プロが教えるわが家の防犯対策術!

 亡くなった父の戦争体験の足跡をたどりたいと思っています。南方へ行き、大砲を打ったぐらいしかわかりません。どうやって調べたらいいですか。できれば、小冊子にまとめて家族に配りたいのです。陸軍の資料とか、どうやって入手すればいいのか全くわかりません。どなたか良い知恵を。

A 回答 (5件)

戦争体験者は、その戦争での出来事がトラウマになっているので、多くを語ることはしません。

調べるより知らなかった方がよいかもしれません。命令とはいえ殺人行為をしているわけですから
知られたくない一面もあると思います。

ただ調べるなら
まず、お父さんの所属部隊を明らかにすることです。部隊名が判明すれば、よいのですがわからなければ
厚生労働省の社会擁護局に出向いてください。戦後、戦地から帰国して復員をしているわけで、この復員の手続きを継続して厚生労働省が担当しています。ただし、情報公開については制約があるので、厚生労働省が調査依頼に応じてくれるかは定かではありません。ここで、所属部隊が判明した場合、次にどのような活動をしたかを調べることになりますが、これは目黒にある防衛省の防衛研究所に戦史資料が保管されているので、ここで戦闘詳報という部隊がつけていた報告書があれば、どのような活動をしていたかがわかります。ただし、これも閲覧を希望しても情報公開を認めてくれるか定かではありません。また一部の戦史資料は国会図書館にもありますが該当する部隊のものがあるかはわかりません。戦争が敗戦濃厚になると軍部は連合軍に資料を抑えられるのを嫌い、資料の処分命令を出しているので
該当する部隊の資料が現存しないかもしれません。

以上が調べ方ですが、簡単に調べるのなら、戦時中のことを書いた書物を読んで、憶測で判断するのがすぐにできる対応です。
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この回答へのお礼

 早速、ありがとうございます。
 確かに嫌な思い出でしょうね。でも、父の世代を悲しみの世代と評した新聞を読んで、いても立ってもいられなくなりました。子供である私の兄弟は団塊の世代から無気力世代等と評されている年代ですが、悲しみの世代というのはあまりにも哀れで、その悲しみを少しでも汲んでやりたいと思った次第です。
 戦争関連本はこれまでにもたくさん読んで想像はしていますが、父の具体的な姿が浮かびません。
 国会図書館は何度か訪れたことがありますが、社会擁護局や防衛研究所の戦史資料は知りませんでした。早速出向いてみようと思っています。本当にありがとうございました。

お礼日時:2014/09/02 14:53

兵籍簿を見れば、足跡がたどれませんか。


兵籍簿の照会先は陸軍なら終戦時に本籍地があった都道府県の担当課、海軍なら厚労省の担当課です。
混乱時の話ですから、照会先に必ずあるとも限りませんが、もしコピーなりとも入手できれば、何か手がかりになるかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
兵籍簿というのがあるのですね。
何らかの名簿があると思っていたのですが、兵籍簿という言葉を知りませんでした。
早速、陸軍の担当課で調べてみます。
素晴らしいお知恵をありがとうございます!

お礼日時:2014/09/02 20:53

南方で陸軍・・・・・



 悲しみを通り過ごして、すごく悲惨な情報しか出てこないから、止めといたほうがいいですよ

http://www.mhlw.go.jp/bunya/engo/shiryou/

あと、お父さんの出征された都市の図書館でも閲覧できます
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この回答へのお礼

 素晴らしい資料の数々、ありがとうございます。
 悲惨、ですか・・・。

 これまでにも結構残酷なシーンは見たことがありますが、もっともっと重い、かもしれませんね。
 でも、事実は事実として覚悟を決めて臨みたいと思います。
 本当にありがとうございます。

お礼日時:2014/09/02 16:44

はじめまして、回答ではないので申し訳ないのですが、


実は私も、全く同じように探し求めていたところで、あなた様に辿り着きました。
同じような方がいらっしゃるのだと、驚きと嬉しさで、ついお返事しております。

父は、大正8年生まれですが、昭和52年に57歳で他界しました。
私が22歳、それほど戦争にも関心のない頃、くも膜下出血での急逝でした。
その後、女手一つで、私たち姉弟3人を育ててくれた母も、2年前に父の元へ。
今になって、戦時中や昔のことを聞いてよけばよかったと悔やまれてなりません。
自分が還暦を迎える歳になって、ますますその思いが募って来ました。

実は、あるご本を探しています。
南方の戦地で、一緒に活動をされてた方が出版され、
私が小学5年生の頃(昭和40年頃)、父にも送っていただいたものです。
その中に、父のことも書いていただいていたのは、はっきり覚えているのですが、
引っ越しのときに、なくしてしまったようです。
書かれた方のお名前も、ご本の題名も全く思い出せないのです。

上京した際、国会図書館にまずは行ってみようと思っておりますが、
傷痍軍人?の恩給を母が受給していましたので、厚生省から辿れるかな~?
とにかく、かならず探し出したいと思っております。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。
 そうなんですねえ。思わず目がウルウルしてしまいました。
 うちの父は大正10年で、私もあと数年で還暦を迎えます。
 この年になると、いろいろ考えてしまいますよね。
 自分の終い支度というより、来し方行く末に思いを馳せていると、どうしても両親のことに触れずにいられませんもの。 
 次の世代へのバトンタッチという意味でも何か形にして残したいと思っています。

 お父様も南方だったのですね。
 出版物は単行本でしょうか。それとも雑誌体裁の定期刊行物でしょうか。
 私も探してみます。
 幸い東京に住んでいますが、夫の在宅介護があるので、その合間に国会図書館へ足を運んでみます。
 お仲間がいらっしゃるととても心強いです。何かわかったら投稿しますね!

お礼日時:2014/09/02 16:39

おおむね、N0.1さんの通りですが、他に、古書店で資料を捜す手があります。


戦史関係の古書店なら、便利ですね。
東京なら、御茶ノ水の古書街に、その手の店があります。
ネットで検索するのもいいですね。
時間が省けます。
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この回答へのお礼

 神保町ではなく御茶ノ水なんですね。ありがとうございます。
 これから早速ネットで検索してみます!

お礼日時:2014/09/02 15:51

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