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体液はどこでどのように調整されているのか???

A 回答 (4件)

細胞内液、外液の間の電解質の移動についてだけ少しだけ。


これには、濃度差に依存する受動的な移動と何らかのエネルギーが関与する能動的移動があります。
細胞外液中のNa濃度は約140mEq/L、それに対して細胞内液中は約10―15mEq/L
細胞外液中のK濃度は約4-5mEq/L、それに対して細胞内液中は約150mEq/L
濃度が高いほうから低いほうへは、濃度勾配にしたがって移動できます。しかし、これだけの濃度差を維持するためには、何らかのエネルギーが関与しなければなりませんが、それが細胞膜に存在するNa―Kポンプ(Naを細胞外にくみ出しKを細胞内に取り入れる)で、エネルギー源としてATPが関わっています。
特に血清K濃度の維持には、尿中への排泄量のほか、細胞内外の分布の調節が重要な役割を果たしています。インスリンやアドレナリンなどの働きが低下すると、Na―Kポンプを介するKの細胞内への取り込みが減少して高K血症になりますし、代謝性アシドーシスでは水素イオンが細胞内に移動する代わりにKが細胞外に出て高K血症になります。(高K血症の緊急症では、インスリンとブドウ糖を同時に投与して、Kを細胞内に移動させるという治療を行います)
それに対して血清Na濃度の場合は、主として体内の水分量の調節(腎の関与)によって行われます。
こんなところでどうでしょう。
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補足要求をした rei00 ですが,sonorin さんもお書きの様にまだ範囲が広すぎてどう回答してよいやらわかりません。



そこでですが,今手元の「生理学」の教科書を見たところ,索引に「体液」が出ており,細胞外液や細胞内液の言葉も出てきました。

ですので,大学の図書館ででも「生理学」,「細胞生物学」,「細胞学」等の適当な教科書を御覧になった上で,もう少し絞った形の質問をされてはいかがでしょうか。

そうした方が,blackleon さんの様な専門家からの回答も得やすいと思います。
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すみません。

細胞外液、細胞内液といっても、まだまだアバウトになると思うのですが。

機能、量といっても、さらにアバウトすぎて、もう少し詳細にどういったケースでとか、具体的にお知りになりたい状況をご質問いただいた方がいいかと思います。

漠然と「水分」の量的調節をおっしゃっているのですか?こういった「体液」には色々な物質(ミネラルや糖質、蛋白等)が含まれており、その時々の身体が何か変化を必要とする状況が生じた折りに、それに対応した状態変化(調節)を行うものです。(アルカローシスあるいはアシドーシスになったらとか、高度の火傷で脱水状態に陥ったらとか)

もう少し焦点を絞っていただいた方が、それぞれに詳しい方が答えやすいのでは?
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体内にある液体は,血液,リンパ液,細胞間液,汗,鼻水,・・・,と全て「体液」ですが,ご質問のものは何でしょうか?



産生のコントロ-ル,量のコントロ-ル,機能のコントロ-ル,・・・,と色んな「調整」が考えられますが,ご質問の「調整」とはどういう意味ですか?

これらの点をお示しになった方がより良い回答が得られると思いますが。

この回答への補足

体液、主に細胞外液と細胞内液について。
そして、機能及び量の調整について答えをお願いします。

補足日時:2001/06/11 19:23
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