準・究極の選択

個人的なイメージですが、
周期表を眺めてたら、

金属元素のうち、表の右側の典型元素は
ヒトに有害なもののような気がします。

ただの思いすごしでしょうか?

A 回答 (5件)

#3のお答が根本的で、#2のお答が現象を良く表わしています。


我々の生命の基本も此処に在り、無ければ死にます。
これは他の元素でも同じです。カドミウムの毒性は二価カチオンにすり替わる事で生じます。
被害者は悲惨ですが、貴重な「犠牲」です、彼らの犠牲がなければ我々は危う過ぎる世界を
生きて行かねばなかったのです。
まだ終わっていませんが。
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およそ #4 の見解に賛成だけど, さりとて #3 の「これらは必須元素ないし無毒なものばかりです」としちゃってる部分には賛同しかねる. 少なくとも, 単純に「この元素は有害」とか「この元素は無害」といえるものじゃない. まず「摂取量」が毒性と大いに関係することは基本としておさえなきゃならないし, 「どのような形態で摂取するのか」も大事. 後者については無機水銀と有機水銀の差異が有名かな.



金の化合物の中には「結核では死なないようにしてくれる」ものもあるし, ね.

この回答への補足

金の化合物の中には「結核では死なないようにしてくれる」
これって何でしょうか?

補足日時:2014/10/07 19:36
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この回答へのお礼

金チオ硫酸ナトリウム、金メルカプトペンゾールなどが結核菌に効くんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/09 00:04

 なぜか、人体に有益か有毒かを論じる時に、常々思うのですが、科学者物理学者は、生化学でない生物学分野に思いがよらないようでして・・・代謝とか反応ばかりに目が行ってしまう。


 生物はこの地球の表面と言う環境に適応して進化してきました。これがポイントでしょう。
 かって、光合成を行なえる植物は、大量に存在した二酸化炭素と水に適応して、それと太陽光で光合成をし始めた。大量に生産される猛毒な酸素によって、多くの生物が死滅したけど、やがてその酸素や植物の生産物を利用する動物が現れた。
 周期表を見て、すぐ思いつくのはクラーク数との関連ですね。クラーク数の大きい順に・・
酸素(49.5)、ケイ素(25.8)、アルミニウム (7.56)、鉄 (4.70)
カルシウム (3.39)、ナトリウム (2.63)、カリウム (2.40)
マグネシウム (1.93)、水素 (0.83)、チタン (0.46)、塩素 (0.19)
マンガン (0.09)、リン (0.08)、炭素 (0.08)、硫黄 (0.06)
窒素 (0.03)、フッ素 (0.03)、ルビジウム (0.03)、バリウム (0.023)
ジルコニウム (0.02)、クロム (0.02)、ストロンチウム (0.02)
バナジウム (0.015)、ニッケル (0.01)、銅 (0.01)
100種類を越える元素の中で、これらは必須元素ないし無毒なものばかりです。水溶性バリウムは例外的に有毒

 生物は、この地球で生存するためにそこに存在する元素を利用する仕組みを作り上げたこと・・・これが元素による有毒無毒有益を決めている。もしもある元素が存在し、それが有害なものなら、それに対する防御の仕組みを作っているはずです。
 肉や糖質、脂質を美味しいと感じるのも、果物のにおいを良い匂い、腐敗したものや火山ガスの匂いを不快に感じるのも、適応進化の結果。

 周期表の左右に関わらず、4周期以降の元素には有毒な物が多いですが、それは星々の進化の過程での核融合・核分裂の系列でそもそも存在比が少ない。重元素は星の内部に落ち込んでしまった結果、地表にそもそもわずかにしか存在しない。
 そのために、それに対する防御を進化させることがなかったという事です。

 他の分野との関わりって見えないものですね。
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この回答へのお礼

共感できるコメント有難うございます。

お礼日時:2014/10/06 22:20

同じ列に並んでいて性質が似ている元素どうしでも、一行変わるだけで、人体への影響が大違いになり、「下手に近い構造を取れるために体内での代謝などの化学反応を邪魔する影響も大きくなりがち」なのかと思います。



血液では、ナトリウム→カリウムで、筋肉の伸縮が影響されますし、
水 H2O の酸素→硫黄で、火山ガスとして知られる硫化水素 H2S になりますし、
リン脂質とかATPなどにもなっているリン P が 砒素 As になったらえらい事になりますし
下手に価数が同じになるイオンどうしが、酵素とかに配位したりして、重金属系で鉛 Pb などは有機系化合物もつくれて体内に残りやすくなってしまいますし。

カラダの中で重要な役目をしている元素に似ている元素は、少量でも毒になりやすい、という裏返しかと思います。
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この回答へのお礼

コメント有難うございます。
生物にとって、似て否なるモノは危険というのは同感です。
その意味で、最近太らない糖ともてはやされてる
希少糖はちょっと心配。

お礼日時:2014/10/06 22:24

右と言うよりも右下でしょうね。


原子量が大きいので、タンパク質中の水素結合をはがす力が
あるのだと思います。
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