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「日本政府は公式に多重国籍を認めるべきか。」

http://wui.weblogs.jp/advanced/2011/11/what-make …

上に挙げたリンクの文章を読んでくださるとわかりますが、この文章にでてくる人物は日本と韓国、それぞれの国につながりをもつ人物です。

彼女は外国につながりをもつ立場ということもあって、日本社会では「特殊な立ち位置」にいることを、強く意識しているとのこと。その理由は、彼女は日本社会では、日本で生まれ育ち、日本の教育を受けながらも、周囲の日本人からは外国人扱いされ、さらには、韓国を訪問したときには、片親のみならず、親族の多くに韓国人がいながらも、日本人扱いされることでした。

上に挙げた彼女のケースは、なにも特殊なケースではなく、日本社会においては、ごくごく普通のことになりつつあるのではないでしょうか。いまの日本社会においては、数十組のカップルのうち、おそよ数組のカップルが国際結婚によるカップルであり、彼ら、彼女らの子供たちは外国につながりをもつ子供たちです。彼ら、彼女らの人権を考慮したとき、彼ら、彼女らに多重国籍を多重国籍を認める「可能性」は、いまの日本社会には存在するのでしょうか。

A 回答 (9件)

>上に挙げたリンクの文章を読んでくださるとわかりますが



読みましたが、作者の一方的な価値観を押し付けている文章に感じます。そもそも、、、、

>When she was in Korea, she felt like an alien because she cannot speak Korean.(彼女が韓国に行った際、彼女は自分が異国人のように感じた。なぜなら、彼女は韓国語をしゃべれないからだ)

と書いてます。問題なのは、彼女の親は韓国語を自分の娘に教えなかったのでしょうか?親であれば、当然自分の国に誇りをもっているはずで、それを自分の娘に伝える義務があるはずです。また、その国の文化や習慣を教えるためには、その母国語を学ばせるのは不可欠なはずです。

これらは、日本人には到底理解のできないことです。日本国籍を持つものならば、たとえ他国へ移住することになっても自分の子供には日本語を一生懸命に教えます。それは「日本人ならば日本人」としてのアイデンティティーを教えると共に、仮にその子供が日本に帰国することになっても不自由の無い様にするためです。

確かに彼女はある意味被害者かもしれませんね。しかし彼女の親が韓国人であれば、当然母国語を教えるのは自国の誇りを守る上で当然ですし、親族が多くいたのなら尚更です。この様になってしまうことは誰が見ても明らかなはずなのに、なぜ彼女の親や親族はそういった「最低限の」責務を果たさなかったのでしょうか?

それによって起こったことを、一足飛びに日本社会制度のせいにするのは、乱暴極まりない話だと思います。 国籍問題を語りたいために話題を摩り替えた文章のようにしか私には見えませんし、そんな文章で「どうでしょうか?」と問う方が問題だと思いますが如何でしょうか?

また、なにか誤解をしておりますでしょうか?

この回答への補足

わたし自身は台湾系日本人で、わたしに日本のことを熱心に教えてくれた存在は、日本人ではなく、台湾人や、日系人の人々でした。おそらくは、あなたはこういったことに気がつかなかったのかもしれませんが、ミックスという立場で日本社会のなかで生活をしていると、ほかの、大多数の日本人が、ミックスの人々を「避ける」傾向にあります。わたし自身の場合、台湾系ということで、外見は、大多数の日本人によく似ているものの、やはり、アイデンティティが異なりますので、そういった人々を「避けてしまう」日本人は、少なくありません。そういった事情がありながら、台湾人、日系人は、わたしのことを差別せずに、わたしに日本のアイデンティティを教えてくれました。

補足日時:2014/09/26 14:33
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この回答へのお礼

お礼日時:-0001/11/30 00:00

【国際刑事裁判所】


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B% …
(個人の国際犯罪を裁く常設の国際裁判所である。)


(根拠が不明ですが)「合法である。」という論理は通用しないらしいですね。
是非、アジア・アフリカ・南米の侵略や黒人奴隷やアメリカや豪州のネイティブの虐殺や十字軍や宗教戦争や連合国の犯罪を裁いていただきたいと思います。

【鬼畜米軍実録1 バンザイクリフの悲劇 サイパン 日本人が投降できなかった理由】


【アメリカ軍の戦争犯罪】
https://www.youtube.com/watch?v=4nxOqeW4nCo

【A級戦犯は冤罪】
https://www.youtube.com/watch?v=sDTJVZheUwo


「朝日新聞 朝刊 1総合」( 2008-07-15 )
(国際社会での「法の支配」確立を目的に、大量虐殺、拷問、迫害など国際人道法に違反する行為をした個人を裁く国際刑事法廷。02年にICC設立条約(ローマ規定)が発効、03年から常設機関として活動を始めた。日本は07年に加盟し、年間予算約130億円の最大の分担国。各国の刑事裁判権を補完することを目指し、裁く意思や能力がない国での事件のみを受理できる。しかし、強制力はない。米、中国なども未加盟。)


「国際人権規約 B規定」とやらについてですが、 

【人権・人道】(外務省ホームページ)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/2c_003. …
(第二条
1 この規約の各締約国は、その領域内にあり、かつ、その管轄の下にあるすべての個人に対し、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治的意見その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、出生又は他の地位等によるいかなる差別もなしにこの規約において認められる権利を尊重し及び確保することを約束する。)

あれ、国籍は・・・


リンク先の記事についてですが、
2重国籍については歴史における欧米の国家の形成や、国民・民族の移動を無視して、世界市民を気取っているお花畑の ごりっぱないけん であり、中学校の弁論大会レベルとしか評価できません。
日韓間の問題についても、同様に様々な事情ついて無知であると思います。
(ここではその詳細は語りません)

>その理由は、彼女は日本社会では、日本で生まれ育ち、日本の教育を受けながらも、周囲の日本人からは外国人扱いされ、さらには、韓国を訪問したときには、片親のみならず、親族の多くに韓国人がいながらも、日本人扱いされることでした。

その韓国人のお友達とやらについてですが、以下は「特別永住者」という前提でのものです。
仮に重国籍があったとしても、朝鮮語ができなければ韓国では外国人と感じ、周囲の人からも外国人として扱われるのではないのでしょうか。

私から見ると、何世代も日本で生まれ育ち、日本の教育を受けながらも日本国籍を取らずに、外国籍であり続ける在日韓国人の意識が理解できません。これは外国の移民では起こっていない現象であり、他の外国人も不思議に思っています。

更に、在日コリアンが他の外国人と比較しても特別な認識を持たれているのは、過去の日本人との「関係」によるもので、これは「自業自得」としか思えません。

【左翼系在日朝鮮人騒乱史】
https://www.youtube.com/watch?v=wjyZ_Aww4OI


血統主義と出生地主義ですが、
これらはそれぞれの国情によるもので、どちらが良い悪いの問題ではなく、それで人権を評価するのは誤りだと思います。
それに、どちらの国も国民と外国人の扱いの区別は明確に規定されており、出生時以外の国籍の取得(帰化)の審査は非常に厳しい条件が要求されています。
更に出生地主義の国でも、国籍取得の条件には違いがあります。

むしろ、国籍・帰化・外国人の権利については、日本の方が異常に甘いと思います。



出生地主義については、国籍を狙って外国で出産する者が露骨に増えた為に、内容を見直している国もあります。

【サイパン新生児の7割が中国人 米国籍持つ「美宝」とは】
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140315/chn14 …
《「南太平洋の楽園」ともいわれる米自治領北マリアナ諸島連邦のサイパン島で、ある闇ビジネスが活況を呈している。中国人の妊婦が現地で出産し、米国籍を保有する新生児を母国に連れて帰るパッケージツアーだ。
―中略―
 現地にとって、中国人の美宝ツアーは妊婦の送迎や医療、通訳など多くの関連雇用を生み出す商機である半面、無制限の移民流入につながりかねない。
 「われわれは北マリアナ諸島で開け放っているドアをいかに閉じるか考えなければならない」(スティーブ・キング下院議員)
 ABCテレビは、いわば脱法的な米国籍の取得行為への批判の声も紹介している。》

【米メディア、韓国人の遠征出産を問題視】
http://nippon-end.jugem.jp/?eid=444
《米ABC放送は14日、子どもが米国の市民権を得られるよう、渡米して出産する「出産観光客」が増加しており、こうした人たちが米国憲法の盲点を悪用しているという批判が国内で起きている、と報じた。
大物有名人も行っている「遠征出産」は、韓国ではすでに浸透した概念だが、米国の主要メディアや移民当局がこの問題について直接言及するのは、極めてまれなことだ。
―中略―
こうして生まれた子どもは、後日家族が米国に移住する際の足掛かりとなる「アンカー・ベビー(まずは赤ちゃんが米国にいかりを下ろし、家族を引き寄せる、という意で付けられた呼称)」の役割をする、と同放送は報じた。
また同放送は、米国社会の一部では「遠征出産は合衆国憲法修正第14条の真の目的を汚す行為」と批判する声が上がっていると指摘した。》


日本が出生地主義を取っていたら、↑の事例が沖縄あたりで起こっていたかもしれません。
その結果↓のような「日本人のアイデンティティ」そのものが消滅するかもしれません。
(私はグローバルや国際化とは、自国の文化や歴史を否定して無国籍となることではないと思っています。
外国でもそのような人は、ただの無教養な人と扱われます)

移民受入れ阻止!】~デンマークの惨状
http://www.youtube.com/watch?v=zvmNDKb6_q4&featu

【多文化主義の失敗例 ドイツの学級崩壊】
http://www.youtube.com/watch?v=RxhIamUjBA0

【こうして治安は崩壊し、国家は死に至る ベルギー ブリュッセル】
https://www.youtube.com/watch?v=qAOxOKWW0IM

【外国人参政権『オランダの悲劇』多文化共生がもたらしたもの】
https://www.youtube.com/watch?v=Eef4uoF55t4

【ようこそ現実のスウェーデンへ】
https://www.youtube.com/watch?v=6DD9Wsnrhxw

【植民地の逆襲 旧植民地の移民に埋め尽くされるフランス】
https://www.youtube.com/watch?v=bhuUINSq6CQ

【「移民」を受け入れた英国が、大変な事に】
https://www.youtube.com/watch?v=6vTWSrY2ryY


↑のような事は日本でも起こっています。
【謎の中国人市場】
https://www.youtube.com/watch?v=OgOQYEtH7IA

そして、「移民」は侵略の手段にもなります。

【解説に挑戦!~スイス民間防衛に学ぶ~ 】
https://www.youtube.com/watch?v=tUuxd4ESpsc

https://www.youtube.com/watch?v=6U6qaUgodzk

この回答への補足

一方的なものの見方で、他者のことを理解しようとする態度のみえないものではないでしょうか。

補足日時:2014/09/26 14:29
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No6です。

続きです。

20:There are many people like my friend who suffer from the gap between the external facts and their inner voice.
(外国との繋がりのある多くの人が、わたしの友人のように、自分の中の葛藤に悩んでいる。)
21:Why do they have to choose one native county and abandon another nationality?
(何故、彼らは国籍を選択しなければならないのか?)
22:For them, both are their native countries and they cannot compare which is better.
(彼らにとって、どちらの国がよりよいかなどという比較はできない。)
23:It is extremely difficult and cruel for them to choose one country.
(彼らにとって、国を選ぶのは極めて難しく辛いことだ。)
24:Also, such people are likely to live in both countries because of their parents, so if they cannot get dual nationality, they face a lot of problems about daily life such as residence and jobs.
(そのような人は、両親の都合によって両方の国に住んでいそうだ。彼らが2重国籍を得られなければ居住や就職について多くの問題と直面することになる。)
25: When they live in their official native country, it is no problem at all.
(選択した国籍の国に住んでいる場合は、何の問題もない。)
26:However, if they live in another country, they have to go through a lot of procedures and inconveniences.
(しかし、放棄した国籍の国に住む場合、多くの手続きや不自由が発生する。)
27:Moreover, it is much more difficult for dual citizens to get a job in Japan than native Japanese.
(その上、日本で就職する事は日本人より多くの困難を伴う。)
28:My friend was born and grew up in Japan but it is more difficult for her to get a job in Japan because she has Korean nationality.
(私の友人は日本で生まれ成長したが、彼女は韓国籍の為に就職が日本人より難しくなっている。)
29:Sadly, the Japanese government has a negative opinion on dual nationality because there are some diplomatic issues.
(残念ながら、日本政府は外交上の問題から、2重国籍については否定的な見解だ。)
30:One problem is which country should take care of dual citizens in an emergency situation such as in war.
(2重国籍者達の問題は、両国間の戦争のように緊急の課題である。)
31:But such situations are not likely to happen.
(しかし、それらの状態はトラブルになるとは思われていない)
32:I would say the Japanese government should place greater importance on the actual situation of dual citizens rather than hypothetical emergency situations.
(私は、日本政府は2重国籍者の実情を、仮定的緊急事態ではなく、より重要なものであると認識するべきであると思う。)
33:In addition, it is often argued that dual nationality causes some problems about military service and diplomatic relations.
(更に、2重国籍者は、兵役や外交についての問題をもたらすと言われている。)
34:However, these problems are political and can be solved by a treaty or an agreement between governments.
(しかし、それらの問題は政治上のものであり、両国間の条約や協定によって解決できるものである。)
35:For example, the European Convention on Nationality in 1997 provided that people who have dual nationality are exempt from military service if they serve in one country.
(たとえば、1997年の国籍に関する欧州代表者会議では、2重国籍者が片方で兵役を務めた場合、もう一方での兵役は免除するという決定しました。)
36:The government should adopt the system of dual nationality.
(行政府はその2重国籍者への制度を認めました。)
37:It should be more flexible.
(それは、より柔軟でなければなりません。)
38:The idea that Japanese have black hair and black eyes is a kind of prejudice these days.
(今日、日本人=黒髪と黒い眼 という発想は先入観です。)
39:You can have a feeling of fellowship without thinking of skin or eye color.
(あなたは肌や目の色に拠らない連帯感を持つことができます。)
40:The world has now globalized.
《「The world」と「globalize(世界的にする)」の意味が重複しているので翻訳が困難)
41:We live close together with people from all over the world.
(我々は世界の人達と近くで暮らしています。)
42:What makes them Japanese? Birthplace? Skin or eye color? Passport? Language we use? Nationality is just a proof of that person is a member of that country.
(何が彼らを日本人にするのでしょうか? 出生地?肌や髪の色? パスポート? 言語?
国籍は所属する国家の人間であるという証明でしかありません。)
43:Why can’t we be a member of more than one country?
(何故、他の国の人間になれないのでしょうか。)
44: If the government adopts the system of “dual nationality”, the current situation will be changed for the better.
(もし政府が2重国籍を認めれば、現在の状況はもっとよくなるでしょう。)

回答は次から。

この回答への補足

補足日時:2014/09/26 14:28
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まず、日本語でOK


回答する全員に、各個に読解の努力を要求するのは傲慢だと思います。

1:One of my friends has parents from an international marriage between Korea and Japan.
(私には日韓ハーフの友人がいます)
2:She was born in Japan and grew up in Japan.
(彼女は日本生まれの日本育ちです)
3:One day, she told me that she sometimes loses her identity.
(ある日、彼女は私に時々自分のアイデンティティがわからなくなると言いました)
4:When she was in Korea, she felt like an alien because she cannot speak Korean.
(彼女は、韓国にいるときは朝鮮語ができないので外国人だと感じる。)
5:However, when she is in Japan, she is treated as an alien even though she is not different from other Japanese people.
(けれども、日本にいるときも、他の日本人と変わりはないのに外国人として扱われる。)
6:She cannot say where she is from with confidence.
(その為に、彼女は自分に自信が持てない。)
7:Nowadays, people can go anywhere they want easily and they live together with people from all over the world.
(今では、人は望んだどこにでも簡単に行けるし、世界中の人と同じ場所に住んだりしている。)
8:Also, the number of international marriages has increased considerably.
(今日、国際結婚の件数はかなり増えていもいる。)
9:And now, one in 16 couples is an international marriage according to the Ministry of Health, Labor and Welfare.
(そして今、厚生労働省によれば、16組に1組が国際結婚である。)
10:There are many people suffering from this problem like my friend.
(多くの人が私の友人と同じ悩みを持っている。)
11:This is why the Japanese government should adopt the system of “dual nationality”.
(これらの理由から日本は2重国籍を認めるべきだと思います。)

12:How is nationality decided? It depends on countries but basically by blood or birthplace.
(国籍はどのようにして決定されるのでしょうか? それは基本的に血統か出生地によります。)
13:For example, in Japan, if either of your parents is Japanese, your children are given Japanese nationality.
(たとえば日本では、あなたの両親が日本人であった場合は、あなたには日本国籍が与えられます。)
14:On the other hand, in America, even if both of your parents are not American, children born in America can have American nationality.
(その一方で、アメリカでは、あなたの両親がアメリカ人でなくても、あなたがアメリカで生まれればアメリカ国籍を得られます。)
15:Since each country has different laws about nationality, some people can have more than one nationality, which is called ‘dual nationality’.
(各国が国籍について独自の法律を持っているので、一部の人たちはいわゆる複数の二重国籍を持っている。)
16:Under Japanese law, dual nationality is not allowed.
(日本の法律は2重国籍を認めていません。)
17:People who have dual nationality have to choose their nationality before they are 22 years old.
(二重国籍を持つ者は22歳までに国籍を選択しなければなりません。)
18:But today, many developed countries allow people to have a second nationality.
(しかし、今日では多くの先進国では2重国籍を認めています。)
19:Therefore, Japan is often criticized for having a closed minded and old-fashioned attitude.
(それゆえ、日本は姿勢は閉鎖的で時代遅れという非難を受けています。)

この回答への補足

補足日時:2014/09/26 14:27
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 多重国籍と人権については、関連がないとは言えないけれど、本質的な繋がりではない様に私は考えます。




 基本的に、個人と国家を独立の存在と考え、人権を守る立場から国籍による差別は認めないという考え方が、国際社会においては確立しています。(国際人権規約:1979年発効、日本は1979年批准)
 
 ですから、人権を守る立場から、多重国籍を認めるというのは、国籍を管理する公的国家機関が、国籍と差別の関連を認めることともなり、人権保護の基本的考え方(=国際人権規約)に、馴染まない様に思います。


 国際人権規約 B規定
第2条
 この規約の各締約国は、その領域内にあり、かつ、その管轄の下にあるすべての個人に対し、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治的意見その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、出生又は他の地位等によるいかなる差別もなしにこの規約において認められる権利を尊重し及び確保することを約束する。

 外務省ホームページ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kiyaku/2c_003. …


 30年以上も前に、日本国民の代表である国会は、国際人権規約を守ることを国際社会に意思表示し、民族・国籍・社会習慣の違いを理由とした個人に対する差別は認めないとしました。
 従って、多国籍を認める認めないにかかわらず、個人に対する国籍の違いによる差別は、日本社会は容認していません。

 
 また、国際社会においては、現実として国家主権が最上位にあります。
 その国家主権の基本には、「国籍」(国家主権は国民=「国籍」所有者の総体に権原がある)があります。 国家主権は、相互に独立性を持っていますが、「多重国籍」を積極的に容認すると、その独立性に問題が生じます。

 日本のように、二重国籍を容認していない国も多く、二重国籍について「法的には」認めている国も、実質的にはあまり歓迎していません。

『米国政府は二重国籍の存在を認め、アメリカ人が他の国籍を持つ事を認めてはいますが、その事が原因となって問題が生じることがあるので、方針としては二重国籍を支持していません。二重国籍を持つアメリカ人に対してアメリカ国民としての義務を要求する場合に、それがもう一方の国の法律に反するような状況に陥ることもあるからです。』

 アメリカ大使館
http://japanese.japan.usembassy.gov/j/acs/tacsj- …



<参考> 日本社会における人権意識
・個人と国家を同一視する傾向が相当強く残っています。
 その結果、
1、民主主義の基本である個人の独立性と、それを担保する自由・権利の在り方
2、国民が政府を監視・管理するという考え方
 が希薄です。

 1、の希薄さが、人権軽視にも繋がっているのでしょう。


 国際人権規約や、その後の先進国における国際的人権意識の成熟によって、国際的な人権意識が相当変わっているのに対して、日本人の意識はそれに追いついていません。

・男女同権
・死刑廃止
・国連人権理事会の設置
・国際刑事裁判所(国際司法裁判所ではありません。主に人権に対する刑事裁判を行う。)
 ⇒独裁政権の元で、人権抑圧を定めた国内法によって、国民に対する人権侵害が起こった場合、国際社会が人権抑圧を定めた法を否定し、為政者を人権抑圧を理由に裁くことが出来ます。

注意:政府機関が人権抑圧を行った場合、「合法である。」という論理は通用しません。
   同様に、日本政府の機関である日本軍が、「慰安婦問題」という人権侵害を行ったことについて、「当時は合法だった。」と言う論理は、通用しません。

この回答への補足

コスモポリタニズムが広まりつつある、現在の社会事情を考慮して、あなたの思う「市民権のあり方」とはどういったものでしょうか。

わたし自身は台湾系日本人で、日本と台湾、双方のアイデンティティをもっています。わたし自身としては、日本と台湾、双方の市民権を保持して当然という認識をもっています。そのことのメリットのひとつ、ということにもなるとは思いますが、中国大陸との関係が極めて悪くなったさいに、台湾の軍隊に参加することが可能になると思います。台湾を守るのは、台湾のアイデンティティをもつ人々がやるべきことと思いますが、わたしには台湾の市民権がありません。

さらには、戦争などの「過去の歴史」などを理由に、多重国籍を受けいれないという事情について、どのようにお考えでしょうか。表向きには、権利と義務の関係などがあるので、多重国籍の容認には積極的ではない、ということですが、「戦争」などを理由とするのが、ことのホンネではないでしょうか。日本が、この近い将来、どこかの先進国を戦火を交える、ということが、ありえるのでしょうか。

また、なにも戦争を理由にする必要も、ないのかもしれません。たとえば、ある日本のお笑い芸人のように、五輪出場などを理由に、ほかの国の市民権を得るといったケースもありましたが、そういったケースは、多くの日本人にも、あてはまるものではないでしょうか。

補足日時:2014/09/26 14:26
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在日の二重国籍を認めるって?


冗談じゃありませんよ。

それを許したらいいとこどりをするに決まってるじゃないですか。

日本では日本人の権利を主張し、韓国では韓国人になり、こうもりのように振る舞うでしょう。
日本の技術がどんどん盗まれるのは在日のせいと言っても過言ではありません。
そもそもこれだけ在日がいてなぜ日本と韓国は仲が悪いのかを考えるべきです。
在日は日韓友好の架け橋となるべきであるのに逆の行為をしているからです。
たとえば在留民団は祖国に「日本と仲良くしてください」とどうして言わないのですか?

特別永住権は廃止し、在日は次の三つから立場を選ぶべきです。

1.帰国
2.帰化して韓国籍の放棄
3.特権のない普通の永住者。

この回答への補足

リンクにあった英文においては、あくまでも韓国と日本の双方につながりをもつ人々を例としたものでした。しかしながら、多重国籍という点においては、ブラジルなどを念頭において考えるべきではないでしょうか。1990年以降、日本社会においては、多くの日系人を受けいれましたが、ブラジルからやってきた彼ら、彼女らの「事情」を考慮したとき、多重国籍のみならず、教育の無償化についても、「実践」すべきではないでしょうか。

さらには、朝鮮半島のことだけを「非難」することも、公平性に欠けるものではないでしょうか。あくまでも、さまざまな外国につながりをもつ日本人にたいする「態度」の問題であると思いますが、必要以上に彼ら、彼女らを「特殊なケース」として扱う「大義名分は」存在するのでしょうか。

補足日時:2014/09/26 14:13
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 「国が公式に認めます」と言って、一般の市民も「そうだな」とはならないでしょう。



 だいたい自由の国アメリカとか言ってながら、アジア人や黒人に対する差別は未だにあるので。

 「特殊な立ち位置」をポジティブにとらえて、逆に利用するくらいの気概で行くと良いのではないかと。

この回答への補足

アメリカ社会においては、「闘う」ことができます。

日本社会においては、「泣き寝入り」の社会ではないでしょうか。

さらには、1990年以降、多くの日系人が来日し、定住、日本社会の重要な構成員となりましたが、あなたは、ブラジルの法規(国籍の離脱がないという考え方、など)などを理解したうえで、この問題については、どのようにお考えでしょうか。多重国籍という点においては、なにも、質問文で挙げた朝鮮半島につながりをもつ人々というケースよりも、日系人にかんするケースのほうが、重要なものではないでしょうか。

補足日時:2014/09/26 14:18
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>彼ら、彼女らに多重国籍を認める「可能性」は、いまの日本社会には存在するのでしょうか。



ありません。日本で生まれ育とうが日本国籍がない以上外国人ですし、韓国で差別されるのは
韓国の民度が低いだけです。日本とは関係ありません。


>親族の多くに韓国人がいながらも、日本人扱いされることでした。

日本人扱いではなくパンチョッパリ(半日本人)扱いですね。
兵役の義務も果たさず、温々と日本で生活をしていればそう言う扱いになります。

この回答への補足

(リンクとして挙げた英文にも書いてありましたが、)多重国籍を認める先進国が少なくないなか、日本は「過去の戦争の歴史」などを理由に、「内向きの態度」をとりつづけること―つまり、国民の多重国籍を認めないこと、など―は、これからの日本社会にとって適切な「態度」といえるのでしょうか。コスモポリタニズムにたいする、もう一歩踏みこんだ「理解」があっても、よいのではないでしょうか。

補足日時:2014/09/26 14:10
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うん?このリンク先の人が何を期待しているかですけど?人間というのは自分の立場と違う立場の人間には垣根を作って当たり前だと思いますが?


これは政府とかの問題ではなく本能だと思いますけどね。肌の色が違う、髪の色が違う、目の色が違う、パスポートを持ってる持ってないでも、違うものはすべてが垣根になるでしょう。ファッションでも垣根になりますからね。
日本人同士でも東京と大阪、高卒と大卒、一流企業と中小企業。そういったものに対してすべて垣根があるのはご存知で、それは人の意識によるでしょう。
この文を書いた人と本人はそれを感じたならそうなんでしょうし、逆に何を期待しているのかな??って感じがします。
法律上は国籍を取得している国に於いてはそれほどの差別は無いと思いますし、不都合があるとすればそのように要請すれば受け入れられる土壌はあると思いますよ。
むしろなぜ他人との関係に於いて、盲目的な手放しのバリアフリーな歓迎を受けること元に生きていけないのか問いたいですね。
むしろ多重国籍という立場に甘えていると思います。単一国籍の僕らでさえいろんな垣根と戦っているのにね。

この回答への補足

このような問題について、「甘える」、「甘えない」といった考え方は、公平性を保った考え方でしょうか。国籍や民族などの「垣根」は、あなたの指摘する地域の違い、世代の違い、学歴の違いとは、大きく異なるという認識はお持ちでしょうか。たとえば、学歴の違いであれば、大学を再受験するとか、再入学するとか、さまざまな方法がありますが、「いわれのない差別」という垣根を、あなたはどうやって克服すべきと思いますか。もう少し、異質な他者にたいして、「理解する」という態度も、必要ではないのでしょうか。

補足日時:2014/09/26 14:16
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