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ビスマルクの代わりに大和が出撃してたらどうなっていたでしょうか?

初戦においてウェールズの主砲弾三発被弾、
ヴィクトリアス艦攻隊から最後の戦闘まで推定魚雷命中数は8~13本
最後の戦闘では、戦艦ロドネーの射撃弾数は主砲380発、副砲719発
戦艦キングジョージ五世の射撃弾数は主砲339発、副砲660発
重巡洋艦ノーフォークとドーセットシャーの射撃弾数は合計主砲781発
命中弾の合計は400から600以上とも言われてるそうです。

大和ならばイギリス海軍の包囲網を突破し、ブレストに帰りつけたでしょうか?

A 回答 (5件)

>ビスマルクの代わりに大和が出撃してたらどうなっていたでしょうか?



●回答・・・作戦が成功した可能性はありますし、元々ビスマルクにも十分成功の可能性はありました。

ドイツ海軍はそれまで大型水上戦闘艦艇による通商破壊戦を何度も行ってきました。
ビスマルクが撃沈される前では・・・
ポケット戦艦「アドミラル・シェア」は1940年10月にドイツを出港し翌年の4月にドイツに帰国するまでの半年間に大西洋からインド洋にまで進出し17隻を撃沈しています。
2隻の巡洋艦「シャルンホルスト」と「グナイゼナウ」は1941年1月21日にドイツを出撃し3月22日にフランスのブレストに帰港するまでに22隻を撃沈しています。
巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」も1940年11月30日から12月27日までの間と1941年2月1日から13日までの間の2回出撃し9隻を沈めています。
つまりビスマルク出撃前にも何度も作戦が行われていますが、成果を出しています。

ただ中には失敗もあります。
ポケット戦艦「グラフ・シュペー」は1939年8月21日にドイツを出撃、大西洋、インド洋で9隻撃沈しましたがイギリス海軍に追い詰められ戦闘となり、酷い損傷を受け、南米ウルグアイの港に逃げ込みましたが、イギリス海軍に包囲され脱出を諦め12月17日に自沈しました。

「グラフ・シュペー」のような失敗はあるものの、ドイツの大型水上艦艇による通商破壊戦はそれまで概ね成功しており、多大な戦果をあげていたのです。
イギリス海軍の眼を掻い潜り商船を素早く撃沈し、速やかに姿を消す作戦です。
当時はまだレーダー技術も未熟であり、簡単には船の位置が発見されにくかったため成功する可能性も高かったのです。
またその未熟なレーダー技術においてもドイツの方が少しは良い性能のレーダーを持っており、その分有利でした。

ビスマルクもそうした通商破壊戦を行う予定でした。しかしイギリス海軍に発見され戦闘となり、予想外の作戦を中止するしかないほどの損傷を受け、フランスに向かう事になりました。色々とミスや不運もありましたが、特に燃料タンクに損傷を受け、大事な燃料が漏れた事やそれで速度を落とす事になったのが致命的でした。
イギリス海軍の記録を追うと、最初のビスマルクとの接触・戦闘の後でもイギリス海軍が何度もビスマルクの位置を見失って逃しているのがわかります。
フランスのブレスト港に逃げ込めなかったのは不運としか言い様がありません。
ちなみに途中でビスマルクと別れた「プリンツ・オイゲン」はその後、無事にブレスト港に帰還しています。

つまりビスマルクの行おうとした当初の通商破壊作戦は成功の見込みはあったけれど、ミスと不運から失敗に終わったと言えるでしょう。

◯ビスマルクに比べヤマトは少し速度が遅いしレーダーの問題もありますが、それでも作戦成功の可能性はあったと思います。


>大和ならばイギリス海軍の包囲網を突破し、ブレストに帰りつけたでしょうか?

●回答・・・その可能性はあったと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
電探に問題があったと仰いますが、大和の電探の探知距離はアイオワ級と殆ど変わりません。
残るはレーダー照準射撃の問題ですが、ビスマルクは初戦初砲撃時にレーダー照準器が壊れ、以降使えてませんのでこれも大和のバッドアドバンテージにはあたらないと思います。

ついでに言うと、大和もビスマルクも主機15万馬力でほぼ同じです。
重量対出力で若干劣ることは劣るかもしれませんけど…

すると、この2艦の命運を分けるのは、ビスマルク全周囲防御に対して大和の重点防御、
ビスマルクの38cm砲に対して大和の46cm砲がどう影響してくるかということではないでしょうか。

お礼日時:2014/08/22 12:44

ビスマルクがロイヤルネイビーの追撃をかわせなかったのは、ソードフィッシュの雷撃でたまたま舵が損傷して17ノット以上が出せなくなったからです。

もしそれがなければ、追撃をかわした可能性は高かったでしょう。そして、同じようにもし大和が17ノット以上出せなくなったら追撃はかわせなかったでしょう。

それでね。とても残念なお知らせですが、戦艦大和が強いと思っているのは実は日本人だけなんですよ。世界的な評価はどうなのかというと、「カタログスペックだけは立派なちょっと時代遅れの戦艦」なんです。
何よりも名を穢してしまったのは、その生涯で唯一の水上艦対決となったサマール沖海戦で、護衛空母と駆逐艦を相手に食い止められてしまったことでしょうね。一説には、大和の46センチ砲弾があまりに強力過ぎて相手艦船を撃ち抜いて水中で爆発したからだ、ともいわれますが、米軍側の資料を調べてもそれらしい記録を私は見たことがないのですよね。どうも都市伝説のような気がしてなりません。
戦艦同士の水上艦対決で結果を出しているビスマルクのほうが世界的評価が高いのはやむを得ないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
食い止められたと仰いますが、実際、空母ガンビアベイを撃沈してるじゃないですか。
確かに同空母に手間取って他の敵艦に逃げられてしまってはいますが・・・
46cm91式徹甲弾は米戦艦を想定して作られてますので、護衛空母相手では貫通してしまうのは止む無しだと思います。
信管の感度もそれくらいになってるでしょうから。
そもそも当初の目的では大和が護衛空母や駆逐艦を相手にすることは想定されてないんですよ。
それは護衛艦の役目で、本来戦艦とは一隻のみで運用するものではなく、艦隊として機能するものなのです。
しかしそんなのは米軍もいっしょです。
米戦艦も戦艦自体が護衛を必要としました。
それをもって大和を叩くのはお門違いもいいとこです。

ビスマルクが結果を出してるとは言っても、高々旧式の老朽艦フッドを一隻撃沈しただけです。
ビスマルクの設計を見てください。
第一次世界大戦のころの、バイエルン級の手直しですよ?
ほとんど一緒です。
これはベルサイユ条約で、15年もの間、戦艦建艦の機会を失ったドイツの不幸とも言えますが、
ビスマルクが燃料の喪失で速度を落とさざるを得なかったのは(舵に雷撃を受ける前の話です)
間違いなく燃料層の防御区画がバカだったからです。
なぜか?
ビスマルクはバイエルン級のマイナーチェンジだからです。
燃料層の防御区画は爆発の危険の少ない石炭を想定したものだからです。
だから、重点防御区画であるはずの燃料層の防御がたったの1層などというバカな設計になっているのです。

ビスマルクも駆逐艦には苦戦してますよ?
幾度となく近接雷撃を受けてますが、一隻も撃沈できてません。
さらに言えば、ビスマルクは鈍足複葉機のソードフィッシュ攻撃機の反復雷撃を何度も受けていますが、
ただの一機も撃墜できてません。

戦艦が得意とする相手艦種は当然戦艦などの大型重装甲艦です。
小回りの利く小型艦は当然苦手です。
駆逐艦や航空機に苦戦したからといって、それをもってビスマルクより大和が劣っているというのはどう考えてもアンフェアーです。

ビスマルクに対して大和の世界的評価が低いというのも往々にして聞いたことがありません。
おそらく回答者様の偏見でしょう。

お礼日時:2014/08/24 06:42

余裕じゃね?



というか、日米の旧式戦艦より性能の劣るビスマルクに手こずるイギリス海軍のヘボさを笑うべきでしょう。
というか、速度以外は長門の方がかなり上だしなぁ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かにライン演習作戦は、ドイツ戦艦を必要以上に恐れる英海軍が、
たかだか一隻のために動員可能な総戦力を結集し、引きずり回されるというおバカな海戦であったという点は否めませんね。

比較対象は長門のが適当だったかもしれませんね。

お礼日時:2014/08/24 06:50

#2です。



護衛空母を撃沈したなんて、恥ずかしいから大きな声でいわんでください。横浜ベイスターズの中継ぎ投手からホームランを打ったみたいなもんだ。

ディスカバリーチャンネルの「世界の戦艦トップ10」という番組があるのですが、残念ながら大和はランクインしていません。ビスマルクは確か5位だったか。ちょっとうろ覚えですが、ランクインはしています。1位がアイオワなのは、アメリカの番組だからしょうがないでしょう。日本でも同じような番組を作れば1位は大和でしょうからね。
ディスカバリーチャンネルのミリタリー物TOP10は「実績重視」というのがあります。アイオワ級が1位なのは、「最後の現役戦艦」として湾岸戦争にまで参加したことなどもあるでしょうね。実績重視なので、第二次大戦で最も活躍(と書いてこき使われたと読む)したイギリスのウォースパイトがランクインしています。実績重視なら、八面六臂の大活躍をした金剛級を入れてくれたっていいとは思うんですけどね。ただ、金剛級の設計はイギリスですれけれどもね。

日清戦争のときのカタログスペック上のアジア最強の戦艦といったら、清が持っていた定遠と鎮遠であることに異論はないでしょう。しかし両艦とも、黄海海戦で戦闘不能の状態になりました。
中国人のミリオタなら、「フルボッコにされてもまるで沈む気配さえなかった(結局自沈)ので、ある意味不沈艦」というでしょう。でも、それを聞いたら質問者さんは苦笑するでしょ?「結局格下の艦しか持たない日本海軍に海戦としては負けたし戦闘不能の状態になったじゃないか」ってね。

大和級の売りはなんといっても46センチ砲ですが、「実は役に立たない」という声もあります。その射程は約4万メートルにもなりますが、最大射程で撃ったら着弾まで何秒かかったかちょっと手元の資料が見つからないのですが、「発射煙を確認してから回避行動を始めても間に合う」というのを読んだことがあります。さらに、風や気圧の影響も受けるので「狙ったところに着弾するのは難しい」といわれています。当たり前だけど、長距離射撃になればなるほど当てるのが難しいのは弓矢から戦艦に至るまで同じです。
ビスマルクが38センチ砲しか持っていないのにフッドを一撃で轟沈させた(クリティカルヒットだけど)とか、第三次ソロモン海戦で36センチ砲の霧島がサウスダコタやワシントンに決して撃ち負けていないことを考えれば、「主砲の性能の違いが、戦力の決定的差ではない」のは明らかだと思います。

カタログスペックでいえばね、実はイタリアの戦艦つうのも実にモダンで技術的にも先進的なんですよ。だけどイタリア海軍の運用のまずさといったら理解不能なレベルでございましてね。そのソフト面のレベルの違いを込みにするかどうか、というのもありますよ。もしソフト面での差を考えずに、あくまでカタログスペックだけにこだわるならイタリアの戦艦もTOP5に入ってくるでしょうからね。

私も日本人ですから、「戦艦大和はァァァァ!世界一ィィィィィ!」といいたいです。いいたいけど、どこかの隣国のように自己の実力を客観的に把握できずに我が国は世界一ニダみたいなことになるのもよろしくない。そういう謙虚さがあるのが日本人の良いところだと私は思っています。
冷静かつ客観的に判断すれば、大和級はカタログスペック至上主義のミリヲタの願望を現実化したものであるとはいえると思います。それをいったら零戦もそうなってしまうのですけどね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
アメリカの娯楽番組を持ち出して世界的評価というのはあまりにもどうかと思いますが・・・
そんなんだったら大和が一位のもありますよ。
無論日本じゃなく、海外製作です。
https://www.youtube.com/watch?v=R8VOAFEAtCU#t=473
1.大和(日本)
2.アイオワ(アメリカ)
3.扶桑(日本)
4.ビスマルク(ドイツ)
5.金剛(日本)
6.アドミラル・グラーフ・シュペー(ドイツ)
7.ローマ(イタリア)
8.テネシー級戦艦(アメリカ)
9.ジャン・バール(フランス)
10.フッド(イギリス)

あと46cm砲のくだりですが、戦艦が最大射程で砲戦すること自体ありえません。
陸上などの動かない目標ならまだしも・・・
これは米軍をはじめ当時全ての国の戦艦でも同じです。

最終的には距離を詰めての殴り合いになりますので、ゆえに戦艦対戦艦で最も重要なのは、
攻撃力主砲副砲と、防御力装甲となるのです。

ビスマルクの例やソロモン海戦の例をあげてらっしゃいますが、
意図が分かりません。
それを持って主砲が戦力を左右する大きな要素ではないと言えますか?

フッドも主砲は38cmですし、38cmは当時の戦艦では寧ろ大きい部類です。
というかそもそもフッドは装甲の薄い巡洋戦艦です。
純粋な意味で戦艦とは言えません。

霧島の例も決して撃ち負けてないとは曖昧な表現です。
霧島の36cm砲が米戦艦の装甲を貫徹できたかどうかが問題ではないのですか?
霧島はサウスダコタを撃沈できたんでしたっけ?

いいたかないですが、霧島の主砲命中弾はサウスダコタの3番砲塔に命中した一発のみ、
しかも砲塔防盾を貫徹できてません。
断言します。
大和砲ならばこの一発で撃沈ないし、撃破できてます。
サウスダコタの砲塔装甲の一番厚い前面でも406mmです
大和砲ならば射角関係なく貫徹できるレベルです。
砲塔貫徹できるってことは艦内部の弾薬庫で爆発できるってことです。

どっちかっていうと主砲の性能の違いは重要であるって話だと思いますけどねwこの例。

お礼日時:2014/09/02 15:30

日本人が運用している大和だったら、生還することができます。




レーダーと目視で追尾し、自分の位置を無電で報告している敵巡洋艦2隻を放置しておきません。敵制空権下でもないので、艦載機で巡洋艦の位置を特定し弾着観測で撃沈、最低でも任務不能にできるでしょう。
よってデンマーク海峡海戦は、回避できる可能性がたかまります。デンマーク沖でも艦載機を活用しつつ海戦をすれば、大和が撃沈される可能性は極めて低いでしょう。


日本海軍は無線封鎖の重要性を知っていたので、不必要な電波を発信しない(ビスマルクはフッド撃沈の自慢話を延々と打電していました)でしょう。
位置を把握される可能性がビスマルクよりはるかに低くなります。


史実のビスマルク同様のスクリューと舵の損傷があっても、日本海軍には応急舵(補助舵)という艦尾から流して運用・操艦する非常用の装備があったので、17ノットが維持できれば、被雷した時刻にすぐ対応すると、その時点での英国戦艦の位置を考慮すれば、出航したゴーテンハーフェンには余裕で帰還できます。


もちろん、3の状況が発生した段階で、英国戦艦との交戦は著しく危険になります。
なので、艦をビスマルクとちがって操縦できる以上、損傷状態で英国艦隊を突破しブレストに向かうという非合理的判断を下す理由がありません。
また、ブレストは英国空軍の攻撃圏内にあり修理能力も低いので、ブレスト入港の可能性そのものは低いと思われます。

敵に遭遇しなければ撃沈される可能性も低くなります。日本海軍のやり方だったら、撃沈される可能性は極めて低いと思います。
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この回答へのお礼

こういう回答を待っておりました!
回答ありがとうございます!

いや、実際大和とビスマルクを置き換えるとどのような戦闘が展開されるのかを知りたいのに、
微妙に違う回答が多かったもので・・・・

非常に参考になりました、
ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/27 00:06

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