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終戦後のドイツで、勝ったソ連兵が略奪をほしいままにし、レイプなども行ったと聞きました。
それもかなり組織的なものだったそうです。
これは本当でしょうか?
またソ連は満州にも攻めてきましたから、同様のことが行われたのでしょうか?

A 回答 (5件)

いろいろな資料で見聞きした情報を述べます。


手元にリソースがないので、自信なしで回答しますが、
ほぼ間違いないかと。

ドイツについては本当です。
若い女性ばかりでなく、中年女性も狙われたらしいです。
記憶にある体験談の例ですが、ある中年のドイツ女性が、
自分の息子ほどのソ連兵にレイプされそうになったとき、
「なぜあなたはそのようなことをするのか」
とたずねたら、
「上官から命令されているんだ」
という返答がかえってきたそうです。

旧満州も同様で、本来現地の住民を守るべき関東軍が、真っ先
に逃げたため、満州に住んでいた日本人は、ソ連兵および
日本人にうらみをもつ現地住民の格好の略奪・強姦の対象
となりました。

|さすがに国境警備隊は応戦したようですが、圧倒的な兵力
|差でほとんど壊滅したようです。
|また関東軍もたび重なる南方への部隊移転により、ソ連軍
|の侵攻に対し、組織的な抵抗ができる状態ではなかった
|ことも事実かと。

当時の若い女性が、男装をして逃げ惑ったという話は、他の
方の回答にあるとおりです。
また逃げる時に、子供の命を助けるため等の理由で、現地
の中国人に子供を預ける人も多く、それらが後の中国残留
孤児となります。
(日本人を略奪対象とする一方で、その日本人に親切であった
 中国人がいたことは、たぶん事実かと)
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ソ連史・ドイツ史の専門家ではありませんが。



もちろんそれ自体は事実です。特に東部ドイツの多くの女性がソ連兵によって強姦されたということは疑いようもありません。ただし、そのような語りがナチの問題を正視することを回避し、するための言説にすり替えられることがあるので、注意が必要です(ドイツ軍も国内のユダヤ人や旧ソ連領のロシア人に対しておぞましいことをやっているのですから)。

  「女たちは犠牲になり、冒涜され、辱められたと感じたが、最終的には自分たちには罪や責任はない
   と感じた。…戦後、女たちの物語は、男たちの東部戦線における、あるいは戦争捕虜としての、よ
   り正当性を認められた苦労話と組み合わされて、新しい苦難の国民共同体を構成し、それはナチ
   犯罪を正視するのを避けるためばかりでなく、当然ながら「民族」の統一を再正当化し確立するた
   めの戦略として使われて、「病んだ」ドイツが再び「回復」するための基盤を提供したのである」
   (アティナ・グロスマン「沈黙という問題---占領軍兵士によるドイツ女性の強姦---」『思想』
    1994年4号、155ページより)。

強姦を非難してはいけないということではなく、それをどんな歴史的文脈でどのように語るかということが問題になるわけです。同様のことは日本での歴史議論にも当てはまるでしょう。
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旧東ドイツに住んでいて、当時、妙齢だった婦人に、そのころのことを聞くのは、つらい体験を思い出させることになるので、聞かないのが暗黙のエチケットだそうです。



満州では、日本女性は身を守るため、髪を切り男装したらしいです。

これらのソ連兵の行動は特にひどいわけではなく、世界史の中で見れば、勝者の当たり前の行動です。
負けた側の人間がどういう目にあわされたか、そういう視点で世界史を見ると、人間の持つ本性の一部が見えてきます。
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 レイプなどについては分かりませんが・・・・



 ドイツにおけるソ連だけでなく、大きな戦争の直後には、ほとんど略奪は起きています。特に、美術品や工芸品、文化財などはねらわれるようです。
 それなりに多数の物が、博物館などに展示されているところから判断して、何らかの形で国が関与している可能性は高いと思います。
 最近では、イラクでの博物館からの略奪が有名です。

 そう言ったことも含めて、解説しているサイトを見つけましたので、読んでみてください。

 以上、参考にしてくださいね、これで失礼します。

参考URL:http://www.eris.ais.ne.jp/~fralippo/demo/review/ …
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そー言う事実はどこの戦場でも果てしなく起こり続いてるよ。

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