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どの様な統計法を用いれば良いのか教えてください。
小さな脳組織を3日間培養すると、移動能力をもった細胞がその組織を出て周囲へ移動していきま す。コントロールマウスの脳組織とノックアウトマウスの脳組織で、細胞の移動能力を比較しようとしています。1つの組織から800~1000個ほどの細胞 が移動するので、細胞一個一個の移動距離を測るのは非常に大変です。そこで組織からの距離を等間隔で3つにわけ(①300μm以内、 ②300μm~600μm、③600μm以上)、その範囲にある細胞数を数えています。このサンプルがコントロール、ノックアウトとも9個ずつあります。 例にすると…

・コントロールNo1 ①600個 ②300個 ③50個 (計950個)
・コントロールNo2 ①500個 ③200個 ③100個 (計800個)
 (…同様にNo9まであり)
・ノックアウトNo1 ①700個 ②150個 ③20個 (計870個)
・ノックアウトNo2 ①750個 ②180個 ③20個 (計950個)
 (…同様にNo9まであり)

このように得られた結果で、
         ①      ②      ③
コントロール No1~9の合計 No1~9の合計 No1~9の合計
ノックアウト   〃      〃      〃

という表を作りカイ二乗検定を行うことで、コントロール細胞とノックアウト細胞の移動能力を比較することは間違っていますか?それとも、この得られた結果で他に良い統計法がありますか?よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

そもそも、「何をしようとしているか」が分からないので、回答が付かないのだと思います。



「コントロール」とは何か? 「ノックアウト」と何か?
「移動」とは何か?
「No.1~No.9 」グループの差は何か?
得られているデータの意味は何か?

 その上で、
「検証したい仮説は何か?」「このデータから○○○であると言えるか?」
が最も重要です。これが、明確になって、初めて「統計的手法」の話が出てきます。

 つまり、前提(得られているデータの意味)と、目的(やりたいこと)のどちらもよくわからないので、残念ながら回答もアドバイスもできない、ということなのでしょう。

 質問者さん自身、「何をすべきか」「何をしたいか」がきちんと定義できていないのではありませんか?
 「手法ありき」でデータを処理しても、「目的に合わせてデータ処理した」「単なるデータ操作」にすぎない可能性もあります。


 私の勝手な想像でよければ、おそらくやりたいことは、

「コントロール」と「ノックアウト」の2グループの移動距離に有意な差があると言えるか

の検定かと思います。

 ということで、「No.1~No.9 」の差は特にないということであれば、「コントロール」と「ノックアウト」の2グループの移動距離の平均値と分散を求め(①②③の各区間の平均距離と個数をかけて合計し、グループの平均移動距離を求める)、2グループの移動距離の平均値に有意な差があるかどうかを「t検定」か何かで調べればよいように思います。
 下記の「独立二群の平均値の差の検定」などを参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/T%E6%A4%9C%E5%AE%9A

 ①②③は何らかの便宜上分けた分類だと思いますので、これから「コントロール」と「ノックアウト」の2グループの平均移動距離を求めるところに、何らかの重みづけや統計処理が必要かもしれません。そこは質問文だけでは判断できませんので、あしからず。
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