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PF-S型の高圧受変電設備において、受電部分の保護に使用する高圧ヒューズ付き負荷開閉器(LBS)の過電流保護は高圧ヒューズで行うのでしょうか?
ヒューズは、定格を超えた程度の電流遮断は難しいので、短絡電流保護に限定したほうがいいと聞いたのですが・・・。

A 回答 (4件)

PF-S型の高圧受変電設備において、受電部分の保護に使用する高圧ヒューズ付き負荷開閉器(LBS)は高圧短絡保護、高圧変圧器2次側の短絡事故における変圧器保護を目的としています。


変圧器の過負荷保護は、変圧器2次側にサーマルリレー又は変圧器油温継電器による警報によります。

高圧部分で過負荷保護を行う場合は、限流ヒューズは最少遮断電流以上でないと動作しません。
(MITSUBISHI CL形の場合は、定格電流G種の1.5倍です。)
この値以下で遮断するためには、変流器(CT)、過電流継電器(OCR)、トリップコイル付き負荷開閉器(LBS)を組み合わせて設備する場合があります。

小容量の受電設備の場合は、変圧器も少なくMCCBとサーマルリレー程度で過負荷警報出来ますのであえて高圧側で過負荷保護する例は少ないです。
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LBSは開閉器の名の通り、基本的に開路、閉路を切り替える物です。


それにヒューズが付いているだけの物なので、過電流保護はヒューズでしか行えません。
仰る通り、ヒューズの動作には曖昧さが付き物なので、短絡保護が主になると思って良いと思います。

もちろんLBSは、制御により自動で断路させる事は出来ますが、遮断という動作ではありません。
これは単に開路させるだけの動作なので、ヒューズ溶断後の欠相を防ぐ意味合いが強いと思って良いと思います。
そのため、遮断と断路の違いを認識して設備の管理を行う必要があります。
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電燈やヒーター回路、エアコン等ではWikipedia:配線用遮断器(==ノーヒューズブレーカー)


電動機等ではサーマルリレー付き電磁接触器
一般回路では過電流継電器作動によりコンタクター、高圧コンタクター、高圧遮断器等を作動させる等
色々な方式が取られるのではないでしょうか。

http://mitsubishielectric.co.jp/fa/products/mv_d …
高圧遮断器・高圧電磁接触器
その他
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

低圧部分は仰る通りNFB等で保護しますが、高圧部分はVCB等の遮断器になると思います。

ただ、OCRと遮断器を付けるほどではない設備にLBSが付いていると思いますので、この場合の過電流保護の方式がどうなるのかがわかりません・・・・

お礼日時:2014/07/04 15:10

>>ヒューズは、定格を超えた程度の電流遮断は難しいので、短絡電流保護に限定したほうがいいと聞いたのですが・・・。



その通りでしょう。
ケーブル系統の短絡や変圧器の故障などで過大電流が流れようとするのを、半サイクル等の短時間で限流しながら遮断するのに使われます。

次等を参照下さい。
http://electric-facilities.jp/denki8/fuse.html
電力ヒューズとは

(このサイトには他にも参考になる情報が見つかるようです)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

となると、短絡などの大電流以外の過電流保護はどうするのでしょうか?

お礼日時:2014/07/04 12:49

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