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0<α<1、α∈Q、a>0、b>0とすれば、
a^α+b^α>(a+b)^α

の証明を教えてください。
a^αで両辺を割り、b/aを再びbとかけば、
1+b^α>(1+b)^α

と同値なのですが。また、αは実数でも成り立つのでしょうか?

A 回答 (6件)

>元の問題 0<α<1、a>0、b>0とすれば、a^α+b^α>(a+b)^α は、(a^α+b^α)^(1/α)>a+b と同値なので、 y=(a^x+b^x)^(1/x) (0<a≦b) のグラフを調べてもよいことになります。


>このグラフはソフトで調べると、 -∞<x<0のとき、単調減少し、0<y<a 0<x<∞のとき、単調減少し、b<y<∞ となるようです。

>…グラフを手計算で書こうとして行き詰まってしまいました。
>y=(a^x+b^x)^(1/x) (0<a≦b) の対数をとり、 log y=(1/x)log(a^x+b^x) 微分して、 y'/y=(1/x^2)[{(log a)a^x+(log b)b^x}{x/(a^x+b^x)} - log(a^x+b^x)] が負であることを示そうとしたのですが、うまくいきません。


算式上でグラフを追跡するにしては、ドンドン煩雑な方へ入り込んでいく観がありますネ。

ANo.3 の参考 URL (命題 1.7) の「グラフ追跡」では、
 (x^p+b^p) > (x+b)^p
なる順序 (大小) 関係の見積もりを、
 f(x)= (x^p+b^p)/(x+b)^p
なる「比」関数の増減追跡により、簡潔に済ませている。

…この手法をそのまま 0 < p < 1 のケースに流用したのが ANo.5 。


しからば、
y = (a^x + b^x)^(1/x) > a + b (0 < x < 1, a, b > 0) の形にして、「比」関数を禁じ手にする。
   ↓
対数をとり、 Ln(y) = (1/x)Ln(a^x+b^x) さらに微分してしまうと?
… …

手続きが煩雑化し、(解決できるにしても) 容易には見通せなくなりつつあります。

  
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謹訂正。



つまり、f(x)= (x^p+b^p)/(x+b)^p にて、
 2^(1-p) > f(x) > 1
  ↓
 2^(1-p) * (x+b)^p > x^p + x^p > (x+b)^p

  
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この回答へのお礼

みなさまありがとうございます。

0<a<1,x>0のとき、

1+x^a>(1+x)^a

を示すのに、

f(x)=1+x^a-(1+x)^a

f'(x)=a/x^(1-a) - a/(1+x)^(1-a)>0

から、

f(x)=1+x^a-(1+x)^a>f(0)=0

となり示すことができました。


ところで、元の問題

0<α<1、a>0、b>0とすれば、
a^α+b^α>(a+b)^α

は、

(a^α+b^α)^(1/α)>a+b

と同値なので、

y=(a^x+b^x)^(1/x) (0<a≦b)

のグラフを調べてもよいことになります。

このグラフはソフトで調べると、

-∞<x<0のとき、単調減少し、0<y<a

0<x<∞のとき、単調減少し、b<y<∞

となるようです。

しかし、グラフを手計算で書こうとして行き詰まってしまいました。

y=(a^x+b^x)^(1/x) (0<a≦b)

の対数をとり、

log y=(1/x)log(a^x+b^x)

微分して、

y'/y=(1/x^2)[{(log a)a^x+(log b)b^x}{x/(a^x+b^x)} - log(a^x+b^x)]

が負であることを示そうとしたのですが、うまくいきません。

新しく質問投稿させていただこうと思っています。

お礼日時:2014/02/28 14:41

< ANo.3



…に蛇足を付加。

参考 URL 「命題 1.7」の証明にある f'(x) を見ると
0 < p 1 の場合には x=b にて f は最大値 2^(1-p) をとるとわかります。

つまり、f(x)= (x^p+b^p)/(x+b)^p にて、
 2^(1-p) > f(x) > 1
  ↓
 2^(p-1) * (x+b)^p > x^p + x^p > (x+b)^p

  
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参考 URL (エンコード = UTF-8 ) から無名の「命題 1.7」の前半を盗用すれば?


その筋書きだけ…。

「命題 1.7」の前半から (部分的な整形あり) 。
a, b > 0, p > 1 のとき、
 a^p + b^p < (a+b)^p

両辺を (1/p)- 乗して、
 (a^p + b^p)^(1/p) < (a+b)

ここで、a^p=A, b^p=B とすると?
 (A + B)^(1/p) < A^(1/p) + B^(1/p)
…を得て、チョン。

「命題 1.7」の証明は、簡潔かつ明快。

  

参考URL:http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/labo/text/func …
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イメージだけです。



y=x^α とします。
これを上に1だけ平行移動したものを y1
左に1だけ平行移動したものを y2
y1=1+x^α
y2=(1+x)^α
x=0,y=1を交点に持ちます。
x>0,y>1の範囲では交点を持ちません。
α>1のとき、y1,y2は下に凸です。
x>0,y>1 で y1<y2
0<α<1のとき y1,y2は上に凸です。
x>0,y>1 で y1>y2 
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(1)  0<α<1かつ 0<x≦1 ⇒ x^α ≧ x


(2)  0<α<1かつ 1<y ⇒ y^α < y
はカンタン(もちろん、αが実数でもOK)。
 さて、(2)でy=1+xとすれば、(1)と併せて
(3)  0<α<1かつ 0<x≦1 ⇒ 1+x^α > (1+x)^α
が言えますね。
 ここでx=bとすれば、質問にお書きの最後の式が0<b≦1の場合に成立つこと:
   0<α<1かつ 0<b≦1 ⇒ 1+b^α > (1+b)^α
の証明が得られます。
 また、x=1/bとすれば
   0<α<1かつ 0<1/b≦1 ⇒ 1+(1/b)^α > (1+1/b)^α
であり、さらに不等式の両辺をb^α倍すれば
   0<α<1かつ 0<1/b≦1 ⇒ b^α+1 > (b+1)^α
つまり、
   0<α<1かつ 1≦b ⇒ 1+b^α > (b+1)^α
だから、質問にお書きの最後の式が1≦bの場合にも成立つことが証明できます。
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