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「はは(母)」に濁点をつけると「ばば(婆)」、「ちち(父)」に濁点をつけると「ぢぢ(じじ・爺)」となりますが、これは単なる偶然なのでしょうか、それとも関連性があるのでしょうか?
つまらない疑問なのですが、由来がわかる方いらっしゃいましたらお教えください。

A 回答 (1件)

現在の日本語で比較するとご指摘の通りで面白い点に気がつかれたと思います。

しかし、言葉(発音)は時代と共に変わってきていますのではは・ばば、ちち、ぢぢの変化の跡を追跡する必要があります。

私も詳しくは分かりませんが、ははの変化はよく知られています。

16世紀に伝道の為に来日したイエズス会のスペイン人やポルトガル人が、書き残した手紙や辞書から今日我々がハ行で発音している単語を当時の日本人がファ行で発音していたことが明らかになっています。彼らは「日本語」をNifongo、ははをfafaと表記しているのです。さらに江戸時代初期(?)のクイズに「父親には一度も会わないのに母親には二度会うのは誰か」というのがあり答えは「唇」となっています。これは当時まだF音が残っていたことを示しています。(hahaと発音すれば唇は触れないがfafaなら二度触れる。又ちちもてて(父)も唇が触れ合わない)更に言語学の研究が進み奈良時代にはf音はp音だったと解明されています。

従って単純にははに濁点をつけるとばばと言い切れない面があります。専門家の見解を待ちたいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
言葉というのは難しいものです。時代時代で使い方や発音なども変わってきているんですね。昔正しいとされていた表現が今では間違っているという例もありますし、言葉は生きているというのを実感しています。
つまらない質問にお答えいただき、どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/05/20 20:52

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