別の教会へ移りたいです。

私はあるカトリック教会の入門講座に通っております。
仕事が忙しいために、司祭が私に都合を合わせて個人的にお教えくださっています。
これまでで6回程です。

司祭の判断により、勉強をある程度すれば洗礼を受けられるようになります。
そのためお世話になっているそこの教会が自分の所属となります。
引っ越し等で別の教会へ移るときは、転出届を出すようです。

そこで悩みがあります。
私は入門講座を中断し、同じカトリックですが別の教会へ所属をしたいのです。
今のところ司祭とは一か月に一回程都合を付けていただいて入門講座をしてもらいました。

前回分は体調不良でお休みしました。
次の入門講座の予定は、メールをしてくださいと言われました。
しかし、私はもここで入門講座を中止していただいて、別の教会で入門講座を受けたいのです。
同じカトリックですので、私がどこで洗礼を受けたかなどは後々分かってしまうと思います。
司祭にこの通りお伝えしたら、理由は？と聞かれると思います。

正直な理由は、その司祭がキリスト教は表面的に自分を良く見せるもので、
親に愛されなかった人達が、少しでも愛とは何かを勉強するものだと思う。
と個人的に話されているためです。
最近ではミサ中の説教の内容も、酒やタバコ、下ネタを話し苦笑されています。
そしてこちらの教会では、以前にホームレスの方がミサ中にお御堂に入ってこられて、
司祭は、不衛生で周りに迷惑を掛けるので大問題と言って、不愉快そうに話していました。

上記のような事は一部で、他にもえ？と思うようなことはたくさんありました。
そのため、別の地域のカトリック教会へ行ってみたところ、
司祭もスタッフの方もきちんとされていて、ミサ説教の内容も、素晴らしい内面が伺えました。
同じカトリックでなぜこうも違うのか？とも思いますが、ちゃんとしている方の教会でやり直したいです。

この場合、今まで教えて頂いた司祭には建前として何か理由を伝えて教会を移動すると言えばいいと思いますか？
（その建前の理由はたくさん考えましたが、なかなか難しいです・・・
職場が近いと言うのも不自然です。
私は仕事休みの日に、自宅が近い今の教会へ行っていることを知られているためです・・・）

それか、このままフェードアウトし、いつか別教会で洗礼を受けた事を知られたって気にしなくていいか・・・
（これも誠実な方法ではないと思っていまいます・・・）

一体どうすればいいと思いますか。お願いします。

No.7 回答者： oozora2000 回答日時： 2014/10/10 22:50

高校生の時洗礼を受けてから45年、ほとんど毎週教会に通い続けているカトリックの男性ですが、仏教や神道や宗教全般にも深い敬愛を抱いています。

それでも、人間が出来ているかというと全然そんなことはなく、人並みいやそれ以上に欠点の多い人間ですし、嫌な面も沢山持っています。
信仰を持っていたり、教会に通っている人だからといって、決してお手本になれるわけではなく、色々改めるべきところが多い、そういう弱い人間だからこそ、逆説的ではありますが、信仰を持ったり、教会に通い続ける必要があるのです。

それは、神父のような聖職者も例外ではありません。
我々から見ても、おや？と首を傾げるような言動をとる神父に出会うことも多々あります。

・酒が好きで酔っ払い運転をして警察に捕まる神父もいれば、
・露骨に信者と喧嘩をして、「破門」扱いみたいにして、その信者を教会から遠ざけたり、
・あなたの書かれている神父のように、風体や印象で人を見て、公然と差別する神父もいます。

現に、私は、上の2番目と3番目の神父には、過去に出会ったことがありますよ。
3番目に該当すると思われた神父は、非常に能力の高い人で、ソツもなく、話も上手で、やり手でした。
しかし、ご自分のプレゼンス能力には優れている一方、人に対する傾聴姿勢や共感能力には欠けていたのでしょう。ある日、夕刻、教会の門を締めようとしたら、みすぼらしい乞食のような男性がやってきて、神父に何か言っているようでした。しかし、私が偶々横で見ていると、神父は、手短に厄介払いをするように、その男に何事かをつぶやき、追い払ってしまったのです。きっと彼は、「管理者」・「審判者」の目線に立ち、自分の仕事の邪魔になると判断してそうしたのでしょう。しかし、私がその人に対して感じたのは、「何と冷たい人だな。」という印象のみであり、以後その人のことは決して尊敬できなくなりました。

イエス・キリストも繰り返し、「善きサマリア人になれ！」と聖書の中で述べていますね。
少し長くなりますが、引用してみましょう。

ある人がエルサレムからエリコに下っていく途中、強盗に襲われた。彼らはその人の着物をはぎ取り、打ちのめし、半殺しにしたままで行ってしまった。すると、1人の祭司がその道を下って来たが、その人を見て、道の向こう側を通って行った。また、同じく、1人のレビびとが、そこを通りかかったが、その人を見ると、レビびとも道の向こう側を通って行った。ところが、旅をしていたあるサマリア人が、その人のそばまで来て、その人を見て哀れに思い、近寄って、傷口に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をしてやった。それから、自分のろばに乗せて宿屋に連れて行き、介抱した。その翌日、サマリア人はデナリ2枚を取り出して、宿屋の主人に渡し、『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰って来たときに支払います』と言った。さて、あなたはこの3人のうち、だれが、強盗に襲われた人に対して、隣人として振る舞ったと思うか」。律法の専門家が、「憐れみを施した人です」と言うと、イエスは、「では、あなたも行って、同じようにしなさい」と仰せになった。
（ルカ10、29～37）

こうした「善きサマリア人」の行動こそが、イエスが最上の価値とする「隣人愛」の教えですね。

又、フランスの長編小説『レ・ミゼラブル』の中にある有名な話も思い出してください。
ジャン・バルジャンが教会の銀の食器を盗んだ時、神父はそれを知っているにもかかわらず、警察が来た時に、それは自分がプレゼントしたものだと言って、ジャンをかばいましたね。

「隣人愛」とは、人を「上から目線」で裁くのではなく、共感し、痛みを理解する態度です。

唯、この件では神父だけでなく、信者も同様に、ホームレスなどの「招からざる外部の人間」にどう接するかについて、日頃からシミュレーションしておく必要があるように思います。「不衛生で周りに迷惑を掛ける」という実際的問題に対処する必要も一方ではあるように思いますが、そうした弱い立場の人を面と向かっては排除しないようにするにはどうしたらよいか、考えておく必要があると思います。


さて、他にもあなたの出会われた神父は、少しゆがんだ考えを持っているようですね。
・「キリスト教は表面的に自分を良く見せるもので、親に愛されなかった人達が、少しでも愛とは何かを勉強するものだと思う。」と発言されたり、
・ミサ中の説教で、酒やタバコ、下ネタを話し苦笑されたり・・・
・・・・このように、「チョイワル中年」を気取る人は昨今多いようですが、それなら徹底して、弱い、悪い人間こそ救いの対象になりうるんだ、という姿勢を一貫させて、どのような人にも差別なく、色眼鏡で見ずに接してもらいたいものだと思います。


以上、前置きが大変長くなりました。
さて本題！あなたはどうすればよいか？

私は、はっきり、あなたの存念を神父に伝えるべきだと思います。
一般論ですが、日本人の良い所、同時に悪い所は、過度に周りの「空気を読む」所、人の思惑を気にする所だと思います。
あなたの日頃から感じている違和感をはっきり伝え、神父に不快感を与えることは、きっとあなたにとって、とっても抵抗感のあることかもしれません。

しかし、自分が真剣に悩み、ことによるとそのために、あなたの再優先順位であるはずの「洗礼」に気持ちよく進めないとしたら、その障害の元になっている事柄や人物に対しては、逃げずに真摯に向き合うことが避けられないのではないでしょうか？　結果的に相手（神父）がそのことに対し不快感を催したとして、それはあなたの落ち度ではなく、相手の問題だと割り切ることはできませんか？

それでは、神父にどういう言い方をしましょうか？
一つ言えることは、「あなたの存念を正直に伝える」と言っても、出来れば神父を刺激しない物言いですね。
それには「あなた（のこういう所）が悪い」と、「あなた」を主語にして攻撃する'You Message’ではなく、「私はこう思う」と「私」を主語とする'I Message’で話すことが必要だと思います。
そして、先ず、あなたのために貴重な時間を割いていただいたことに感謝を申し述べるのが第一歩でしょうね。

あなたの人生において根幹であるこうした根本問題を、ほんの些細な「人間関係」で無にするのは大変勿体無い、と思います。

どうかうまくやって下さいね。応援しています。
そのためにはまず、神様にうまくいくようお祈りして下さい。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
しばらく回答がつかなかったため、お礼が遅くなりごめんなさい。
ご経験談と合わせてお話しいただき感謝します。
仰る通り、完璧ではないからこそ教会に足を運びお祈り続けることが
愛に近付けるものかと思います。
oozora2000様もそのような神父様に出逢われたのですね。
神父様は特別に神様のお勉強をされてきて神父様となったと思っていましたので、
まさかそのような人間性の人がいるとは思ってもみませんでした。
3番目の神父様のお話し、私が出会った神父様と大変似ております。
とても悲しいことです。
サマリア人、レ・ミゼラブルのお話しありがとうございます。
私は特にレ・ミゼラブルを観ていましたので、今回の事に落胆が大きいです。
苦しんでる人がいたら助けるのは普通の事ではないでしょうか。

確かにそうですね。衛生問題を考えるなら日頃からシミュレーションをしておいた方が
今回のようにはなりません。

はい、一番かっこいいのは、ちょい悪ではなく、
どんな弱い立場の人にも優しい人になる事だと思います。

oozora様に言われて目が覚めました。
本当に日本人は思惑をあまり言えなく、波風立てませんね。
このまま他の理由などつけてへたに逃げ続けては、
洗礼を受けても…

結果的に相手の思いと違っていても、それを割り切ろうと思います。
これを他の理由で逃げたらずっと私の中でもやもやしたものが残りますし、
割り切ろうと腹を括ってから話します。
そうしないと感情がグチャグチャになりそうです。

悪いように批判してしまうような言い方になりそうでした。
私はこう思うというように、相手を傷付けないように頑張ります。
まず、はじめに感謝の気持ちを述べますね！

たしかにほんの些細な人間関係で、こんなにも時間が経過し思い悩んでしまいました。
でも今回このことでこちらにご質問させていただき、このような解決方法があると分かり
本当に自分は恵まれていると感じました。

これから上手くやっていける気がします！

お祈りいたします。

お礼日時：2014/10/23 00:55

No.6 回答者： janpup 回答日時： 2014/10/07 22:39

私が「此処だ」なんて言わなくても　あなたが真剣に祈れば自ずと導かれます・・

それが神の御心なのだから・・・・

この回答へのお礼

ありがとうございます。

真剣にお祈りいたします。

お礼日時：2014/10/07 23:04

No.5 回答者： janpup 回答日時： 2014/10/07 20:30

補足に書いてたのですね・・

ではカトリック自体辞めて他のキリスト教に行きなさい・・

一つだけ　本物の神が居る「キリスト協会」があります・・

後は全て？？？？です・・

この回答へのお礼

本物の神が居るキリスト教会は
どこですか？

とても気になります！

お礼日時：2014/10/07 21:43

No.4 回答者： janpup 回答日時： 2014/10/07 20:20

まともな回答ですよ・・

イエスの弟子は乞食や浮浪者等・・

それを受け入れる事が　そのカトリック教会に無いと思ったから　あなたはどうなのかな？って思ったのですが・・

あなたが　神の御心を　どの様に受け止めてるのかが　知りたかった・・

この回答へのお礼

私の理解力がなかったです。ごめんなさい。
ありがとうございます。
カトリックにないとすると、他にも色々な宗派を見てきましたが
自分が信じたいと思える信仰がなかなか見つかりません。
私の文章が不足していましたが、
もしかしたらカトリック自体が悪いのではなく、
そこに集まっている地域や人が
たまたま聖書に反した行いをしてしまったのかとも考えたのです。
聖書を信じたいので、別の教会に移ることができれば、また環境も変わるかもしれないと
期待を持ってしまいました。

お礼日時：2014/10/07 21:48

No.3 回答者： peri1005 回答日時： 2014/10/07 20:11

キリスト教に限らず、宗教と言うものは信仰を同じくする人間の集まりなんです。

残念なことながら、人間の集まりですから意見の相違も出るし、ひどい場合には争いが起きることもあります。


現在の教会では貴女自身が疑問を感じてしまっています。これは早かれ遅かれ表面化したことでしょうね。

自分自身が求めているものと合わないと思うのなら、たとえそこで洗礼を授かっても後から迷いと後悔が押し寄せてくると思います。


確かに司祭の態度に納得できないのはわかります。

ただ逆に考えれば、その司祭のほうがいいと思われている方もおられると思うのです。でなければとっくの昔に潰れてます。

そういう司祭も現実に存在することを、神さまは貴女に見せて考えさせようとしたのかも知れません。

これまでの人生において、全く別の場面において同様なことがなかったか、そのときの自分の心持ちは如何なる状態にあったのか、検証してみてください。

完璧な人間はいません。私も貴女も何かしらやってきているんです。

大事なことは気づくこと。所属教会を変わりたいと言う気持ちは悪いことではありませんが、他人が悪いからではなく、自らが何を求めたいから移るのか、気持ちを纏めておいてください。


現実問題としては新しく行きたいと思う教会の司祭に、内密に相談してみるのも１つの手です。

その上でご自身の方向づけを定めていけばよいのではないかと考えます。


ただ新しく行きたい教会には、足繁く通ってください。通り一遍見て判断するのではなく、何度も通って自分はここが良いと納得してから、相談してください。

貴女に求められているのは、信じて行く覚悟だと思います。

再度ふらつかないように、しっかりと自分の心癖も見詰めていってください。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
はい、今のまま何も考えず洗礼を受けてしまっては、迷いや後悔が押し寄せてくると思います。
自らが求めたいものは、
聖書にあるようなキリストの姿に自分が近付けるように努力をしたいですが、
環境によって何か悪い影響を受けてしまいそうな自分が怖いのかもしれません。

今回色々な事に気が付けて良かったです。
私も何かしらやってきていて完璧ではない、からこそ
完璧なものを期待して、求めていたこともあってか敏感になっているのだと思います。

そうですね、足早に判断しないで本当に信じられるまで何度も通い
内密に新しい教会の司祭に相談出来るようになると上手くいくかもしれません！
私の心癖よく見つめてみます。信じて行く覚悟も。
ありがとうございます。

お礼日時：2014/10/07 23:03

No.2 回答者： janpup 回答日時： 2014/10/06 20:58

一つだけ気になった所があるので・・

「以前にホームレスの方がミサ中にお御堂に入ってこられて」←この部分

あなたは　どう思ったのかな?って・・・

この回答への補足

私は、とても衝撃的で非常に悲しく思っております。

ホームレスの方が来られたときに私はいませんでしたが、
司祭が今後そのような方が来られたときにどうするかを会議すると話していました。
どのような結論になったのか聞けていません。

私はシンプルに、その方を救ってあげるのが良かったのではと思ったので、
そんな風にして人を人で無いような言い方で、大問題にするなんて意味が分からないです。

これを会議にまでかける司祭の人間性なのか、カトリック自体がこうなのか分かりません。
カトリック中央協議会に問い合わせてみようかとも思います。

普段話されている聖書にある言葉とはかけ離れていると感じました。

補足日時：2014/10/06 21:11

この回答へのお礼

ここはまともに回答くださる方いないですね

お礼日時：2014/10/07 12:03

No.1 回答者： oo14 回答日時： 2014/10/06 20:22

司祭も転勤しますが。

この回答へのお礼

あと5,6年待つのですか

お礼日時：2014/10/06 20:34