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日本文化を学ぼう・味わってみよう!と
能の舞台を観に行きました

初心者向けの解説付きのものを選んだので
事前にどのような場面・背景か詳細な解説がありました

だが…しかし
実際に舞台が始まると
はっきり言って何を言っているのかとにかく全然分からなくて

何がどうなっているのか
話がどう進行しているかすらも理解できないまま…


残念ながら,あまり楽しめませんでした
(良い経験にはなったと思っています)

能を楽しめるレベルに達している方々に質問です

皆さんは演者が何を言っているのかどうやって身に着けられたのででしょうか?

それとも何を言っているか理解する以外の
味わい方があるということなのでしょうか?

知見のある方宜しくお願いします


いつか,能を楽しめるようになりたいと思っています

A 回答 (5件)

能を楽しむための方策については他の方が色々とご回答されているので,おまけ情報として.


花とゆめコミックスで成田美名子先生が描いておられる「花よりも花の如く」という漫画は能楽師が主人公で,能に取っつきにくさを感じておられる方に対する入門としてお勧めです.
まじめに能楽師のことについて調べたうえで描かれていますし,ご本人も能の魅力にはまってしまったそうで,これを読むととっても能の舞台が見たくなります.
ただ,本格的に楽しむためにはやはりお仕舞などを習ってみるのが早道ではあると思います.仕舞は小道具を使わないので,ほとんど扇一本で色々な物を表しますし,お仕舞中の型(動作)にも意味があります.それを感じられるようになってくると面白さが増すように思います.
他の方も回答されていますが,能は雰囲気を楽しむものだと思うので,一言一句を理解する必要はないと思います.大まかな話の流れを理解したうえでなんとなくその場の雰囲気を楽しめれば良いのではないかと.
また,狂言は能に比べるとかなり分かりやすいので,能への入門的に狂言を楽しんでも良いかもしれません.
それほど能に詳しいわけではありませんので,素人の意見で申し訳ありませんがご参考までに.
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この回答へのお礼

いえいえ
とても参考になりますよ

能をテーマにした漫画があるんですね
今度読んでみます


おっしゃるとおり
動作から受ける印象や雰囲気を楽しむことも大事にしていきたいと思いました

hakuchan510さん、ありがとうございました

お礼日時:2014/04/13 01:13

私も同じ悩みを抱えています。


今は少しはましになったかなと思いますが、
はじめの頃は、知っている言葉でも聞き取れませんでした。
ご参考までにコメントを書き込ませて頂きます。

【方法1・謡を習う】
謡を習うと独特の節回しやリズムに慣れて、聞き取れるようになると思います。
カルチャーセンターだとグループで習えることが多いので少し割安だと思います。
能楽師の先生にご自宅や能楽堂で習うようなケースは、割高です。
個人的にはカルチャーセンターでも充分だと思います。
謡本を購入したり、お月謝や入門料などなどちょっとお金がかかります(涙)

【方法2・謡本を読む】
謡本はアマゾンでも購入できます。
ただ、謡本の独特の表記は慣れないと読むのも難しいです(私だけかな・・・・・・)
それに、見る舞台ごとに謡本を購入するのはちょっと大変ですよね。
ですからNo.1の回答者様がご紹介のHPが読みやすくて便利だと思います。
でも古典の素養がないと、理解するのは大変だと思うので、
口語訳も下記のサイトで読むことができます。
http://www.the-noh.com/sub/jp/index.php?mode=dic

【方法3・謡のCDを聞く】
独特の発声や節に慣れるために謡のCDを聞くのもいいと思います。
図書館にあったりします。
私の近所のレンタルCDショップにも何枚かあります。
謡本を読むよりも、聞き流すくらいのつもりで、気楽かもしれません。


外国語が分からなくてもレディガガやジェーン・バーキンを楽しんだりできますよね。
スキャットなんて意味はありませんけど楽しいですし、
イタリア語が分からなくてもオペラで感動できたりします。
お能も、聞いて意味を知ろうとしなくていいやと開き直ってもいいんじゃないかなと思ったりします。
能面をつけていると言葉は不明瞭になる場合が多いですしね。
(明瞭な方もいらっしゃいますよ)

本当に理解しようと思ったら、それこそハードルは高くなる一方です。
衣装、建築、音楽、舞など、
質問者様の独自の楽しみ方で一歩を踏み出してしまうのがいいんじゃないかなと思います。

あまり楽しめなかったその演目が、もし地味目のものだったのなら、
「道成寺」や「石橋」や「土蜘蛛」のような
派手めな演目をご覧になってみるのもいいかもしれないですね。

お能は百番みてやっと理解の糸口がつかめるとか言いますので、
とにかく触れる機会を多くもつことだと思います。

謡本だけでなく、愛好者のエッセイを読むのも勉強になりますよ。
私は白洲正子さんのエッセイをよく読みます。
毒舌なこともあるので、楽しいですよ。

いろいろ書きましたが、私もまだまだ勉強中の身です・・・・・・道のりは険しい(笑)
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この回答へのお礼

謡本を読む
先ほども出ましたがこれは有効そうですね!

あと突き詰めすぎないのも大事かも?と思いました
自分なりにというスタイルも必要なんですね


具体的な列挙,分かり易かったです☆

shimashimashimaさん、ありがとうございました

お礼日時:2014/04/10 22:00

出来れば公演より前に謡本などで、その曲目の台詞を何度か読んでおく。



かつ当日の舞台でもパラパラめくる音をたてないよう注意しながら台詞を見る。

当然、舞台を観るのがおろそかになってしまいますが、これを何度か繰り返すと

何を言っているのかわかるようになりますよ。

私の場合は謡本は身近になくて、古本屋で「謡曲350番集」という現代では

上演されない曲まで載っている古本を買い、毎回舞台と本を見比べていました。

ようするに慣れです。

聴きなれると、通りすがりに聴いても何の曲かわかるようになります。

それと初めてはポピュラーな曲目から入門なのは仕方ありませんが

少し慣れてきて興味のあるストーリーや好きなシテ方などから舞台を

選ぶと疑問がわいてあれこれ調べてみるともっと面白くなります。

私自身は能の舞台から囃し方、地謡に興味がわきました。

地謡のリーダーを地頭というのですが、それを謡の上手な方がやられると

地謡が素晴らしくよくなることに気が付きました。

そんなことはまだ先のことですが、はやく慣れて楽しまれてください。

それと余計なことですが、最後に観客が拍手しますね。

あれは西洋のやりかたで、本来、能の舞台では拍手は不要なものなのだそうです。

舞台を見慣れるとわかりますが、曲の最後は空中に余韻が舞っているような

感じなのです。拍手をするとその余韻の空気がすべて消えてしまいます。

拍手はくれぐれも不要ですからね。
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この回答へのお礼

謡本というものがあるのですね
その言葉自体初めて知りました

それを参考にしながら、徐々に慣れていくのですね
なるほど~

あと…
拍手は不要とは!

今度からその辺りにも注意してみるようにします

peterugiusuさん、ありがとうございました

お礼日時:2014/04/10 21:51

私の場合は、趣味としている友人に


飲み代おごりでいろいろ教えてもらいました。
それで、わかっているつもりではいますが
わかっていません。

イネージするのが良いと思います。
こういういことを言っているのだろうな・・・
豪華な衣装もそう、メロディーもそう
イメージするのに、予備知識は必要ありません。

私の場合は、ほとんどコレです。
友人からは邪道だ!一緒に行きたくない
なんて言われますが、わからないことは
イメージを自分で作り上げるしかない、と思っています。

あとは、役割を見る。
シテ方はシテ方だけをやり、囃子方の笛方は笛のみ
みたいに役割が入れ変わることは、ありません。

それとか、なんで柱があるのだろう?と考える。
あの柱は、実は役者が自分の位置を知るためのもの。
柱がないと他の人とぶつかります。

などなど、楽しみ方はそれぞれで良いと思います。

すっきりしない回答、失礼しました。
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この回答へのお礼

いえいえ参考になりますよ

あまり堅苦しく考えずに
自分なりの楽しみ方を探されているんですね

floriographyさん、ありがとうございました

お礼日時:2014/04/10 21:41

こちらに、能のほぼ全ての作品のセリフを収録したサイトがあります。


http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/cgi-bin/inputlog …
改行が少々乱れており、ちょっと読みにくいです。
岩波の古典文学大系の「謡曲」などを図書館で借りると、もう少し読みやすい状態のものを見ることができます。

で、
これを読んでみて意味がわからないとしたら、
当然、
セリフを聞いても意味はわかりません。
文法力のレベルとしては、「平家物語」あたりを原文で読める程度は必要です。
高校で古文を習って、そのあと少し勉強して語彙を増やすとこの程度は読めるようになるはずなのですが、
なぜか現代日本人で、この文章を読めるひとは少ないようです。

また、能の内容を理解するためには、ストーリーだけ理解してもあまり意味はなく、
背景になっている古典作品群や歴史についての知識が必要です。

さらに、あの独特の節まわしや発声に慣れる必要があります。

というわけで、まあ、謡曲の内容を正確に理解することはあまり考えなくていいと思います。
不可能ではありませんが、ハードルは高いです。

「謡曲入門」のような本をお読みになると、作品ごとの鑑賞ポイントが書いてあると思いますので、
さくっと頭に入れた上で、多少わけわからなくても、
衣装がキレイだなとか、あ、いまの音おもしろいなとか、
その程度で気楽に楽しんでくださるといいと思います。

昔の能楽師のかたが言ったという言葉なのですが、

能を見ていると眠くなる。
これは、じつは正しい状態である(なんと!! )。
あれは、寝ているのではなく、あの独特の音を雰囲気の中で、一種のトランス状態になっているのである。
うとうとしている→何かの音でちょっと目がさめて舞台を見る→またうとうと→夢なのか能なのかよくわからない。
この状態が正しい。

のだそうです。

気楽にご覧ください。
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この回答へのお礼

本当に理解しようとするとそのハードルは高そうですね
私には無理そうです

しかし、おっしゃる通り
ほんのちょっとした部分を楽しむようにします

最後の能楽師の方の言葉は思わず笑みがこぼれました
こんなご意見もあるんですね!

somikakudaさん、ありがとうございました

お礼日時:2014/04/06 23:29

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