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ガラス製のコニカルビーカーを扱う機会が多いのですが、内側は水を弾かない状態を維持できている一方、どうしても外側には水滴が出来てしまいます。
最初は外側の汚れが強いのかと思いましたが、反応を起こしている内側よりも外側のほうが汚れているとは考えにくいです。
ガラスビーカーの内面と外面で表面加工の状態に違いがあるのでしょうか?

因みに、単に外側には液容量を示すメモリが付いているので、そこが影響して水を弾いている可能性も考えましたが、メモリの反対側の面まで水を弾いており、丹念に洗っても水滴が残る状態です。内側が綺麗であれば問題ない気もしますが、内外どちらに水滴があるのか一見して分かりにくく、しっかり洗浄できているかの判断が難しい点に困っています。

A 回答 (3件)

既にお答が出ていますが、水をはじく側は「洗い足りない」


なお、現在クロム酸混液の代わりに、過酸化硫酸カリウムが使われます、過酸化カリウムと濃硫酸の化合物で「激烈な」酸化剤です。
作る時にも莫大な発熱をしますので非常に恐い、時には更にこれを沸騰まで加熱する。
これが怖ければ濃硫酸で「煮る」
なお硫酸は余り怖くない、便利な溶媒で溶けにくい有機物があったら熱濃硫酸で煮る、一発で降伏してしまう。
重硫酸はNMRの「奥の手だ」結構偉い先生も知らないが、非常に便利だ。
私が卒研の時熱濃硫酸は「怖いです」と言ったら、故大先生曰く「エーテルを裸火で蒸留する方が余程怖い」
御もっともだ。
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。
過酸化硫酸カリウムの存在は初めて知りました。
勉強させて頂きました。

お礼日時:2014/11/02 01:51

清浄なガラスだと


ガラス/空気界面は、とても界面張力が大きく、水/ガラス界面、水/空気界面のそれよりも大きい。そのため

|\_______

 と水面が引き上げられてしまいます。
 水滴は
_←/ ̄ ̄\→__
 と広がります。

ガラスは、その化学構造上とても汚れやすく。特に極性基を持つ有機化合物は付着しやすいです。それらはガラスに付着して表面の界面張力を低下させます。
 ここまでは中学校の化学ですかね。--表面張力---

 よって水滴ができるのは、汚れているほうと言うことになります。
 皮脂のような脂肪酸のグリセリドはガラスの表面に強固に付着して水を弾く様になる。

 ビーカー外周の汚れ落しが足りない!!

 以前はクロム酸混液( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD% … )が良く使用されていましたが、6価クロムの問題で今は使われない。
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。

>ビーカー外周の汚れ落しが足りない!!
内外ともに同程度の洗浄を施している為、外側のみで水滴が現れる現象が気になり、
今回は質問させて頂きました。
ただし、すすぎ時に周りを触っている等、洗浄時に自分で汚している可能性に、
他のご回答を拝見させて頂く過程で気づき、やはり単に汚れの影響かと現在では考えております。

クロム酸混液に関しては知りませんでした。
勉強させて頂きます。

お礼日時:2014/11/02 02:02

むしろ表面加工をわざわざ変える方が難しいと思いますが。

。。
よくあるのは、手脂が外側には付着していきますので、その影響では?と愚考しますがいかがでしょうか。
洗浄はどのようにされていますか?
アルカリバスに浸していれば両面とも取れますが、ブラシで内面だけ洗剤でこすっていると、内面の方がきれいかもしれない。。。
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。

アルカリバスを試した際には両方共水滴は付きませんでした。

>ブラシで内面だけ洗剤でこすっていると、内面の方がきれいかもしれない。。。
両面とも同程度の労力で洗っていたのですが、
>手脂が外側には付着していきますので、その影響では?
が原因であった可能性があります。
すすぐ際に素手か手袋で周りを触っていたので、その影響があるのかもしれません。

ただし、すすぐ際に極力フチを持つようにする方法も試したのですが、
数はかなり減少するものの、やはり多少の水滴が残ってしまいました。

お礼日時:2014/11/02 01:58

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