プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

AがBに勝つ確率と、BがCに勝つ確率から、AがCに勝つ確率が計算できますか?

A、Bの2人で競走をした時、Aが勝つ確率を2/3とします
B、Cの2人で競走をした時、Bが勝つ確率を2/3とします
この時、A、Cの2人で競走をした時、Aが勝つ確率は計算できますか?

A、B、Cの3人で競走をした時、それぞれが優勝する確率を計算しようとしたのですが
Aが優勝するのは、AがBに勝ち、かつ、AがCに勝つ
Bが優勝するのは、BがAに勝ち、かつ、BがCに勝つ
Cが優勝するのは、CがAに勝ち、かつ、CがBに勝つ

AがCに勝つ確率をXとすると
Aが優勝する確率は、2/3*X
Bが優勝する確率は、1/3*2/3=2/9
Cが優勝する確率は、(1-X)*1/3

2/3*X+(1-X)*1/3=7/9
X=4/3
となってしまいます
AがCに勝つ確率は133%って変ですよね
計算の仕方を間違えてますね

Cが優勝する時、Aに勝っているのに、Bには1/3の確率でしか勝てないってのは変だし…

A 回答 (3件)

こんにちは。


きっと、こないだのイロレーティングの話から、こういう疑問がわいたのですね?

まず結論から言うと、数学の世界では、計算ができません。

ただイロレーティングの世界では、計算ができます。
なぜならレーティングでは、
A>B>C という序列が仮定されれば、
AがCに勝つ確率は 1/2 より大きくないと、均衡が崩れるからです。
だからウィキペディアのページには、
-------------------
3人の対局者A,B,Cについて
AがBに勝利する確率をEAB、
BがAに勝利する確率をEBA
などと定める。
対局者間の勝率について次のような「仮定」を置く。
EAC/ECA=(EAB・EBC)/(EBA・ECB) ・・・式1
-------------------
と書いてあって仮定という言葉が使ってあるのです。
現実社会ではこのような仮定が崩れることもしばしばありますね。
他の方がおっしゃるジャンケンも正にそうです。

ギャンブルには特に、この仮定が当てはまらないと思いますよ、私は全くやりませんけど。
競輪は特に、誰がどこの出身か、誰と誰が先輩後輩の関係か、という要素が重要と聞きます。
競馬でも、逃げ切りとかまくりとか、馬のタイプの相性、鞍上の騎手のうまさによって勝率はだいぶ変動するようですね。
「引退記念」レースともなればそれも無視できません。
サッカートトでも、ホームかアウェーか、緒戦で緊張しているか、といった要素が影響するでしょう。超天才と言われるホーキング博士が、「サッカーである国が勝つ方程式」 というのを発表していて、なかなかおもしろかったです。

実力に比例しそうなテニスの世界ですら、パワープレイヤーか、ラリープレイヤーかで相性が分かれますね。
ということは、将棋の世界でも、穴熊だの棒銀だの振り飛車だの、「クセ」による相性があるわけです。例え「どんな展開にも柔軟に対応できる」プロであろうとも。いわゆる「番狂わせ」が起きますね。


さて、式1はこう書き直せます。
EAB・EBC・ECA = EBA・ECB・EAC ・・・式2
分数がない方が人間にとって自然でしょう? (まあ確率自体が分数ですが)
一見ややこしいですけど、
左辺は AがB、BがC、CがA という順で循環ですし、
右辺は AB を BA に置き換えるなど、逆にしているだけです。

で、この式に
EAB=2/3
EBC=2/3
EAC=X
と、
EBA=1/3
ECB=1/3
ECA=1-X
を代入すると、
X=4/5
が得られます。

A、Bの2人で競走をした時、Aが勝つ確率を2/3とします。
B、Cの2人で競走をした時、Bが勝つ確率を2/3とします。
この時、A、Cの2人で競走をした時、Aが勝つ確率は
イロレーティング上、4/5と計算できます。
まあ、妥当な数字ですね、CがAに挑むのは、まだちょっと早い、という感じですね。
仮に勝てば、レーティングがかなり上がりますよ。

で、
AがBに勝ち、かつ、AがCに勝つ 8/15
BがAに勝ち、かつ、BがCに勝つ 2/9
CがAに勝ち、かつ、CがBに勝つ 1/15
です。
なぜ足して1にならないか。

重大な思い違いをしているのです。

2/3*X+(1-X)*1/3+2/9=1
も間違いです。

足して1になるのは、「考え得る全てのケースの確率」を足したときです(全事象)。
「Aが優勝する確率は」
と書いていますけど、
まあもちろん前提としては、「勝つか負けるかが必ず決まり、引き分けはない」ということでしょうけど、
3すくみになった場合に現実のリーグ戦のように「得失点差」で優勝者を決めたり、
今回の問題の場合特別に「勝率」で優勝者を決めたりするかどうか、
がまだ定められていません。

つまり、
「誰も優勝しない確率」 を計算から漏らしている
ということです!
AがBに勝ち、BがCに勝ち、CがAに勝つ 4/45
AがCに勝ち、BがAに勝ち、CがBに勝つ 4/45
これも全て足して(互いに、同時に起こることはあり得ない)
初めて足して1になるのです。


AがCに勝つ確率が1をオーバーした一つの理由はですね、このような、
  3者いずれも1勝1敗 という確率も、AがCに勝つ確率の中に足し込んでしまったから
ですよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答有難う御座います
私の書き方が悪かったのです
3人が同時に走った場合のことを聞いていたのです

投稿し終わった後で、計算できないことに気付きました

お礼日時:2014/06/17 15:33

> AがBに勝つ確率と、BがCに勝つ確率から、AがCに勝つ確率が計算できますか?



できません。

> Aが優勝する確率は、2/3*X
> Bが優勝する確率は、1/3*2/3=2/9
> Cが優勝する確率は、(1-X)*1/3

ここに、「AはBに勝ち、BはCに勝ち、CはAに勝つ確率」と「AはBに負け、BはCに負け、CはAに負ける確率」を加えてください。
Xが求められないことがわかります。

> Cが優勝する時、Aに勝っているのに、Bには1/3の確率でしか勝てないってのは変だし…

別におかしくはありません。
三すくみに状況になっているだけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私の書き方が間違っていました
3人同時に走った場合のことを聞いていたのです
ですから、三すくみはありえません

投稿した後で、無理だとわかりました

お礼日時:2014/06/17 15:31

Aが勝つ確率は計算できますか?


>出来ません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難う御座いました

お礼日時:2014/06/17 15:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!