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D-DAYに関して調べているのですが、当日作戦に参加した空挺部隊の数がよく分かりません。

23,400隊というのが一般的なようですが、21848という解釈もあるのでしょうか。

もしご存じの方いらしたら、教えて頂けますでしょうか。

裏付けとなるサイトや書籍をご紹介頂けると助かります。

どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

#1です。



「TROOPS」とは隊員のことです。「AIRBONE TROOPS」で「空挺隊員」と訳せばいいです。軍事用語というのはちいとややこしいところがありまして、日本の場合なのですが例えばドイツの戦車部隊をうっかり「戦車師団」と書いてしまうと「装甲師団やろうがこのデコスケ!」といわれてしまいます。ドイツ語で「 Panzergrenadier」と書いてあったら「装甲擲弾兵」と書かなければならないのです。
同じように、ソ連軍のことを「狙撃兵師団」とか呼ぶんですが、これも別に全員ゴルゴ13の部隊じゃなくて、ロシア語で歩兵部隊のことを「狙撃兵部隊」って呼ぶのでそう訳すわけです。マニアって面倒くさいね。
文春文庫の「第二次大戦あんな話こんな話」という本はダニガンさんというアメリカじゃ有名な戦史家兼ゲームデザイナーが書いた本なのですが、訳者が軍事用語に疎い人でうっかりドイツのパンツァーファウストを「鉄拳」と訳して(たったそれだけで)マニアから評価されないという始末です。マニアって面倒くさいですね。

で、話をDデイに戻せば、要するに「空挺部隊の参加兵数は23400名あるいは21848名」ということなのでしょうが、手元の資料をちょっと調べてみたのですが、Dデイ当時の101空挺と82空挺の兵力がよく分かりませんでした。
私の手元の資料は昭和47年刊行(!)の本なのですが、それによるとパラシュート3個連隊に3個大隊編成のグライダー歩兵1個連隊、パラシュート砲兵2個大隊にグライダー砲兵1個連隊ということです。
Dデイにあたって兵力は強化されましたが、その強化前の兵員数が約8500名だったということですから、強化されて1万名前後となれば2万3400名あるいは2万1848名というのはいい数字だと思います。

空挺部隊はすべての装備を持って兵員自ら降下するので一般的な部隊より軽装である反面少数精鋭です。
米軍の第82空挺師団も、第101空挺(現在は空中強襲)師団もエリート部隊であり、第二次大戦以降もベトナム戦争、パナマ侵攻、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争と主だった戦争にはほぼすべて参加しているといってもいい(参加していないのは朝鮮戦争くらいでしょうか)歴戦の部隊です。

あとすいません。イギリス軍は第6空挺師団の他に、第3パラシュート旅団と第5パラシュート旅団が参加しています。旅団とはいうけど、実兵数はどんなもんだったんだろうなあ。
空挺部隊は、そこまで運ぶためにそれだけの航空機を必要としますから、そんなに大軍は用意できないですよ。それに人数が多くなればなるほどそれだけ広い場所が必要になりますでしょ?

一般的に、空挺作戦はごく少数の兵員によって行われる特殊作戦向きです。有名なのがドイツ軍のスコルツェニー部隊によるムソリーニ救出作戦です。空挺部隊が大規模に投じられた作戦は、ドイツ軍のクレタ島降下作戦、連合軍のノルマンディー作戦、マーケットガーデン作戦ですが、どの作戦も部隊は大規模な損害を出した割に戦術的効果は今ひとつというか、クレタ降下作戦とマーケットガーデン作戦は失敗と呼んでもいいと思います。
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この回答へのお礼

度々ご回答頂きありがとうございました。

ものすごく詳しくて、分かり易かったです。
資料も調べて頂いたんですね。すみません。

書籍やサイトを見ても、師団がいくつなどと説明しているものばかりで、具体的な人数が分からなかったので、確認して頂けて助かりました。

そもそもが少数精鋭向けの作戦なんですね。人数が少ないのも納得しました。

軍事用語は難しいです。
eroero4649さんを見習って、私も勉強しなきゃなと思いました。

お世話になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2014/06/13 00:11

Luki-Riki さん、こんばんわ。



23400隊とか21848隊とかいう単位はいったいどの単位レベルなのでしょう?上陸作戦に参加した上陸兵力は18万人位ですから、空挺師団3個として2~3人位でしょうか?とすると分隊よりも小さな単位ですね。




オーバーロード作戦
http://www.wsda.jp/hitora.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。参考サイトのご紹介もありがとうございました。
意味不明な質問をしてしまい、すみませんでした。英語で23,400 AIRBORNE TROOPSとあったので、そのぐらいの数にのぼるグループの単位があったのかと思ったのです。分隊よりも小さな単位は実質的には考えられなそうな気もしてきました。

ひとつの空挺師団が1万人から3万人から成り立つと考えると、アメリカとイギリスで合計空挺師団3個で3万から9万の兵がパラシュート降下したということになってしまうと思ったのですが、この考えた方は合っているのかも良く分かりません。

もう一度調べ直してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2014/06/12 22:00

「23,400隊というのが一般的なようですが、21848という解釈もあるのでしょうか」



ナゾナゾでしょうか?

そもそも「空挺部隊の数」という場合の単位は何?
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この回答へのお礼

No.1の方にも同じようなご指摘を受けました。
意味不明の質問をしてしまい、すみませんでした。

英語だと23,400 AIRBORNE TROOPSとか、21848 AIRBORNE TROOPSとか出てくるので、人数にしては少ないし、TROOPSなので、何らかのグループのことを意味しているのだと思ったのです。

ノルマンディ上陸作戦で、空から降下した兵士の人数とかはお分かりでしょうか。

お礼日時:2014/06/12 21:39

イギリスが第6空挺師団、アメリカが第82空挺師団と第101空挺師団の、合計3個師団です。



>23,400隊というのが一般的なようですが、21848という解釈もあるのでしょうか

ごめんなさい、意味がちょっとよく分からないです。人数と部隊の数がごっちゃになってません?
軍隊というのは、小さい部隊から、分隊<小隊<中隊<大隊<連隊(旅団)<師団<軍団<軍<軍集団、となりますが、どこ区切りと解釈されていますか?

んで根拠ですが、ノルマンディー上陸作戦関連の書籍やページを見れば、だいたいどこにでも載っていると思いますよ。
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この回答へのお礼

回答を頂き、ありがとうございました。
すみません、軍事関係に詳しくないために、意味不明な質問をしてしまったようです。

英語で23,400 AIRBORNE TROOPSとなっていたのですで、どの区切りとは分かりませんが「隊」の数だと思ったのです。

今手元にある書籍「ノルマンディ上陸作戦」を読むと、例えば、「第101空挺師団の第502パラシュート歩兵連隊や、第377パラシュート野戦砲兵大隊」などが「降下地帯A」に降下したとはあるのですが、その中の具体的な人数や隊の数が掲載されておらず、23,400(あるいは21848)の数字が何を示すのか分かりませんでした。

お礼日時:2014/06/12 21:34

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