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いつも、お世話になっております。

4年前、南アフリカ大会直前の日本代表は、
テストマッチでも結果が残せず、「岡ちゃん辞めろ!」の大合唱でしたが、
グループリーグでカメルーン、デンマークに勝利して、
見事、決勝トーナメントに進出しました。

よく「決勝トーナメントにチームのピークを持っていく」と言われますけど、
大会直前に意図的にチームの調子を落とす事なんて可能なのでしょうか?

そう言えば、今大会直前のテストマッチでは、
守備面で課題は残ったものの、一応結果は出してました。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

負けた方がよいとまでは言いませんが、勝たなくてもよいは言えると思います。



大会日程が決まってからのテストマッチは対戦予定国に似たチームを
選び対戦します。
今回は、ギリシャ対策にキプロス。コートジボワール対策にザンビア。コロンビア対策にコスタリカでした。日本は全て勝利しました。
キプロスはギリシャ系民族というのが採用された点でザンビアは前アフリカチャンピオン。コスタリカは監督がコロンビア人と言うことが採用理由でした。

ここでは戦術の浸透が狙いですが
実は対戦を組むのが遅すぎました。
キプロスはよいのですが、ザンビア、コスタリカは大会直前です。目的が戦術練習になるのは当然ですが

実は、この時期に一番大切なのは
大会でコンディションをベストにもっていけるように体力作りをすべきなのです。

日本はこのコンディション作りを前だおしで日本で
やってしまい
暑さ対策として
フロリダにザンビアを迎えました。
暑いフロリダで体力作りなんてできません。無駄な疲労作りになってしまいます。そこで日本はコンディションを整えて、ザンビア、コスタリカを撃破しました。

対するコスタリカは体力作りにこの時期をあてていたようで試合後半はコスタリカの足が止まり、日本の一方的な試合でした。

体力強化期間中のコスタリカは疲労が蓄積している中を戦術練習目的で勝ち負けは度外視してテストマッチをした模様です。
これが本大会、コスタリカの粘り強い戦い方に反映されました。

対する日本は
大切なコンディション作りを大会前にピークを持ってきてしまったので疲れているコスタリカに快勝してますが、かなり割り引いて考える必要があります。

南アフリカの時は陸上のプロコーチを招いて高地でトレーニングをし
疲労困憊の中

イングランドと
惜敗で
コートジボワールに完敗しました。
しかし、選手には悲壮感はありませんでした。疲労が原因で勝てなかったと理由がはっきりしているので
むしろ惜敗にイングランドを抑えたことは自信になりました。

また、岡田さんは当初、理想のサッカーを追求しました。岡田さんの理想は あらゆる地域での数的優位を築いてゲームとポゼッションを支配して勝利するという戦法でした。これを具現化するには、相手より割増で走らなければなりません。そこで走らなくてもよいように前線とバックラインをコンパクトにすることで走る距離を短くしようと試みましたが、バックラインを押し上げるということは、バックラインの後方に大きなスペースができるので相手に走りこまれたら、全力疾走で戻らないとならず、失点のリスクもあり、またスタミナ消耗のリスクもあってプランは頓挫しました。その頃は負け続けていました。しかし、岡田さんが非凡なのは、セカンドチョイスがうまいということです。アンカーというボランチの後ろ、バックラインの前に阿部を置いて、日本のバックラインの後方のスペースを狙おうとする相手プレイヤーを潰す戦術を考案して本大会では当たりました。
岡田さんが負け続けていた頃のサッカーを継続していたらスタミナを消耗し、バックラインの後方をつかれての無惨な失点を喫する日本になっていたでしょう。ただ、この戦術をベースに改良型を見いだしたことで南アフリカは勝てたわけですし、別の旨味から言えば対戦相手は対策が用意できてなかったのでうまくいったこともあります。

テストマッチは
全てそうですが
勝ち負けより
チームの機能性やチームが目指す形の具現化ができているかをみる試合であり、そのような見方でサッカーを楽しめれば
また面白いものですよ。
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この回答へのお礼

こんにちは^^
テストマッチの日本ーコスタリカ戦は、日本の方が圧倒的に走り勝ってましたね!
やはり、この時点でコスタリカはコンディションの底、日本はピークだったようですね。
コスタリカは準々決勝で敗退したとはいえ、大会中、無敗でしたし、一方日本は、コートジボアール戦は全く走れてませんでしたね・・・
本大会にピークを持っていくというプログラムの組み方に完全に失敗しましたね。

その点、岡田さんは、したたかでしたね。
フォーメーションの変更もそうですし、
キーパーを川島さんに変更したのも当たりました。
ザックジャパンは「攻撃的サッカー」が売りでしたけど、
岡田ジャパンは献身的な守備が印象に残りました。

テストマッチは勝った負けたが重要ではないんですね(^O^)
大変、参考になりました!
ご回答頂き、ありがとうございました^^

お礼日時:2014/07/11 13:38

http://news.livedoor.com/article/detail/8981158/
この記事にはちょっと悪意が感じられますし、この通りと思っているワケではないのですが。

直前のテストマッチは、なんかスポンサーの意向を断りきれなかったんじゃないかなーと邪推してしまいます。
本当に監督が必要と思って組んだのではないテストマッチだったら、ちょっとだけザックさんかわいそう!と思ってしまいます。

キプロスが仮想ギリシアって・・・近いだけじゃん!なんて思ってました。
最後まで頑張るところがギリシアに似てるとか言ってた放送には鼻で笑ってしまいました。
どこのチームだって最後まで頑張るだろう??と。

またベルギーやオランダと戦って、そこそこいい試合をしてしまったのは、大いなる勘違いを引き起こした「悲劇」と思いますね~
なんか突然日本は強いみたいな論調になりましたよね~

本当に強くなるためには徹底的にドイツのような育成システムを作らないと無理だろうなあと思います。
完全に実現してしまうドイツは恐ろしいです。

※ちょっとご質問の趣旨とは離れてしまったかも知れませんが、思うことをつらつらと書いてしまいました。
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この回答へのお礼

こんにちは^^
貼って頂いたリンクの記事を読んでの率直な感想ですけど、
キャンプ地選びから既に戦いは始まっていたのだなと思いました。

正直、直前のテストマッチの相手には(失礼ながら)疑問を抱いていました。
仮想ギリシャがキプロスと言われても、実力的には全然ちがいますし・・
スポンサーなどの絡みもあるのかな?と、変に勘ぐってしまいますよね(@_@)

ドイツのような育成システムの導入に、同意します!
準決勝のブラジルードイツ戦は、キャプテンとエースを欠いた、ブラジルの不甲斐なさだけがクローズアップされていますけど、
実はドイツのプラン通り・・と言うか、実力的にドイツが一枚も二枚も上でしたね!

大変参考になりました!
ご回答頂き、ありがとうございました^^

お礼日時:2014/07/11 17:34

直前のテストマッチは、勝った方がいいです。


負けて課題が見つかるのに意義があるのは、まだチーム作りを見直せる余裕のある時期であって、直前というのは、最後の詰めをしている段階。南アフリカ大会は、直前にチームがどうにもならなくなって、岡田監督が賭けに出てチーム戦術を根本から修正し、結果を残しましたが、逆の目が出るリスクの方がはるかに高いですよ。勝負師タイプの監督は、結果を出し続けてこそ評価されますが、一般的にはリスク管理できない監督は評価が低いです。
あと、ピークを調節できる可能性があるのは「体力的なコンディション」だけ。サッカーは団体球技ですから、他の要素も重要です。チームに勝癖をつけるとか、コンビネーションがいいとか、一体感があるとか。テストマッチだろうと、最初から負けるつもりで試合はやれないですし、そんなことをしてると怪我しますよ。接触も激しいですから。気を抜くことなんてありえません。
体力については、交代を多めにするとかは可能ですけど、本番を想定するなら、3人までと制限するのも意味があり、あまり手を抜きすぎるとテストにならないように思えます。体力的なコンディションは、消耗の激しいスポーツでは確かに重要なんですが、それにとらわれすぎると、足元をすくわれることになると思います。
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この回答へのお礼

こんにちは^^
やはりキーワードは「体力的なコンディション」なのでしょうね。

おっしゃる通り「負けてもいいや」で戦いに臨んだら、怪我をするリスクも付きまといますし、テストマッチをする意味がない。
つまり、連係プレーなどの確認をして、最終的には本大会で勝つためのテストマッチですので、勝ち癖を付けるとの御指摘に納得です!

野球の壮行試合と比べてみたのですけど、
野球は個人が、それぞれ結果を出せば、勝敗はあまり重要視されない。従来の勝ちパターンを崩しても、試したい選手を試せばいいのに対して、サッカーはチームの勝敗を含めてのテストマッチ。
正真正銘の団体競技なのだなと思いました。

リスクを承知で戦術を根本から修正した。
当時の岡田監督の苦悩が窺い知れますね。

大変参考になりました!
ご回答頂き、ありがとうございました^^

お礼日時:2014/07/11 17:18

大会前、過剰な負荷をかけることで、身体を疲弊させ、パフォーマンス低下を故意に誘発する。

練習量を爆発的に増やしたりして、運動負荷を高めるというのが一般的手法。で、身体的回復期に、以前より、パフォーマンス的な向上が見られることがあるが、実は、この手法の代表的なものが、日本には間違って伝えられている筋トレにおける「超回復」というもの。この「超回復期間」には、個人差があって、人により、数日から数週間。

因みに、大会前の練習試合と雖も勝つことを求められている場合、パフォーマンス低下を承知のええで、一旦、身体的疲弊を厭わず、独自に高負荷筋トレなどを取り入れて、そういう過剰な練習量をこなすというのは至難の業。レギュラー争いもあるとすれば、一刻のパフォーマンス低下も難しい話。レギュラーを早めに固定しないことの難点。

以上、蛇足ながら、オーバリーチング手法を、筋肥大の為の超回復と勘違い(混同)しないよう願いたい。
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この回答へのお礼

こんにちは^^
詳しい御説明、感謝いたします(^O^)

超回復とは・・・
筋力トレーニング後に24~48時間くらいの休息をとることによって起こる現象で、
休息の間に筋肉の総量 がトレーニング前よりも増加することをいいます。

オーバーリーチングとは・・・
練習をつんでいると疲労がたまっていきますが、
このまま練習を続け、疲労をさらにためていくとオーバーリーチングという状態に陥ります。
この状態は、心理的、生理的の変化がにかかわらず
短期間ながらパフォーマンスが低下している状態

なるほど、意図的にパフォーマンスを低下させる手法が存在するんですね!
ただ、監督時代の岡田さんが、オーバーリーチングにしろ、超回復にしろ、意図的にパフォーマンス低下の手法を用いていたとは到底思えないのですが、
あの人(岡ちゃん)は、意外と役者ですからねぇ(#^.^#)
マスコミやサポーターに叩かれるのも折り込み済みだったかも知れませんね!

大変、参考になりました!
ご回答頂き、ありがとうございました^^

お礼日時:2014/07/11 13:14

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