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牛島定信氏著書「やさしくわかるパーソナリティ障害」の中に

「発達障害とパーソナリティ障害は、症状が似ていて見分けにくいが、診断基準では『合併診断』される事はない。」

と書かれてあります。

以前Yahoo!知恵袋で「発達障害者は自己愛性パーソナリティ障害は無関係ではないのか?」と言う質問をしたのですが、回答者の方が


「発達障害者はパーソナリティ障害になり易いでしょう。」

との説明でした。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

発達障害者はパーソナリティ障害を併発しやすいと、ネットでも書籍でもよく語られるのですが、もし両方の症状を持っている事が明らかであっても、パーソナリティ障害と診断されれば発達障害にはならず、発達障害と診断されればパーソナリティ障害にはならないそうなのですが、

両方とも併発している事が明らかであっても、どちらか一方しか診断しないと臨床現場では決まっているのですか?

A 回答 (3件)

下記のサイトは自身も当事者で精神科医やんばる先生のHPです。


とても詳しく説明されているので、まだご覧になったことがなければ是非読んでみて下さい。

私には学習障害の息子と、高機能自閉症の姪、多動性発達障害の姪がいます。
また夫は50を過ぎてからアスペルガー症候群と診断されました。
複数のケースを見た中で感じたことを書かせて頂きます。
彼らの元々抱える障害が故に考えが偏りやすく、それにより孤立感を深め人格形成に大きな影を落としがちです。
結果パーソナリティにまで影響を及ぼしてしまうと私は考えています。
なので先にあるのは発達障害、二次的症状としてパーソナリティ障害と診断されるべきではないでしょうか。

参考URL:http://www7.ocn.ne.jp/~k-goto/
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この回答へのお礼

>なので先にあるのは発達障害、二次的症状としてパーソナリティ障害と診断されるべきではないでしょうか。

そうですね、先天的なら発達障害で後天的ならパーソナリティ障害と分けて診断すべきですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/13 15:14

当事者です。


自己診断ですが、ADHDとアスペルガー傾向があります。聞く話すのが苦手で、読み書きは得意です。

医学的な見地からはわからないので、あくまでも私の考えですが、パーソナリティ障害と合併するか、しないのかは一概には言えない問題だと思います。恐らく発達障害者は、程度の差はあれど、自己愛傾向にあることは事実だと思います。目に見えない障害の特性から見過ごされ、周囲の理解を得られにくいせいもあるし、元々生まれつき自閉傾向があるからです。その自己愛傾向を発達障害の特性と見るのか、別個のパーソナリティ障害との合併と見るかでしょう。パーソナリティ障害の定義を、心の問題が原因で何らかの形での問題行動化があり、周囲との軋轢が生じるため、本人や周囲が常時精神的苦痛を感じる状態と考えると、発達障害でもあてはまる人とあてはまらない人がいますので。

私自身は大人になるまで療育を受けずに育ちました。大人しい性格でしたが友人もおり、学業はわりと優秀な方でしたので、自身も周囲も気づかない状態が長くありました。両親にも恐らく発達障害傾向があるので、お互いに理解しあえず、関係が希薄だったせいもあるかもしれません。大人になって問題が生じてきて理解しましたが、私には境界性人格障害的な部分と自己愛性人格障害的な部分があると感じます。ただ、それは親や周囲との関係の希薄さからできあがったアダルトチルドレン的な人格が原因の人格障害なのか、発達障害の生きづらさのあらわれなのかは、分かりません。上手いこと満足に生き抜いていたら、あるいはもっと早くに障害のある自分自身を受け入れられていたら、現実を認識して問題行動化していないと思うからです。

発達障害は、まだまだ研究段階にある障害だと思います。得意不得意の発達の偏りなので異端視せず、社会で温かい眼差しが増えると良いですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/13 15:06

違います。


まず、発達障害者の特徴の情報は定型発達者へ向けて分かりやすく説かれているのですね。発達障害者の特徴の羅列は、定型発達者から見て、このような人は「発達障害者」ですよと、定義されたものなのです。その内容は発達障害者の本質からは程遠い表面的なものですから、情報はよく精査して下さい。
発達障害者は社会の中で少数派です。ですから、その独特な脳機能から知覚される感覚を、誰かに共感される経験が少なく育ちます。共感される経験が少なければ、その人の共感性は育ちません。「共感性が乏しい」は発達障害者の特徴としてよく上げられますが、これは先天的な脳機能の問題というよりは、 少数派であるが故に避けがたい心理作用なのです。対して、定型発達者は多数派なので本人の知覚が誰かに共感される経験が多く育ちます。従って、その人の共感性は育ち、情緒も豊かになります。これらは多数派対少数派の構造がもたらした社会的立場の問題であるから、発達障害に潜在した「症状」ではないのです。
ですから、発達障害者にパーソナリティー障害と同じ性質がみられても、それは本人の性質の問題では無いという事になり、合併症状とはみなし難いのです。一方で、発達障害者はパーソナリティー障害になり易いと言うよりは、なるしかない、と考える事が可能です。でも、それは発達障害だからでは無く、社会的に少数派だからなのですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/13 15:06

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