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私は小さな会社に勤務するシステムエンジニアです。
今の会社には半年ほど前に入社したのですが、
入社した当初から派遣に回され、社内会議等もないので自社に戻ることはほとんどなく自社のことはほとんどわかりません。
それにもかかわらず、次期社長(現社長の息子)より
取締役の任命を受けました。
そのことを友人に相談したところ、どのような条件で
また、会社の経営状態なども詳しく聞いてから受けたほうがよいとのことだったのでたずねてみると
条件については役員会の決定がなければはっきりしたことがいえないとの回答で、経営状態については黒字だから安心しろとのあいまいな返答しか帰ってきませんでした。
このような条件では受けることができないので断ろうとしたら今度は、日本の文化的に上からの命令を断るのはありえない話だと態度を豹変させてきました。
結局、時間もなくこちらもかたくなに拒否したため別の方が任命されたようです。
私が知る限りでは取締役というのは会社が倒産したときなどの責任などが追及されるためこのような経営状態を知らないままできるようなポジションでもなく、
会社の経営を左右するような役職で自社のことをほとんど把握していないような者に勤まるものではないと思うのですが、私の解釈が間違っているのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

質問者さんの解釈で合っています。



取締役には株主に対する責任がありますし、取締役会の決定事項が株主に損害をもたらすような場合、途方も無い損害賠償請求を受けることもありますので、会社のことを十分に把握し、かつ発言する権限のある状態でないと勤まるものではありません。

よって、社長に絶対的権限があり、あなたには会社に対する知識がない以上、絶対にできない仕事です。

それよりも、そうしたあなたを取締役に任命したり、どうしてもゴリ押ししようとするあたり、何か怪しいものを感じます。
その新社長や会社は、まともな会社なのですか?
色々お調べになり、取締役どころか社員でいることすら問題ないのかどうか、判断されたほうがいいように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
前に在籍していた会社では自分の成長が望めず、いろいろとチャレンジさせてくれるというので今の会社に移りました。
しかし、入社した途端、他の人の尻拭いで6日間の泊り込み勤務や
残業代が出ないにもかかわらずSESで入った現場には最低160時間就業する命令が出るなど、とてもまともとは思えません。
ボーナスもいろいろと難癖をつけてきそうな気配なのでボーナスの額をきっかけにでもして辞職願いを出そうかと思っています。

お礼日時:2004/05/18 01:01

常識的には取締役会というのは、その場で何の役席につけようかとか、報酬をいくらにしようとか喧喧諤諤する場ではなくて、事前に配られた議案を審議する場です。

はっきりした条件が言えないというのはおかしいです。
これこれの条件を考えているが取締役会で可決しないと決定ではない、というのであれば正しいです。

株主に対する経営責任は、取締役会でわからないことは必ず聞いて、気に入らない議案には反対を表明して議事録に残しておいてもらえばいいです。平取が一人反対しても議案は多数決で成立します。

取締役は雇用者側であって従業員ではないので、労働基準法の適用を受けません。任期満了まで通常はクビにはなりませんが、逆に従業員と比べると簡単にやめることは難しくなりますし、場合によって報酬全額カットなども違法ではありません。

いったん辞職して取締役に就任するという形になりますので、取締役への就任は業務命令ではなく、日本の文化的にも法的にも、命令されて取締役に就任するという常識は無いと思います。(子会社へ役員として出向する場合などは除きます)

以上のような理由で、ご質問の場合、慎重になられて正解だったと思います。
今後の仕事のこともあると思いますので、経営者の心象を徒に悪くしないように、相手を立てることができる適当な言い訳を考えて取り繕っておいた方が賢明だとは思いますが、ご本人も慎重なようですし、ご質問の内容ではリスクの方が大きいように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私自身、調べが足りなかったので報酬全額カットまでなりうるとは思いませんでした。
このように皆様の回答を見ていると、今回の件はハイリスクノーリターンなことを押し付けられそうだったと思います。

お礼日時:2004/05/18 01:21

 株主への責任と言っても、業種・規模等から極めてクローズな同族的な関係者ばかりと思いますが。

法的には株主への責任があり、経営判断に関し、他の役員と連帯して責任を負わされることも十分に想定されます。

内容を見て、取締役任命の打診をするに際して、打診する側も、される側も慣れていないとの印象を受けました。取締役に登用する以上、打診する側は相談者を何の担当役員にしたいのか、報酬について取締役会に提出する議案の上で凡そいくらぐらいの報酬を考えているのか、さらに現社長の意向や、他の担当役員候補は誰か…程度は説明できたと思います。つまり、この程度は相談者側が聞いておれば、もう少しはっきりしましたね。

 私の知る取締役には、頭数と言われて決算書に名前が出るだけという人もいるし、年功でなった人もいるし、共同経営者として優雅に生活している人もいます。また、会社の経営が悪く、個人名でカネを借りて会社につぎ込んでいるのもいれば、親名義の不動産を会社債務の担保に入れた人もいる。経営側として相談者の名前が必要なのか、技能・能力を確保したいのか、資力がほしいのか、これを見極められれば正しく判断できたと思います。

 取締役への就任は、半ば賭けだと思うんです。
今回の件では、打診する側も熱心に説得せず、相談者もその打診に興味よりも不安が先行して執心しなかったから、物別れに終わった。縁がなかったというか、それぞれの立場で妥当な結論が出たと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
今回物別れに終わりましたが、後日次期社長に呼び出され取締役が何たるかをレクチャーされました。
しかし、その内容はここで皆様からいただいたようなものではなく、
どのような役職でも会社員としては責任があるのだから最高のポジションにつかせてあげたかったとか、リスクを恐れていては何も進まないとか、そのようなものだけでした。
こちらからの質問に対してもそんなことを気にしていてはダメだとか、本来ならばクビになってもおかしくないことをしたのに残しておいてあげたなど答えにならない回答が帰ってきました。

補足日時:2004/05/18 01:13
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こんばんわ


私の数少ない経験から申しますと、小規模な会社(非上場で且つ社員数も数十人規模程度)の平取締役ですと、何かあったときでも新聞に掲載されるような大規模な事件(背任横領も含めて)でも無い限り、特別責任を追及されることも無いようです。しかし、法的には取締役は平でも経営責任の一端がありますので、その点は一応お含みおきください。
ただ、#2さんもおっしゃるとおり、その次期社長の対応では、あまり気乗りがしないですよね。
これから会社を大きくしていこうという意気込みがその社長にあるなら、協力者と見込んだあなたに対してもう少し説明があっても良いと思います。
ゆえに、会社の経営(状態)のことまでよく把握していないから。。。という理由で取締役就任を固辞したあなたの姿勢は正しいと思います。
ぼくも同じ立場なら受けません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
今回の件で自分でもいろいろと調べ、皆様からのアドバイスもいただけてよかったと思います。
理系出身でそこそこ技術には自信があったのでどこの会社でもやっていけると思っていたのですが、
やはり、社会人として成長していく上では技術力もさることながら社会の仕組みなども知っておかないと無駄な労働を強いられたり、変な話に乗せられたりすることがわかりました。

お礼日時:2004/05/18 01:13

こんばんは。


正直に言えば、いくら小さな会社でも入社半年で取締役はあり得ません。

例えば「部長」に抜てきなら喜んでも良いですけど、取締役ってねえ。
条件にお茶を濁すあたりからも、頭数を合わせようとしているのが見え見えです。
チャンスどころか、ますますやっかいになるだけ。
あなたの判断は正解です。

本来取締役は社長のパートナーであるべきです。
つまり会社の現状はもちろん、今後のビジョンまでも共有するのが理想。
小さな会社だと、名義貸しで親戚などが取締役ってのはよくある話ですが、入社半年の人間を取締役にするのはどうかと思います。

読む限りだと、あなたも新社長を信頼出来ている訳ではなさそうですし、断っておいて良かったです。
そりゃ、実はその社長が短気なだけで、役員待遇のおいしい話だったのかもしれませんけど、そんな風にほいほい受けてしまうのは軽率だと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
入社前はいっしょに会社を盛り立てていくことを望まれ、私自身もその期待にこたえられるようにがんばっていこうと思っていました。
最初はいくつかの起業に携わり、行動力のある方と思っていたのですが、
派遣先の面談での会話や客先に出したまま放置する体制から徐々に信頼関係がなくなってきました。
次こそはまともな会社にいけるようにがんばりたいと思います。

補足日時:2004/05/18 01:01
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失礼ですが、まず、あなた自身が取締役にふさわしいかどうかご自分で判断するべきだと思います。


経営状態などは決算書を見せてもらえばわかることですし、取締役の役割なんかはちょっと本で読めばわかります。
その次期社長がどのような意図であなたを取締役に推したのかはわかりませんけど、自ら成長する機会を逃しているような気がします。
もちろん、今のあなたの考え方では取締役を受けるべきではないと思いますが、もし、あなたに期待をして、次期社長が取締役に推したのであれば悲しい限りですね・・・

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
本文のみでは不十分だったかもしれませんので補足させていただきます。
まず、経営状態についてははじめメールにて問い合わせたのですが、
その返事にそのようなことは関係ないといった内容のメールがきたため
経営状態も知らずに勤まる役職なのか、決算書を見せていただくのにはそんなに手間がかかるのかといった内容で問い合わせた結果、時間もないので見せるような時間はないとのことでした。
役割についても、本ではありませんがネットその他で調べ、自分の解釈が間違っていないか法学部出身の友人に尋ねた結果です。
私はまだまだ取締役など勤まるような器でもないですし、強引な任命だったので今となっては何とか振り切れてよかったと思っています。

補足日時:2004/05/18 00:28
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