほど低音が豊かでないので、セカンドテノールが多いのではないかと思います。
セカンドテノールとしては、ラルク・アン・シエルのhydeなどがあげられるでしょうか。
逆に、低音が魅力の歌手はもっと少数であると思います。
日本人には本当のアルト・バス自体が実は少ないのです。
和田アキ子はコントラアルトだと思います。
加藤登紀子はアルトですね。
美空ひばりは元々音域が広く、裏声などもうまく自然に混ぜながら歌っていましたよね。
晩年は相当な低音とおっしゃいますが、それは喉や体の具合が悪くなってしまったからではないでしょうか…。
バスについては、ちょっと私もパッと思いつく歌手がいないですね。

というわけで、高音は地声での歌唱なのであまり出すことがなく、
低音は持って生まれた人が少ないといえるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございました。
 本田美奈子は仰せの通り、アメイジンググレイスです。アメイジンググレイスのレコードを7~8曲聴き比べてみましたら、ソプラノ歌手のものと声域的には同じくらいと感じました。
 一般人はレコードを買ってきて、それに合わせて歌い、歌を覚えるということをしますから、一般人が出せない声の歌手は売れないでしょうね。
 詳しいご説明ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/14 19:12

ド演歌の方がソプラノでは聞き手はつらいのではないでしょうか。


女性であればメゾソプラノからアルトが大多数でしょう。
極端な高音域も低音域もあまり必要でないからです。
男性歌手も同様と思われます。

これは今に始まった事ではありません。
戦前にはこの状態は確立されてと思われます。

>どうして、こんな分布になっているのでしょうか。
考えてみてください。
日本人の伝統的な歌唱で極端な高音域も低音域もないでしょう。
さらに戦後の欧米の流行歌に極端な高音域も低音域もないでしょう。
影響される音楽に極端な高音域も低音域がなければ結論は見ています。
当たり前と言えばそれまでしょう。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。よくわかりました。

お礼日時:2007/02/14 19:01

単なる思いつきですが、


1、流行歌というくらいですから、聞き手にも歌ってもらえるような歌である
  必要から、普通の人が歌いやすい音域で曲を作っている。
2、流行歌の「情緒性」を出すためには、高音域は合わず、中底音域が表現
  しやすい
などが考えられそうです。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。ご回答1.2.よくわかりました。
仰せの通りと理解しました。

お礼日時:2007/02/14 18:58

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