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台風は熱帯→台風→温帯と習って、ニュースを見ているとたまに台風が熱帯に変わる時がありますが何故でしょうか?

A 回答 (4件)

次のサイトに説明があります。

 http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/l …
「台風は熱帯低気圧に変わりました」は、台風の構造の変化ではなく、台風の強弱の変化を指す表現です。具体的には、中心付近の最大風速が台風の最低基準を下回った場合に使います。最大風速がたまたま基準を下回っただけですから、熱帯低気圧から台風に復活することもあります。

台風→温帯に関しても説明があります。
「台風は温帯低気圧に変わりました」という表現は、実は台風の強弱の変化を指す場合ではなく、台風の構造の変化を指す場合に使う表現です。具体的には台風の構造が、熱帯低気圧(tropical cyclone)の構造から温帯低気圧(extratropical cyclone)の構造へと変化した場合に使います。ほとんどの場合、この変化は後戻りしません。
温帯低気圧は、エクストラトロピカル・サイクロンです。
エクストラトロピカル・サイクロンとは、温帯低気圧、語義通りに言えば熱帯外低気圧を指す用語です。日本付近を通過する低気圧はほとんどこのタイプです。なおトロピカル・サイクロンと同様、この用語も、発生する場所を指す用語ではなく、サイクロンの構造を指す用語です。これとトロピカル・サイクロンとの構造の根本的な違いは、トロピカル・サイクロンは暖かい空気のみで成り立っているのに対し、エクストラトロピカル・サイクロンでは暖かい空気と冷たい空気とが接している点にあります。その結果として、発達のためのエネルギー源も異なることになります。なお、トロピカル・サイクロンからエクストラトロピカル・サイクロンへの変化はしばしば起こりますが、その逆の変化は稀にしか起こりません。
トロピカル・サイクロンとは、熱帯(性)低気圧、つまり一般には熱帯地方に発生する種類の低気圧を指す用語です。なおこの「熱帯」とは、発生する場所を指す用語ではなく、サイクロンの構造を指す用語です。つまり実際には、それがどこで発生しようが、熱帯(性)低気圧の構造をもつものはすべてトロピカル・サイクロンです。台風やハリケーンなどは、すべて「強い」トロピカル・サイクロンであるという意味では、同一の気象現象に分類されるものです(強さの分類基準)。また一つ一つに名前が命名されるという点も、トロピカル・サイクロンに特有の慣習です。
台風とは、北西太平洋(正確には北半球の東経100度〜東経180度)に位置するトロピカル・サイクロンを指します。台風の分類は中心付近の最大風速を基準としますが、日本基準の「台風」と国際基準の「タイフーン(Typhoon)」とでは、正確な定義が異なることにも注意して下さい。なお世界のトロピカル・サイクロンの中でも「台風」は、発生数が最も多く勢力も最強と言えます。台風には名前が命名されます。
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/w …
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>台風は熱帯→台風→温帯と習って


誰ですか、そんな大嘘をあなたに吹き込んだ大馬鹿者は

まず、低気圧には3種類あります。
・温帯低気圧
・熱帯低気圧
・寒冷低気圧

日本付近でよく見かけるのは「温帯低気圧」で、単純に低気圧とだけ呼ばれることも多いです。
天気図上では「低」と表現されます。
暖気と寒気の温度差によって出来る低気圧で、暖気と寒気の境目に前線をもっており、
衛星画像で見るとコンマ記号のような形の雲をもっていることが多いです。

低緯度地域で生まれる「熱帯低気圧」は夏場、日本にも近づいてきます。
天気図上では「熱低」と表されています。
暖気塊の中で生まれる低気圧で、点対称な構造をもちます。
この熱帯低気圧のうち、中心付近の風速が17.2m/s以上のものを台風と呼びます。

つまり熱帯低気圧から台風に変わる、というのは微妙に間違っており、
台風も熱帯低気圧であることにはかわりありません。
台風の勢力が弱まって中心風速が17.2m/sを下回ればただの熱帯低気圧です。

これらに対して、温帯低気圧に変化するというのは勢力の問題ではなく、
北上したことによって寒気を巻き込んでしまったことを意味します。
温帯低気圧では熱帯低気圧よりも広い範囲で強い風が吹くことがあり、
温帯低気圧になったからといって気は抜けないのです。
しかし一度巻き込んだ寒気が抜けて再び暖気だけになることは滅多にありません。
つまり、温帯低気圧から熱帯低気圧へと変化することはほとんどありません。

寒冷低気圧は今回の話に関係ありません。
偏西風の蛇行によって寒気が切り離されて低気圧性の渦になったもので寒冷渦とも呼ばれます。
天気図上では温帯低気圧と同様に「低」と書かれますが、明確に天気図に描けないこともしばしばです。
衛星画像で見ると、熱帯低気圧にもよく似た点対称な構造をもっています。

熱帯低気圧・台風・温帯低気圧の3つの定義が分かっていれば、あとは判断できるかとおもいます。
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熱帯低気圧は暖かい空気だけで発達し、風速17.2m/sを超えたときに台風と呼び方を変えます。

先般の11号のように日本を縦断後も寒気とであうことなく、暖かい湿った空気のまま衰えて、風速17.2m/sを下回るようになると熱帯低気圧と呼び名を変えます。

温帯低気圧は冷たい空気と暖かい空気がぶつかり合って渦を巻いて発達していきます。天気図では寒冷前線と温暖前線が伴うような低気圧です。例え、風速17.2m/sを超えるぐらいに発達したとしても台風と呼び方を変えることはありません。

温帯低気圧と熱帯低気圧の違いは発生したときの空気の種類によります。

学習された変化は、日本に近づく台風がたどる一般的なパターンとしてまとめられます。北上すれば冷たい空気と出会うから、その時点で温帯低気圧と言い換えるのです。
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台風と熱帯低気圧の違いは最大瞬間風速が17m/sを超えるかどうかです。


中途半端な台風は発達したり減衰したりで、低緯度地域では熱帯低気圧と
温帯低気圧を繰り返すことがあります。
日本付近では空気中の水蒸気量が少ないので、ほぼ減衰しかありませんが。
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