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未成年、学生です。一般的に文系は営業に回されると聞きますが、イマイチ営業と言ってもピンと来ません。
具体的にどういった流れで仕事がなされているのか知りたいです。
私のイメージだと仕事というと堅い印象を受けます。しかし、これまた変な状況を引用しますが、結婚相手が「当時勤めていた会社の顧客・営業先(?)の人」というのは特に疑問です。仕事で会っているのに、何故そのような関係に至るのか不思議です。勿論可能性はないとは言い切れませんが、先程も申した様に、仕事なので例えるとコンビニバイトの様に機械的に話を進めて、仕事を持ってくる感じを想像していましたので、意外でした。
よく飲食店で会話を聞いていると、同じ会社の人間ではなさそうなスーツ姿の複数人などを見掛けますが、それも営業の一環としての接待というものでしょうか?
営業先の人と仲良く(一緒にプライベートで食事など)なるのは少し軟派なのでしょうか?それとも私が思っている以上に、カジュアルな進め方なのでしょうか?

A 回答 (5件)

>>仕事なので例えるとコンビニバイトの様に機械的に話を進めて、仕事を持ってくる感じを想像していましたので、意外でした。



有名な「課長 島耕作」などのマンガは読まれていませんか?またTVドラマでも営業職を扱ったものは、いろいろあるはずで、そういうのを読んだり・観たりしていれば、「営業職」ってものが、どんなものか判ると思います。
つまりは、営業ってのは、「どんな手を使ってもいいから、客から注文取ってくる」のが仕事です(でした)。

だから、女性であれば、「食事に誘われて、ホステス扱いされても、相手にラブホにいっしょにいくように言われても、それに従って、注文をとる!」ってことです。
男なら、お酒の席で、受けるってなれば、裸踊りをしてみせるとか、相手が引っ越しするって聞けば、「助っ人します!」といって力仕事をするとか。

ですので、営業は、『飲ませ、食べさせ、抱かせて』と言われたりしました。国外ですと、さらに「袖の下」として現金を渡したり、受注金額の一部をキックバックする約束が必要かもしれません。

ただ、バブル期に比べて、日本企業はそういうグレー、ブラックなお金を出す余裕が無くなってきてますし、さらに当時に比べてTV番組が大人しい内容になったように、上記のような営業行為は、社内ルールで禁止となっているケースが多くなっている気がします。
たとえば、昔なら、女性社員のお尻を部長や課長が触っても、「良くあること」って雰囲気でしたけど、現在なら「セクハラですよ!」と周りから言われるように変化しましたからね。

たたし、時代の流れとして、質問者さんのように「コンビニの様に、客に会っても、機械的に商品説明してお仕舞い。(欲しければ買ってね)」と営業にたいして費用をかけないという考え方の企業も増えていると思います。
極端にいえば、「ホームページが営業して、注文をとっているから、外回りをする人間の営業さんは不要」というところもあると思います。
ですので、今は同じ営業職といっても、バブル期のようなタイプとコンビニタイプが入り交じっているのかもしれないですね。


ちなみに、今から40年ちかく前であれば、「コンピュータは神様、プログラマは神に仕える神官たち」という位置づけであり、システム会社の営業さんの出す見積もり書を、お客企業が値切るってことは、神に差し出すお布施を値切るような、不遜な行為だと思われる雰囲気がありました。
ですので、その当時の営業さんは、「営業ってのは、相手企業のお偉いさんと、お酒を飲むことだよ。山ほど仕事があったから、仕事を断るのが仕事かなあ?」なんて言っていました。(誇張もあったと思いますけど・・・)
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この回答へのお礼

非常に有益な御回答でした。
それを扱った漫画、タイトルは有名で、聞いたことはありましたが、未読です。沢山あるそうですので、端から拝読・拝見させて頂きます。
引越しのお手伝いなど先方の私的な部分までも介入するのは本当に意外でした。女性の場合はやはりそういう関係性もないとは断言出来ないのですね。何故か少し残念です(同情心?)。昔の方がそういうのに寛容(?)だったのも男尊女卑が現在よりも強かったからでしょうか?これも残念です。
総括して、営業のやり方は人間の数だけあるな、と感じました。ご親切にありがとうございました。非常に勉強になりました。

お礼日時:2014/08/28 03:46

営業職といってもいろいろありますよ。



営業職の堅いか柔らかいかの差はその企業の社風とか
取り扱い商品によっても違います。

よくルートセールスという言葉を耳にすることあると思います。
売り先にはほとんど毎週顔を出すけど、特にクリエイティブな
話はなく、納める商品はいつも同じで違うのは数量くらい、とか。
(まあスーパーとかコンビニとかホームセンター、食糧・日用品とかにこういうのが多いかな)

そうかといえば、売り先(クライアントといってもいい)の求めるものは何か?
世間のニーズは今こうだけど、この売り先が半年後、一年後に求めているのは
どういったものか?さらに世間は動いているので、オプションはどういったものが
あるか?それらを提案出来ることを求められる営業職(考える営業)もあります。
(今はこちらの方が大事)

接待と一口に言ってもそれもいろいろあります。
飲食店程度で目にするものは接待というレベルのものではありません。
単に「お昼時だから一緒に食べよう」(会計は営業が持つ時もあれば、客先が出す時もあるし、
割り勘もあります)ということが多いし、夕食も居酒屋や高級でないレストラン程度で
お互い済ませて帰ろうっていうここともあります。
会社の商談室では話せないようなことをお互い聞きたいわけです。

本当の接待はもっと奥が深いです。料亭だとか、祇園の花街とかね。
もっといろいろあります。現金もあれば女だってありますよ(苦笑)。

売り先の人と仲良くなる・・これも善し悪しです。
仲良くなるのは悪いことではないですが、その仲良くなる成り方が重要なんです。
営業職に限らず、売り先や仕入れ先との関係は想像している以上に
いろいろ複雑なものですよ。
(男女関係なく)プライベートで遊びに行ったりする人もいますが、そういう関係にならないように
する人もいっぱいいます。
プライベートな時間まで仕事関係者と一緒に過ごしたくない人もいますからね。
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この回答へのお礼

今後のニーズを提案するのは難しそうですが、面白そうですね。納得しました。
単にお昼時だからという場合もあるのですね、カジュアルですね。
会社の商談室では話せない事を聞き出す、これも楽しそうですね(お喋りが大好きなもので...)。
不純な付き合いだけは避けたいですね。聞いて、とても胸糞が悪いです。でも、貴方の御回答から意外と仕事仕事していなくて、予想よりは堅くないんだなと思いました。固定観念が砕かれ、有益な御回答、また、御丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2014/08/28 04:09

大学卒業以来、ずっと営業職です。

まったく違う業種に転職はしています。

営業というのは実に「クリエイティブ」な仕事だとおもいます。理系や芸術大以外の普通の文系の人にとって、唯一クリエイティブな仕事が営業ではないでしょうか。

営業の仕事を一言で言えば「客の潜在的なニーズを掘り出す」ということにつきます。

たとえば車の営業であっても、お客様のニーズはさまざまです。後1歩、契約に至るまでの「客にとっての重要ななにか」を見つけることが競合している他社に勝つことにつながります。トヨタなどなら同じ車を別の営業所と競合していたりするわけですから、まったく同じ車なら「値段」なのかというと、実際にはそうでもないのです。

たとえば、奥様が運転するというニーズを持つお客様なら、営業段階から「女性が購入するときの問題点と買った後のフォロー」をきちんと説明できるかどうかで、「この人から買おう」ということになるわけです。

質問者様も、いろいろな場所でいろいろな物やサービスを買ってきて「ああ、この人は信頼できる」「ああ、こいつはダメだな」などと感じた経験があるでしょう。

できる営業マンは「信頼できる」というだけでなく「何かをしてくれる」という期待感まで持たせてくれる人をいいます。

これはスティーブ・ジョブスの言葉ですが「客は思っているほど自分のニーズを知らない」というものがあります。

車にしても携帯にしても、現在はかなり高度な製品が提供されていますから、客自身が自分で意識していない「本当のニーズ」というのものがたくさんあります。
私の父がスマホを欲しがって、携帯電話の営業と話をしたところ「お客さんの使い方だったら、スマホよりもシニア携帯のほうが絶対にいいです」といわれ、最初は「あの営業は人の話を聞かない」と怒っていたのですが、パンフレットをもらって検討した結果、結局シニア携帯を購入し、非常に喜んでいます。
こういうことがいろいろあるのが営業であるといえます。

カジュアルかどうかは仕事によっていろいろですので、なんともいえませんが、その人の潜在的なニーズをつかむためには休日の接待が必要な場合もありますし、個人的なお付き合いが始まることもあります。

しかし、そこに溺れるようでは、一人前の営業とはいえないでしょうね。
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この回答へのお礼

他の方より実践的な、具体的な御回答で面白かったです。あともう一つを考えるのは営業の醍醐味かもしれないですね。非常に営業に興味が湧きました(以前はネガティブな印象だった)。
全く同意です。色欲に屈する営業マンは体裁が悪いですよね。文系の私も気を付けます。
営業をやってきた人という経験がとても伝わってくる文章でした。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/28 03:59

物を買ってもらって終わり、単発で下請けさせて貰って終わり


の営業活動であれば親しくなったり結婚まで至ったりは無い
会社同士での長い繋がりを目的とした営業活動だったら有る

医療機器販売会社+病院
高額な機械を定期的に購入する病院の決定権者と仲良くなり
長きに渡って出入りさせてもらえば、ちょっとした物であれば
その方の一存で買って貰えるようになるし、狙い目の高額な
医療機器の購入の際にも候補業者の一つにしてもらえる
ですので販売会社は営業の者に決定権者と仲良くなるよう
指示します⇒ゴルフ、料亭などで接待、雑用なども引き受ける

喫茶店で屯してる別々の会社と思しき営業マンが何してるか。
これまた病院関係に例えるが
リネン業者&製薬会社&医療機器メーカー、などのように
異業種で顧客が同じ、というケースが考えられる
同業種でも狙い目が異なれば情報交換、ということもある
リネン業者の対抗会社が大して手強くない、しかし院長に
気に入ってもらえてないので契約に至らず困ってる、であれば
異業種の院長と懇意にしてる営業マンを仲立ちに会う機会を
作ってもらう、というのもよくあるケース
見返りに自分の苦手な見込み客の情報貰えばウィンウィン。

>私が思っている以上に、カジュアルな進め方なのでしょうか
カジュアルどころかドロッドロです、結婚相手まで指示されかねない
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この回答へのお礼

なるほど。確かに病院とそれらは長い付き合いになりますね。それは不覚でした。
御回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/28 03:53

会社によってやることは大きく異なるので、ハッキリとした答えはありません。

共通しているのは仕事を受けてくることですが、縁もゆかりもない企業や個人宅にいきなり行って言葉巧みに売り込みを図る「飛び込み」から、電話で「こういうものが欲しいのだが」という相談を受けて説明に行く受け身的な営業まで様々なものがあります。
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この回答へのお礼

受動的な営業、、、初めて知りました。営業と言っても多様なのですね。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/28 03:35

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