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ウクライナ情勢について教えてください。
クリミヤ(ウクライナ領)議会がロシアへの編入を決議した問題で、アメリカが軍事介入をするかもしれないとうわさされていますが、何故アメリカが出てくるのか?解りません。
アメリカの大義はどう説明されているのでしょうか?
また本当の理由はどこにあるのでしょうか?

A 回答 (12件中1~10件)

クリミア議会そのものへアメリカが介入するとしたら、それは内政干渉です。

クリミアはウクライナで唯一認められた自治共和国なので独立国的に動ける部分をもともと持っています。しかし、それでもウクライナ議会の組織の一部であり、国を超える話は別です。それはウクライナ議会との調整が必要です。
議題が国内行政や政治の話であれば米英が介入する権限はありませんが、今回の場合、勝手に他国に編入を希望するとなれば、それも他国の軍事介入による手引きであり、さらに覚書の構成国の中で領土保全を破るとなると覚書そのものを破っていることになります。だから米英は介入できます。もっともそれにはウクライナ議会の要請が必要のはずですが。
もし、ウクライナ議会そのものが、もうクリミアは要らないと承認をするなら米英は介入する大儀はありません。ただ、そのまま覚書を無効状態にするのか、再度、ウクライナやクリミアとを含めて覚書を新たに交わすのかはまた別の外交課題となります。
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この回答へのお礼

お答え有り難うございました。
要点は「ブタペスト覚書」にあると解りました。

お答えについての私の理解は、クリミヤ議会が、ロシアの軍事介入なしにロシアへの編入を議決したのなら、アメリカには介入する権利は無い、ということでよろしいでしょうか?

お礼日時:2014/03/11 00:11

プーチンとはこういう奴です。

『ブダペスト覚書』を無視してます。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40131?page=2
こう国際ルールを無視して自分に都合よく詭弁を使われるとあとは実力行使しかなくなります。こんな国と何を取り決めても意味はないでしょう。サハリン2なんかもまた好き勝手にやられますよ。
ロシアを力づけることは何ひとつすべきではありません。経済的にも政治的にも。我々はプーチンロシア抜きに生きていくすべを考えるべきなのです。それを教えてくれたのが今回のクリミア事件です。

ここにはアメリカ嫌いの人も多いようですが、プーチンロシアに比べたらどれだけましか。プーチンを野放しにするのは今後の世界にとって大きな禍根になるのは間違いないです。我々は断固として他の国々とともにこの強権国家にノーを示すべきです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/17 17:24

ブダペスト覚書以外に『ヘルシンキ宣言』というのが欧州安全保障協力機構で採択されています。

米英露はどちらにも調印してます。これらの中の細則は私も知りません。
この両者とクリミア議会とウクライナ議会に関するウクライナ内部での国会運営規則(適正な選挙が行われたか人しか首長にはなれないとか)の順守によって、まず、クリミア議会が併合を決めて、それをウクライナ議会が承認するなどした場合、介入できません。(そのときの領土などへの覚書などの法的効力についてはどうなるかという問題が残ります。改定するか放棄するかなども含め)
ウクライナ議会が反対し、クリミアが単独行動に出た場合、ウクライナ議会からの要請を受けて米英が介入することはありえます。ただし、これはクリミア自治権と覚書との法的効力の問題などが絡むので、クリミアに介入するにしても欧州安保機構での議決か何かが必要の可能性があります(よくわかりません)。そのとき当然、ロシアは反対します。多数決で押し切れるのかどうかは知らないです。
介入と言っても必ずしも軍の進行ばかりではありません。仲介とかその他いろいろ政治的にあります。ただ、どっちにしてもウクライナ議会からの要請がない限りは米英は政治的にも軍事的にも経済的にも介入できません。(軍事攻撃を受けた場合は即座に反撃可能とかいう取決めをしていれば別です)
まあ、ややこしいです。それぞれが自分たちが有利になるようにあれこれ大したこともない法律でも引っ張ってきて難癖をつけあうので。国際社会というのは言ってみれば化かし合いですから。

軍事介入があった場合はもちろんアウトです。米英もそれは同じです。(今回のはむしろ、ロシアがクリミアを併合するためにヤヌコビッチをうまくひっかけて、それでデモを引き起こさせた可能性があります)
だから、ロシア側はあの集団は謎だとか自警団だとか自国のものではないと嘘を言ってるわけです。それでクリミア議会にさっさと併合の選挙を行うことを決定させ、あっというまに軍を消し、選挙は平和裏に終わったから違反は何もないとかいうことにするのではないかと思います。
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この回答へのお礼

詳しい説明を有り難うございました。

お礼日時:2014/03/17 17:25

国際法的根拠に基づくものです。


どこにでも利権で出てくるのはアメリカですが、今回はイギリスなどにも責任があって行動を取らざるを得ません。

1990年前後に共産圏の崩壊が起きますが、ウクライナも同じくソ連から1991年に独立します。しかし、その当時、ウクライナは米露についで3番目の核保有国でした。EU寄りの流れもあって、各国から核拡散防止条約への加盟を迫られます。そこで、欧州安全保障協力機構(米もロシアも入ってます)の会議で1994年の年末、核兵器の全面放棄の見返りに安全保障面で不安が残ることから、米英露と安全保障として覚書を交わしました。(『ブダペスト覚書』)
実際に2005年、ガスパイプライン輸送でウクライナとロシアは紛争になってますが、この覚書があったために、米英が抗議して妥協案へと収束してます。(この問題はウクライナがソ連時代からガスを掠め取っていたこともあり、一概に被害者とは言えない)

ウクライナは1991年に独立して、国連でも独立国家としてすでに認められています。歴史的経緯はいろいろあって(ポーランドに一部は支配されていた時期とか)複雑な経過がありますが、現状の国際社会の中では一独立国として認められているので、今回のロシアの動きは『ブダペスト覚書』に反する行為で国際法違反です。
ヤヌコビッチがロシアに逃亡した時点で、ヤヌコビッチは職務放棄ですから(国外に出たタクシン元タイ首相が国外で叫んだらタイ政権が動かなければならないという人はいないでしょう)、今後の国づくりを考えるなら暫定政権が国民の意思確認を行い、施政していくことになります。ヤヌコビッチ本人やプーチンはヤヌコビッチが今も大統領と言うのであれば、暫定政権にヤヌコビッチの地位を回復する用意があるかどうかを確認するしかできません。よって、クリミアへの軍派遣によるウクライナ主権侵害は明白ですし、ヤヌコビッチを大統領に就かせないとかロシア側が言うなんてのも内政干渉の何ものでもありません。
他人の土地に入るにはその所有者に了解を得ることです。土地にとどまって治安を保てずに国外逃亡したヤヌコビッチではなく、暫定政権もしくはそのあとにきちんと成立した政権からの要請がないと駄目です。ヤヌコビッチがとどまってロシア軍に要請すれば話は別ですが、たぶん、そのときは議会の承認も必要のはずで、それを提案しても無理だとは思いますが。

もともとウクライナはロシアのものだから今回のロシアの動きは当然だ(これも歴史認識を間違ってますが)などと表層的感情論的なことを言ってる人もここでも書き込んでる人もいますが、そんなことを言ってたら、国際連合とか国際法とか何の意味もなくなります。結局は国力が大きいものが主導権をとってしまうのは致し方ないとしても何らかの機構により抑制をしていく仕組みを尊重しないと平和構築などできません。

この回答への補足

大変詳しく教えていただいて、解って来ました。
もう少し教えてください。

ロシアが軍事介入するのは、国際法違反だと言う論理は解りましたが、クリミヤ議会が編入を決議したと言うことに違法性はあるのでしょうか?そのことを理由にアメリカが介入する大義は、どういうことで説明できるのでしょうか?

補足日時:2014/03/09 20:59
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/17 17:26

大義名分などいくらでも創作出来るでしょう。



イラク戦争では、当初は大量破壊兵器を口実にしていましたが
それが無いと判明するや、民主化に切り替えました。

かつて、家康は鐘に刻まれた文字を理由に豊臣を攻撃
しました。

今回も、国家の主権を侵害したのは正義に反するとか
何とでも理由は付けられます。


”本当の理由はどこにあるのでしょうか?”
    ↑
ウクライナは、バックにEUとロシアがいて綱引きを
しているわけです。
あそこがEU寄りになるか、ロシア寄りになるかは
地政学的に大きな問題です。
米国がEUの味方をするのは理の当然だと思います。

ロシアとしては、なんとしてもクリミア独立だけは
やりたいと考えているはずです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/17 17:26

当然 笑



戦争が起こるかも と聞けば世界中どこへでも飛んでいって首を突っ込むのがアメリカ
そして話し合いと言うフリをして結局はこじらせて戦争に持っていく これがアメリカのやり方です

朝鮮戦争 ベトナム戦争 湾岸戦争 
アメリカが首を突っ込まなければ勃発しなかった戦争ばかりです
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
アメリカに厳しいですね。

お礼日時:2014/03/17 17:27

実は、バチカンの対共産シフトが深く関わっていますが、マスゴミは恐ろしくて何も報道しないので、一般人には理解できない状態にいます。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/17 17:28

回答No.1です。

プーチンはウクライナの新政権はクーデターで出来たものなので追い出されたヤヌコビッチが援助を要請した正当なものだと言っています。逆にもしヤヌコビッチがクーデターに負けてなっかったらEU側は沈黙していたでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/17 17:29

米軍が出ることは無い、と、米国の経済界は判断しています。


株価が一瞬下がったのですが、すぐにそれ以上に上がっています。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/ …
そのキッカケは、プーチンさんが、軍を動かそうとしているわけでない、と言ったり、
露軍高官が、最後通牒を出したという報道は誤報だ、と言ったりしたことです。

それでも、強気の発言が米国側から出ています。
その背景には、もちろんこれまでの回答者が言われたようなレームダックを隠すため、
ということも有るかと思いますが、…

日本に向けたメッセージという側面も有ります。
日本に対し、ロシアを取るとのか、米国を取るのか、ハッキリしろ、ということです。
それでも、日本はソチパラリンピックに文科省の副大臣を派遣するなど、可能な限り、態度を曖昧にしています。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140306- …
今朝のTV番組に、岸田外務大臣が出演していましたが、司会者から水を向けられても、ロシアを非難するような言葉は冷静に避けているのが、印象的でした。

直接日本に対し、ロシアと手を切って経済制裁に協力しろ、とは言えないだけに、オバマさんも苦慮していることでしょう。

この状況を一番喜んでいるのは、中国でしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/17 17:29

財政的に長続きしないと思われますので、ほっといても良いでしょう。



今目だって置かないと、今度の選挙で共和党が勝ってしまうからです。
※ただでさえ”弱腰外交”が言われてますから。

所詮はシリア空爆と一緒で何も起りませんよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/03/17 17:30

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