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170系以前(11代目以前)のクラウンは、高級で豪華さを一筋にして作られていましたが、ゼロクラウン以降(180系以降)のクラウンは、高級や豪華さより、走りやスポーティーさを重視して作られているんですか?

A 回答 (6件)

 クラウンが『走りが最重視』だったことは、ただの一度もありませんよ。



 が、モデルチェンジ毎に操縦安定性が向上しているのは確かです。これは別に走りを最優先とした結果ではなく、単純に『ドイツ車が最良』とされている現代のトレンドに合わせているだけです。
 

※それでは、走りが最優先でなくても、今は乗心地が軽視されているのか?っというと、やはりそうでもありません。
 乗心地の良し悪しは、実は操縦性の良し悪しよりもヒトそれぞれで、とにかくばねが柔らかければよいというヒトもいれば、そういうソフト感よりもばね上(車体)がグラグラしないことを重視するヒトも居ます。
 最近ではヤミクモなソフト感は、ある意味下品とされ高級車としてはあまり歓迎されず、それよりしっかりしたフラット感を指して『上品な乗心地』と表現される傾向にあります。
 クラウンに限らず世界中の高級車が、そういう乗心地のセッティングを目指しています。(ソフト感の代表と言えるアメ車群でさえ、往年の『フラフラ』なセッティングをやめてしまいました。)

※ちょっと専門的な話をしますと。
 設計段階では、乗心地の『感じ』はばね上共振周波数という数値を計算して予想します。
 往年の北米車はこの値が1.2Hz前後で、実は最近のクルマでも1.2Hzを少し超えたところにあり、ばねの固さはそれほど変わっていません。(操縦性能を考慮すると、どうしても1.3Hz前後のばね上共振周波数になり、更にこれが操縦性を最重視したスポーツカーだと、1.4Hzに達するクルマもあります。)
 最近のクルマの足がしっかりしている様に感じるのは、走りを重視して固いばねを使っているワケではなく、ダンパーという部品の減衰力が高いからで、この部品はまさしく『車体のグラグラ感』をおさめる装置です。
 最近のクルマのトレンドとして、ヤミクモなソフト感よりも『落着いたばね上の動き』を追及しているということであり、決してばねを固くして操縦性を優先させているワケではない、ということです。

※豪華さに関して
 これこそまさに流行が影響しています。
 まず内装。
 かつてのクラウンやセドリックは、ハデな応接間こそが豪華という判断でクルマとは思えない内装を誇っていましたが、今のセンスで見ると『場末のキャバレー』です。メーターパネルを囲むクロムの縁取りやテラテラ光るシート地の起毛トリコット、青白い残光式のシャンデリア(室内灯)など、今では逆に安っぽさや下品の具体例とされてしまっています。
 現代の豪華さとしては、北欧家具の様に虚飾を排したシンプル且つ精緻な作りと、複雑な曲面のウッドパネルやSFチックでありながらアナログな感覚のメーターなどの先進的工業デザインの融合が受け入れられています。
 この話は外装(スタイリング)にも影響しており、とにかくきらびやかで押し出しが強く貫禄がある=高級車と認識されていた時代から、上品さや先進性=高級という価値観に変わったということです。
 かつて高級車の外装は・・・例えば、押し出しを強くするために空力を無視しても車体前後の絞り込みやエンジンフードの前傾を排除、長大でブ厚いボンネット部分やトランク部分、メッキのバッジを12コも付け、窓枠には全てメッキモール・・・などですが、これらは内装と同様今日では『下品』と一蹴されてしまいます。

 要するに高級車というモノの条件に関して、世界の認識が変わったというワケで、また往年の『ギラギラ』が高級とされる時代が来るかもしれません(ワタシは個人的に、あの下品なデザインが高級とされる時代は二度と来ないと思いますが。)
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この回答へのお礼

超詳しい回答ありがとうございます。なるほど。様々な理由があるんですね。

お礼日時:2014/06/19 20:48

どこをご覧になって走りやスポーティさ重視と感じておられるのか私には分かりません。


トヨタのイメージ戦略にどっぷりはまってしまった感がありますよ。

クラウン = ロイヤルサルーン でありアスリートはその中の一仕様にすぎません。
質問内容からするとロイヤルサルーンから走り重視に振ってあるとの仰せのようですが
実際に乗ってみるとクラウンはクラウンです。
静粛性、乗り心地優先でスポーツ志向をみじんも感じません。
スポーツ志向の強い私が乗るにはつまらない車です。
決して86と比肩する作りや出来ではありません。

疑問が解けないようであるなら具体的な部分に言及して質問したらどうですか?
~ロイヤルサルーンの○○はどう考えてもはスポーツ志向だが?~
といった具合にです。
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この回答へのお礼

やはりゼロクラウン以降のクラウンでも、乗り心地重視なんですね。

お礼日時:2014/06/18 18:40

国産のクラウンクラスは乗り心地重視の感じがします。


最近のクラウンにも何度か乗ってますが、お釣りこそ来ないけどスポーティとは言い難いですね。
マジェスタには乗ったことが無いんですが。
購入対象の客層に合わせているのでは?と感じます。
マークXの方が走りは良いと思いますよ。
ドイツ車は乗り心地より走行性能に重点を置いている感じです。
ベンツ、BMWはもとよりアウディ、ゴルフでさえも最初乗ったら硬い、乗り心地が良くない?と感じるかも知れませんが高速道、ロングドライブで段々と良さが分かってきます、疲れにくいですね。
クラウンが疲れやすいのか?と言う訳ではありませんが、長く大事に乗りたいなら私はドイツ車に軍配を上げます。
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この回答へのお礼

やはり乗り心地重視なんですね。

お礼日時:2014/06/18 18:39

車の評論家の徳大寺有恒氏の批評によれば、


日本国内で時速120km(やや問題発言かもしれませんが)までならば、
クラウンの走りはメルセデスよりもいいと断言しています。

その限界を越えたような走りつまり、
それ以上の超高速域(ドイツにはあのアウトバーンがありますから)や、
山道をハイスピードで走行する場合(これはブレーキの問題)では
メルセデスがいいとは言っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/06/17 20:40

基本性能重視の欧州車の影響を受けてそうなっていると思います。


クラウンは日本市場専用車ですが、国内の売り上げが厳しくなって欧州車が猛威をふるっているので、少しそちらにすりよったのではないかなと思えます。
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この回答へのお礼

なるほど。だから昔のクラウンとは違うわけなんですね。

お礼日時:2014/06/17 20:40

走りやスポーティーも重視しています。

静粛性能や日本人好みの豪華な乗り心地を重視しながら日常的な速度域で軽快に楽しめます。そのような走りが豪華装備のひとつになっています。
こだわりなく普通に楽しむには最高の一台だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/06/17 19:55

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