A 回答 (10件)
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No.10
- 回答日時:
こんにちは。
昨年、東京都知事を辞職された猪瀬知事が作家時代に次の本を書かれました。
『昭和16年夏の敗戦』
http://d.hatena.ne.jp/ktdisk/20110810/1312927811
当時の各省庁から選抜されたエリート官僚に満州国政府建国に参加した若いエリート官僚を集めて作られた超近代的なシンクタンクがありました。 その名を『内閣総力戦研究所』と言います。 この研究所の発案者は当時の最高権力者だった東条英機です。 人数としては霞が関の若手官僚が圧倒的に多かったのですが、実際に主導権を握って行動し、国際情勢の分析に手腕を発揮したのは満州国政府を代表して派遣された幾人かの人達でした。
事実、猪瀬さんもこの著書を宮○○郎さんという方のインタビューを中心に書いておられます。 この方は中○根○弘に大きな影響を与えた人物です
その結論は実に簡潔明瞭であり、誤解の出る余地はまったくありません。 戦争をするとこうなる。 時間が経過するにつれてこう戦況は変化する。 そして長期戦になるとこうなって大敗北を喫する。 それは実際の戦争の推移とほとんど同じでした。 戦争の終る四年前に昭和20年8月の終戦をに実に正確に予告していたのです。 東条英機も『そうだろうなあ~』と納得していたと聞いています。 この報告書は当然昭和天皇にも上奏されています。
個人的なことで恐縮ですが、この内閣総力戦研究所は二度招集されており、(私の)父は第二回目のメンバーで同じく満州国政府を代表して参加しています。
第一回目の命題は『日米開戦の是非』であり、第二回目の命題は『いつ、どのように戦争を終結させるべきか』でした。 この研究所へは東条英機も気軽に顔を出し、満州時代の旧知とは冗談を交わすことが良くあったと父から聞きました。
もうひとつ個人的なことですが、私はこの総力戦研究所があった某ホテル(有名な日比谷高校の近く)で戦後結婚披露宴を行いました。 当時はここはアメリカ軍に接収されていました。 昭和55年に返還されましたが、日本政府は返還と同時に打ち壊しています。 戦前、戦時中に秘密基地が結集していたところだったからです。 触れられたくない諸々がここに集中していたからです。
この二回の総力戦研究所に召集され、戦争を生き延びられた方々は戦後の復興事業の中核となって大きな貢献をされています。
アメリカの国力も知らず、無謀な戦いをした。 それは結果だけを見ればそうなります。 それを防ぐ手立てを全く講じなかったのか。 日本政府ってそんなに無能の輩(やから)の巣窟だったのか。 私はそうは思いません。 それが証拠に総力戦研究所のメンバーは戦後実に大きな貢献をなさっています。 彼らの視野は広く、洞察力は実に鋭敏でした。
父たち満州国の官吏になった人間は新京にあった大学院大学である大同学院で学んでいます。 彼らが自分たちだけになると『俺はアイツにこんなことを教えてやったんだ~』とヒソヒソ話。 実は朝鮮族出身の男が後輩にいたのです。 その名をキムソンチュ(金成柱) 一字置き換えるとどこかの国の建国の父。
No.9
- 回答日時:
他の回答者さんも述べている通り、日本は短期決戦で優勢に立ちつつ講和することを目論んでいたというのが対米戦の構想でした。
そもそも論として、アメリカと日本では、戦術兵器の製造能力が段違いです。大型空母に関しては、1941年から1945年にかけて、竣工数が日本9に対し、アメリカ22、軽空母に関しては、日本9に対して、アメリカは93と実に10倍の差。戦闘機に関しては、戦闘機が日本3万に対して、アメリカ9万。大型爆撃機に関しては、日本384に対して、アメリカ32,213とこれも10倍近い差がありました。
こんなことは開戦前から大体わかっていたことです。
そして、特に燃料に関して、アメリカは、本土から石油が出る資源国ですが、日本は、すべて東南アジアなどから調達しなければなりません。ほかにも資源自体が他国から持ってこなければならない日本では、本格的な対米戦争などお話にならないわけです。
ところがアメリカは、不況後のデフレ脱却に苦しんでおり、経済施策の決定打として、なんとしても戦争をしたいと考えていました。何とか武器の輸出まではこぎつけていましたが、兵の派兵まで実現していなかったアメリカに、まんまと乗せられる形で、日米開戦はおこります。
実際にアメリカが戦争に突入した41年から42年にかけて、対GDP比で実に22%という軍事費の伸びをし、600万人の女性の雇用と1200万人の徴兵という形で大きく経済の刺激をすることとなり、アメリカは不況をようやく脱しました。
開戦当初の日本の連戦連勝は、短期決戦をもくろむ日本と長期的に経済復興を視野に入れていたアメリカのスタンスから考えれば、必然です。
No.8
- 回答日時:
当時も板垣退助が暗殺され、中国に制圧され、戦争に進み消されたのでしょう。
黒船でアジア情勢を見ると日本は、攻め込め無いと判断した結果だと思います。そして、戦争に誘い出したのでしょう。No.7
- 回答日時:
勝ち目があると思っているはずがありません。
大東亜戦争以前まで、戦争はある程度のところで講和により集結するものです。何度か講和の時期がありましたが、ことごとく見逃したという事が事実だと思います。No.6
- 回答日時:
後から分析して『勝ち目が無かった』とは言えます。
しかし当時の日本人は、当然勝ち目があると思ってやったわけです。
よく、日本が周りの国々から戦争を仕向けられたなどという(日本は悪くない=ボクは悪くない、的な引きこもり思想の)話が出てきますが、これなども甘ったれた平和ボケの発想で、当時の日本人は数多の選択肢の中から開戦を最善の手として選択したわけです。勝ち目の無い戦いを最善の手として選択するわけはありません。
No.5
- 回答日時:
”第二次世界大戦で日本軍は最初から勝ち目がなかったのですか?”
↑
客観的にはそうですね。しかし
客観的に言えば、日清戦争だって日露戦争だって、最初から
勝ち目はありませんでしたよ。
じゃあ何もしなければ良かったのか、という
とそうも言えません。
イラク戦争を見て下さい。
ありもしない大量破壊兵器を口実に戦争を始めたのは
米国です。
その後、英国BBCは、911以前から米国はイラク、
アフガン戦争を計画していたことを暴露しました。
米国は何か罠を仕掛けて、戦争に持って行ったと思います。
1898年 2/15 ハバナ湾で、米国戦艦メイン号が謎の爆発沈没しました。
これで米兵266名が死亡し、スペインの仕業だ、
ということになり、あの米西戦争が始まっています。
後になって米国政府は、事故だと発表していますが
陰謀ではないか、という説が強いです。
ベトナム戦争では有名なトンキン湾事件が発生しています。
1964年8月、北ベトナムのトンキン湾で北ベトナム軍の
哨戒艇がアメリカ海軍の駆逐艦に2発の魚雷を発射した
とされる事件です。
これをきっかけにアメリカは本格的にベトナム戦争に介入しましたが、
その後、ニューヨークタイムズが、米国のやらせであることを暴露し
真実が明らかにされました。
湾岸戦争 1990年 では
アメリカの駐イラク特命全権大使のエイプリル・グラスピーが
イラクのクエート攻撃に対して
「介入するつもりはない」と発言しており
これを信じたフセインがクエートを侵略しましたが、
米国軍等により撃退されています。
米国は約束の存在を否定していますが、当の大使は、それ以後、公式の場には
一切姿を見せなくなりました。
その他にも怪しいのはいくらでもあります。
以上が、日本が戦争を拒んでも、ダメだったろうと思われる理由です。
”最近アメリカがわざと第二次世界大戦に参入するために
日本軍にハルノートというむちゃくちゃな要求をつきつけ
日本を太平洋戦争に動かしたことを知りました。”
↑
当時の米国は、1930年に続く大不況の真っ只中でした。
GDPは1/2に、株価は1/10に落ち、1200万の失業者が
街に溢れ、あちこちで暴動が発生していました。
ルーズベルトは、ニューデールなどの政策を打ちましたが効果は
さっぱりです。
それでどうしても戦争をやる必要があったのです。
戦争は最大の公共事業ですから。その証拠に戦後、米国
経済は見事な復活を遂げています。
これは私の偏見ではありません。
米国歴史学の権威チャールズ・A・ビーアド元コロンビア大教授は
公文書を調べて、ルーズベルトが巧妙に日本を戦争に引きづり込んだ
過程を明らかにした本を出版しましたが、これは事実上の発禁処分
にされてしまいました。
31代米国大統領のフーバーが、ルーズベルトを、日本を無理矢理戦争に
引きづり込んだ狂気の男、と評した書見を残しています。
彼は、ルーズベルトは真珠湾を知っていた、とも書き残しています。
マッカーサーは戦後、あの戦争は日本の自衛戦争であったと
米国議会で証言しています。
ハルノートのハルは、真珠湾攻撃を耳にして躍り上がって
喜んだ、という側近の証言が残っています。
「これで戦争ができる」
また、パル判事は、あのような要求を突きつけられたら
モナコのような小国でも銃を持って立ち上がっただろう
と述べています。
”ミッドウェー海戦までは日本は連戦連勝だったのですが
そのことはアメリカ軍は最初から織り込んでいたのですか?”
↑
折り込みは真珠湾攻撃までだったと思われます。
それ以降は予想外だったんじゃないですか。
No.4
- 回答日時:
アメリカ本土上陸って簡単に書いている人言いますけど、それが不可能だったから出来なかったのです。
アメリカ本土上陸を可能とするには太平洋での制海権を確保する。
真珠湾でアメリカ艦隊に打撃を与えたとはいえ太平洋艦隊の本拠地はサンジエゴです。こちらにまだ無傷の艦隊が残っている状態で揚陸軍を載せた艦隊をアメリカ本土に接近させたら本土に着く前に沈没させられてしまいます。
また運よく揚陸ができたとしても
アメリカ陸軍と
対戦です。アメリカ陸軍の数百万人を相手に日本軍は何万人アメリカ本土上陸をすればよいのですか?
またアメリカが自在に補給できるのに対して日本軍は補給も海上の安全が確保されていないので困難です。次に空爆によるアメリカ本土攻撃ですが当時の爆撃機の後続距離からしてアメリカ本土に近づかないとならないので航空母艦で攻撃するしかないのですがアメリカ本土の空軍が大量に反撃にきて
航空母艦を沈めさせられます。
すると順番的に
日本軍が採用したように
ミッドウェーをとり、アリューシャン列島をとり
次にハワイに侵攻してからアメリカ本土攻撃が可能になります。
それでも日本は
潜水艦や風船爆弾を使いアメリカ本土攻撃をしてますが単発に終わり
潜水艦の多くは
拿捕されました。
アメリカにしても本格的に日本に上陸するには
ミッドウェーをとりソロモン諸島をとりフィリピン、グァム、硫黄島、沖縄、と進駐して進めています。
そんな無鉄砲で
勝算のない作戦など日本を敗北に
導くだけです。
パールハーバーが成功裡に終わったのは宣戦布告がなくアメリカが警戒してなかったのとルーズベルトが攻撃を知っていながら戦争の口実作りのために放置していたからで
開戦後はアメリカの警戒網をついて航空母艦で攻撃や揚陸などとても
無理です
全滅します
No.3
- 回答日時:
パールハーバーと言う映画を観ればわかりますが、、、ハワイを責めた勢いで、アメリカ本土に上陸すればよかったのです、、、そうすれば、、、中西部迄攻め込めたかもしれません。
あの当時レーダーも発達してなかっタシ、、、、。真珠湾に、敵空母がほとんどいなかった、、、情報収集で、そもそも、、、負けていましたね。
No.2
- 回答日時:
地域紛争ならともかく近現代国家間の全面戦争は国力により勝敗が決しますから第二次世界大戦で日本がアメリカに勝つ方法はありません。
よく言われるように短期決戦、早期講和しかなかったのです。
アメリカの誤算は真珠湾での艦艇被害が予想以上に大きかったことでしょう。
これにより反撃時期が遅延してしまいました。
No.1
- 回答日時:
勝ち目はありませんでした。
海軍の山本五十六大将も短期決戦なら凌げるが長期化したら勝ち目がないと発言しています。
日本とすれば短期に電撃的に勝利を続けて
アメリカの世論を喚起して
和平交渉を有利に展開したいと
いったところ
長期化した場合にも日本に勝算がでるとすれば
日本の航空母艦は安泰で
アメリカの航空母艦が全滅の場合
制空権が日本に
あるので
アメリカが持ち直してくるまでは
優位にすすめますが
実際には日本の
航空母艦の方が
先に全滅しました
また戦争を長引かせた本質は
アメリカ軍にも
死傷者は多数いてアメリカ国内の
世論が
もう戦争をやめようと動きかけていた部分もあり
それを利用して
日本は和平交渉を有利に展開したかったことがあります
つまり、降参しなければ
軍事的負担から
アメリカ国内世論が終戦を言い出すのをまとうとした
しかしアメリカはその世論がわきおこるのをおそれて早期決着を目指して空爆や原爆投下など日本の民間人殺戮をはじめたので日本軍としても降参せざるを
得なかった
そしてアメリカは連合軍統治時代にウォーギルトインフォメーションを駆使して日本に
自虐思想を蔓延させて
日本軍のささいな出来事をおおげさな数値で歪曲して日本軍が悪だったからアメリカは
無差別殺戮をしたので仕方なしと
したのです
例えば些細な出来事であって
事件当時、中華民国から全く非難もなかった南京での出来事を30万人殺戮などとされました
この数値は広島、長崎の原爆犠牲者を上回るので
30万人が欲しかったのです
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