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軟鉄を鋼で包み込む日本刀のような構造と、鋼を軟鉄で包み込む両刃の鉈のような構造の違いは何なのでしょうか?切れ味を良くするなら前者のような構造の方が良いと思うのですが。

A 回答 (2件)

いずれも、折れや曲がりに対する強度を上げるためです。


ただし、つばぜり合いをする刀は、外装すべてに強固な必要が有りますが、鉈の様に刃先だけの切れ味で良い物は、鋼の周りは軟鉄の方が理想です。

しかも、日本刀はそれほど重量ある使い方はされ無いので周りの鋼は厚みを持たせ固くしていますが、鉈は切れ味以外に強力な外圧を受けるので厚みある軟鉄を使用しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
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お礼日時:2015/06/07 10:39

まず、国宝になっている日本刀は戦国期以前のものばかりです。


これは刀身が全て同じ鉄で作られていて、外部と内部の炭素濃度が
変化しているものです。残念ながら、今の技術では作れません。

戦国期になると、鉄材の炭素濃度が上がって折れやすくなった
ので、内部を軟鉄にして刃先の部分に硬鉄をまくという方法が
とられました。これにより、鎌倉・平安期の刀に近い切れ味と
しなやかさを得ることはできました。

なたの用途は木を割るものです。ですから、両刃でないと曲がります。
安い農機具なので鍛造してから刃先をつくるため、内側に硬鉄、
外側を軟鉄にしておくと、刃先を形成すると刃先が硬鉄になります。

https://www.toyokuni.net/mente/dumen.htm
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
参考になります。

お礼日時:2015/06/07 11:09

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